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頚椎②動き

頚椎に関してです。
頚椎の動きをまとめました。


参考引用

長本行隆. 頚椎のバイオメカニクス. Jpn J Rehabil Med 2016;53:746-749.

可動域

頚椎は、
・前後屈
・左右回旋
・左右側屈
に運動方向を持ちます。

最大可動域
前後屈:C5-6椎間
前屈角度:C5-6、C4-5
後屈角度:C6-7、C4-5
回旋:C1-2 間

カップルドモーション

脊椎の動きを見る際にカップルドモーションは重要です。といっても自分もあまりよく分かってません。
カップルどモーションとは
「ある運動に随伴して 生じる異なる方向への運動」のことです。

頚椎では、軸椎下頚椎で生じます。
具体的には回旋時に側屈を伴うとされます。
椎間関節の形態に規定されて生じ、頚椎の回旋に伴い軸椎下頚椎では回旋と同方向に側屈が生じるとされます。
側屈方向への自由度がある上位頚椎では、軸椎下頚椎と反対方向への側屈が生じ、軸椎下頚椎の側屈を代償しています。

頚椎を側屈でも軸椎下頚椎は同方向への回旋運動、上位頚椎で反対方向に回旋します。


カップルドモーションをどう臨床に生かすか…ずっと謎ではあります。
そのためにも丁寧な触診などが必要ですね。
ただカップルドモーションにも諸説あるっぽいですので、色々文献読んでみます。

ではでは。

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