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エッセイあれこれ

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2023年2月の記事一覧

凡庸雑記「下品」

凡庸雑記「下品」

名古屋からの帰り、もちろん仕事での帰り、十分疲れて、あちこち寄り道する気力も失せ、惹かれる街の雑踏を撮り狂う気迫も希薄で、帰りの交通機関に揺れる。

一刻も早く帰り、着替え、シャワー浴びて、ごろんと寝転びiPadで映画か、アニメを見たい。

帰りの暇つぶしに、ネットニュースをiPhoneで見ていたら。ぼんやりとどうしようもなく節操なく。

有名な歌手を育てた音楽会社の男が、会社のお金をちょろまかせ

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凡庸雑記「考える」

凡庸雑記「考える」

考える時間を持つことは大切だ。
そう、誰彼なしに言っているが、現代、僕に限らず真の意味で考える事が出来る時間と場所を得るのは至難の業だ。

強く気持ちを固めて、前後左右、未来過去を考えると、意識しないと、ありとあらゆるものが、考える場所と時間をかじり尽くす。

今、こうして一人、家族の買い物に付き合わさた車の中で放置されているが、こんな時こそ、明日の雑務や、その後、山のように予定されている仕事、見

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凡庸雑記「書く」最近観たものと、富士で撮り逃したもの

凡庸雑記「書く」最近観たものと、富士で撮り逃したもの

さて、今日は何を書こうか。書くべきか。書かなくていいか。でも、書きたいか。

毎日いろいろ思いつくのだけど、すぐ、すっかり、忘れてしまって、二度と戻らない。メモでも持って、思いついたらか書けばいいとは分かっているが、面倒になってすぐ辞めてしまう。

そう言えば、この間Netflixで「ONI 神々山のおなり」を観た。

実は、初めの一話を観て切ってしまっていた。子供っぽいキャラクターに馴染めなく、

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黒いZfcとFM2の似ているけど遠く離れた間柄

黒いZfcとFM2の似ているけど遠く離れた間柄

たかが黒されど黒黒いNikon Zfcが発売された。たかが、黒、されど、黒。

シルバーの時は、そんなに気持ちが揺らがなかったのに、この黒は本当にいい。かっこいい。グッとしまって、カメラに成ったと思ってしまった。

どうして、色が変わるぐらいで、こんなにも、いいんだろう。

たかが色、されど色。現実的には何にもかんにも変わりはしない。モノを売るってこととは、たかが色ひとつを侮ってはいけないってこと

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凡庸雑記「映画」

凡庸雑記「映画」

実は、僕は、映画、青少年だった。

中学高校の時から、足繁く映画館に通い、大阪で就職してからも、梅田や難波に一万円を握りしめて、映画館に行っていた。

もちろん、観たい映画が仕事よりも優先されて、時々、サボっては名画座あたりに出没していた。

昔は(いつの間にやら僕が昔話をしてしまうだなんて哀れだ)、味わいのある映画館が、路地の至る所にあり、それぞれが映画を観る雰囲気を醸し出していた。

確かに、

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凡庸雑記「2期」アニメの2期は悲喜交々

凡庸雑記「2期」アニメの2期は悲喜交々

YouTubeに今でも「チェンソーマン」外国のレビューが出てくる。入れ墨ばかりのいかついおじさんが一喜一憂しているのを見ていると、縁もゆかりもないし、実際会うとおっかなくて声なんか掛けられないに違いないが、みょうに親しみを感じてしまう。

彼らが、最終話が終わった後、しみじみと2期まで何年待たないといけないのか。寂しいと話し合っていた。

それを見ながら、僕は、もう2期はないかもしれんよ。と、彼ら

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NIKKOR Z 40mm f/2がNikon Z6の相棒になって数ヶ月

NIKKOR Z 40mm f/2がNikon Z6の相棒になって数ヶ月

NIKKOR Z 40mm f/2がNikon Z6の相棒になって、数ヶ月経った。

正直、僕のようなお気楽極楽、人目を忍んで写真を撮っている、気弱な写真道楽者には、まさに、天が与えたもう品だと感じている。

そりゃ、ニコンの名レンズ中の名レンズであるところの、NIKKOR Z 50mm f/1.8 SLineを手に入れたなら、美しくも華麗な写真が撮れるには違いない。

だけど、仕事や、散歩の合間

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凡庸雑記「運命」

凡庸雑記「運命」

日頃、僕のことをたいしたこと言わない嫁さんが、この間、なんかの拍子で、姓名判断のことを話し始めた。どうも、彼女は僕の苗字に変わったことで、運勢が最強になったようだ。

俗にいう画数がすこぶる良くなり、帝王運になったと、鼻の穴を膨らませて話していた。

彼女は、占いやら何やらその辺が好きなのと、昔仕事の関係で、少々齧っていた。だから、人を判断するときに、結構、姓名判断や四柱推命を見ている。

物好き

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