記事一覧
腰椎④バイオメカニクス
腰椎の解剖に関してです。
今回はそのバイオメカニクスをまとめます。
参考引用バイオメカニクス椎間関節の関節面の傾きが腰椎では矢状面に近いことから、腰椎回旋運動は前後屈や側屈運動と比べると制限を受けるとされます。
それぞれの可動域は
前屈:10°
後屈:3°
外旋:1〜2°
が平均とされます。
カップリングモーションカップリングモーションでは
L1/2-3/4:回旋と反対方向の側屈
L4/5-
腰椎③アライメントと筋
腰椎の解剖に関してです。
参考引用アライメント腰椎には生理的前弯が存在ています。
立位では L1椎体は仙骨直上に位置するとされますので、他の腰椎は仙骨前方に位置することになります。
腰仙椎前弯角は T12下縁/S1上縁 50〜70°前弯、L1椎体上縁/L5椎体下縁44±11°前弯であり、腰椎前弯によって腰椎柱に加わった荷重が広く分散され吸収される構造となっています。
よって、この生理的前弯が消失
外反母趾④足部外在筋
外反母趾に対しての運動療法をまとめます。
今回は足部の外在筋についてです。
外反母趾への運動療法第1中足骨底に停止する筋は
・前脛骨筋
・後脛骨筋
・長腓骨筋
が挙げられます。
前脛骨筋起始:脛骨外側面と下腿骨間膜
停止::内側楔状骨の内側、第1中足骨底
下腿中央部から停止腱が下行
→下腿遠位部で上伸筋支帯の深屈を通過
→足背
→下伸筋支帯の深層を通過
前脛骨筋の筋力強化は、内側楔状骨及び第
外反母趾③足部内在筋
外反母趾に対しての運動療法をまとめます。
今回は足部の内在筋についてです。
外反母趾への運動療法母趾内転筋母趾内転筋は、斜頭と横頭の2つの筋頭が存在します。
支配神経:内側足底神経
・斜頭
起始:底側中足骨間靭帯・長足底靭帯・立方骨・腓骨筋腱鞘
外側種子骨へ付着
・横頭
起始:第3〜 4中足骨頭内側面、中足趾節関節の関節包、深横中足靭帯
外側種子骨へ付着
外側種子骨に付着した両筋頭:第1基節