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エッセイあれこれ

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#街角スナップ

凡庸”腱鞘炎”雑記「諦め」

凡庸”腱鞘炎”雑記「諦め」

困っている。困った。右手の腱鞘炎がぶり返した。とても痛い。最近、痛みが薄れて、いい感じに治っていたのに。

サポーターも必要せずとも、それなりに手を動かすことができるようになり、これで一安心だと胸を撫で下ろしていたのに。

昨日あたりから、まともに動かせないほどの痛みに苦しんでいる。

全く手首を動かせない頑丈なサポーターを、再び引っ張り出し、再び着ける。振り出しに戻ってしまった。

いったい、ど

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凡庸”平凡”雑記「伊勢崎」

凡庸”平凡”雑記「伊勢崎」

群馬県伊勢崎市に行ってきた。

もちろん観光ではなく、いつも泊まっていた前橋で宿が取れなかったから。なんでだろう、いつも泊められたのに、今回はダメだった。

そこで、周辺を探し、比較的近い、伊勢崎市に泊まる。

伊勢崎。少し聞き覚えのある街。楽天トラベルで検索すると、意外とホテルが多い。よく泊まる東横インもある。きっと、ショッピングモールがある、小粋な小都市だろう。少し期待する。

ささやかな期待

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凡庸”iPhone”雑記「バッテリー交換」

凡庸”iPhone”雑記「バッテリー交換」


結局バッテリー交換昨日iPhone12 pro maxのバッテリー交換にApple銀座に行ってきた。

新しいiPhoneも考えたが、結局は、予算の関係で手っ取り早くバッテリー交換で済ますことに。

もちろん、Apple信者としては、最新のiPhoneが喉から手が出るほど欲しい。が、ここで一か八かの散財し、返す目処が立たない借金を抱える、そんな、恐怖を散々味わってきたので、ここは我慢。とりあえず

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凡庸”レンズ”雑記「十人十色」

凡庸”レンズ”雑記「十人十色」


最高の50mmNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sを購入してから、楽しく写真生活を送っている。さすが、ニコンのSLine。精細な描写は特筆もの。踏ん張って、手に入れて良かったと思う。右手首の腱鞘炎の痛み以外は。

今手元にあるレンズは、NIKKOR Z 24-70mm f/4Sのみ。今まで頑張ってくれた、40mmは手放してしまった。

ズームレンズがあると重宝するので、これは手元に残してい

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凡庸”街写”雑記「ファム・ファタール」

凡庸”街写”雑記「ファム・ファタール」

長野の軽井沢に行ったのに、全く美しくもない山の上で仕事をして、おまけに石のような雪が降ってきて、写真どころじゃなかった。

軽井沢なんだから、美しいのは当たり前。きっと、生涯語り継がれる、美しい写真が残せるだろうと、期待していたのだけど、目の前にあるのは、灰色に埋め尽くされた、風景。

結局は、一枚も撮れずに、すごすごと山を降りた。軽井沢を去った。

そこで、次にどこに行ったのかというと、長野で泊

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凡庸雑記「暇」人生は長い暇つぶしだからとにかく何やっても暇が潰せれば正解

凡庸雑記「暇」人生は長い暇つぶしだからとにかく何やっても暇が潰せれば正解


自堕落な時間放っておいたら、一日中NetflixやAmazonで映画やドラマ、アニメなどを観ながら過ごしてしまう。

正真正銘の動画廃人。それなりに、面白かったり興味深かったり、感動したり、無尽蔵に、世の中の娯楽という娯楽が、目の前に差し出されるのだから、もうまな板の鯉、なすがままになってしまう。

きっかけは現像ではっ、こんなことではいけない!と、自堕落から動き始めるきっかけをと、とりあえず撮

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 凡庸雑記「五本指」久しぶりに日部ラムファイブフィンガーズを履いた おまけに 甲府写真

凡庸雑記「五本指」久しぶりに日部ラムファイブフィンガーズを履いた おまけに 甲府写真

梅雨も明けて夏になったので、靴箱から引っ張り出したのが、ビルラムファイブフィンガーズ。知る人ぞ知る五本指シューズ。

最近全く履いていなかったので、捨てようかなと思ったのだけど、一万円以上した靴だし、一時期かなり履いたけど、ほつれや型崩れがなくしっかりしているので、そのうちいつか履くだろうと、靴箱の肥やしとなっていた。

梅雨も明けて、猛暑が続いている今日この頃、履くのなら今だろうと、試しに履いて

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凡庸雑記「商売」愚鈍な天才には自信ある商売人が必要?

凡庸雑記「商売」愚鈍な天才には自信ある商売人が必要?

昨日書いた新田氏の写真の話。僕の常識としては、写真家と謳うならば、それで、それのみで生活が出来ていることだと考えていた。

それを、写真で生活するための糧を得ることを、潔いのか、真摯なのか、捨て。写真を撮ること、自分の創作品を、生活から離したことに、頭をガツンと殴られたような感動みたいなものを受けた。

あれほど、人の命に寄り添った、それでいて、他者に対して余計な力みのない、正直、素晴らしいとしか

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凡庸雑記「放棄」林忠彦賞と木村伊兵衛賞を受賞した新田樹氏の話

凡庸雑記「放棄」林忠彦賞と木村伊兵衛賞を受賞した新田樹氏の話

創作したものの価値は、評価の度合いは、すなわちお金であると、感じてしまう。良いのか悪いのか、世の中の純粋な創作に対する表面的な趣向ならば、即答でそんなもんじゃぁないと言うべきだ。だけど。

自然な心の発露を基準にするならば、僕みたいな節操も無い人間は、どうしても、こうしても、財布の厚みを気にしてしまう。

こんなことを書いたなら身も蓋もないが、全く稼げない創造者よりも、ふんだんに稼いでいるそちらの

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凡庸雑記「小都市」 一期一会を逃さないために

凡庸雑記「小都市」 一期一会を逃さないために

今日出張から戻ってきた。少し寂しい小都市から。寂しいけれども味があるというか、変に愛着を感じる気になる街。

仕事で何度か訪れる機会があったが、お客が撤退するとこになり、いよいよ今回で最後になる。別に何も目立ったところがない、それどころか、シャッター街が続く寂れた悲しい街。

だけど、こうしてもう来ることがないだろうと思うと、とても寂しくなった。

最後の思い出として、Nikon Z6で撮影すれば

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凡庸雑記「天国」それは本当に天国なのか?

凡庸雑記「天国」それは本当に天国なのか?

天国というのは誰もが口にして憧れにしているが、実に抽象的で、身勝手なものだ。と、思う。

本人の主観の部分が多い。それに、周りから思い込まされていることもある。そのほうが多いのかもしれない。

良いことなのか悪いことなのかわからないが、多種多様な、自分と他人に関わる、いい加減な世界なのかもしれない「天国」は。

で、こんなことを話しているかと言うと、今ままさに「天国」にいるからだ。

誰もいない家

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凡庸雑記「暇」代休1日、暇な時間、憂鬱気分

凡庸雑記「暇」代休1日、暇な時間、憂鬱気分

なんだかかんだか、代休を取っている。1ヶ月しか猶予がないので、仕事があろうがなかろうが、エイャ!っと取らないと、どんどん消えて行く。

見事なまでの日本の社畜社会人だから、それでも良いのだけど、なんだか取らずにはおられない。もったいないし、癪にさわる。

だからこうして、たいしてやることがなくて、ぼんやりしながらも
自宅で時間を潰している。

と言っても、平日だから急な仕事がお構いなしに入って、数

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NIKKOR Z 40mm f/2がNikon Z6の相棒になって数ヶ月

NIKKOR Z 40mm f/2がNikon Z6の相棒になって数ヶ月

NIKKOR Z 40mm f/2がNikon Z6の相棒になって、数ヶ月経った。

正直、僕のようなお気楽極楽、人目を忍んで写真を撮っている、気弱な写真道楽者には、まさに、天が与えたもう品だと感じている。

そりゃ、ニコンの名レンズ中の名レンズであるところの、NIKKOR Z 50mm f/1.8 SLineを手に入れたなら、美しくも華麗な写真が撮れるには違いない。

だけど、仕事や、散歩の合間

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凡庸雑記「運命」

凡庸雑記「運命」

日頃、僕のことをたいしたこと言わない嫁さんが、この間、なんかの拍子で、姓名判断のことを話し始めた。どうも、彼女は僕の苗字に変わったことで、運勢が最強になったようだ。

俗にいう画数がすこぶる良くなり、帝王運になったと、鼻の穴を膨らませて話していた。

彼女は、占いやら何やらその辺が好きなのと、昔仕事の関係で、少々齧っていた。だから、人を判断するときに、結構、姓名判断や四柱推命を見ている。

物好き

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