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腰椎④バイオメカニクス

腰椎の解剖に関してです。
今回はそのバイオメカニクスをまとめます。

参考引用

松尾庸平. 腰椎の解剖とキネマティクス. Jpn J Rehabil Med 2016;53:770-773.

バイオメカニクス

椎間関節の関節面の傾きが腰椎では矢状面に近いことから、腰椎回旋運動は前後屈や側屈運動と比べると制限を受けるとされます。

それぞれの可動域は
前屈:10°
後屈:3°
外旋:1〜2°
が平均とされます。

カップリングモーション

カップリングモーションでは
L1/2-3/4:回旋と反対方向の側屈
L4/5-L5/S1:回旋と同側の側屈

L1/2-4/5:回旋と反対方向の側屈
T12/L1-L5/S1:回旋と同方向の側屈

と、報告によって若干の差異があります。
カップリングモーションのメカニズムはいまだにはっきりと分かっていないそうです。

立位などの中間位での姿勢が影響するとされています。


どのように介入にいかしていけばいいですかね。
よく体幹の協調性運動として骨盤の運動もしますが、腰椎の可動性などもしっかり影響してきますね。

ではでは。

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