【万人受けする会話術】会話はキャッチボールや~言うて【会話例満載】
万人受けする会話術って、
意外と、ポンポン言葉が飛び交うような
テニスではないんですよ。
よく言われるとおり、
やっぱり会話の基本は、
キャッチボールなんですよね。
間違って、スマッシュ(どやっ)とか
打っちゃってませんか?
シラケるからやめてください(笑)
会話がキャッチボールの例
A「今日焼肉食べるんだ~」
B「いいね!俺寿司~」
A「寿司もいいね!」
会話がキャッチボールだと、
相手の言葉を一旦キャッチして
(「いいね!」と返事をして)から、
自分のボール(話)を投げます。
会話がテニスの例
(盛り上がっている場合は
テニスでもOKです)
A「今日焼肉食べるんだ~」
B「俺寿司~」
A「・・・」
会話がテニスだと、
相手の言葉を受け取る前に
自分のボールを打ち返します。
なので、あまり親しくない相手だと、
自分の言葉を無視された、
しかも、ワンテンポ早く返球されたことに、
ビックリしてしまいます。
会話がテニスのスマッシュの例
A「今日焼肉食べるんだ~」
B「俺サーロインステーキ!
焼肉はもう食い飽きたわ」
A「は?」
会話がテニスのスマッシュだと、
相手への気遣いなんて関係なしに、
どや顔で勝とうとします。
会話はキャッチボールなのに、
どやってスマッシュされてもね。
まず、話しかけた人が会話の主役ですから、
主役を奪おうとしないこと。
会話は勝ち負けじゃないので、
お互いのことを思って、
丁寧にボール(言葉)を扱いましょう。
キャッチボールですので、
二人の間に流れる時間が大切なんですね。
相手と同じペースと同じテンションで
ボールを投げ合いましょう。
相手が山投げなら山投げ、
スローモーションにはスローモーション、
クイックにはクイック。
相手にボールが届くように、
分かりやすくはっきりした声で話しましょう。
自信がないので小さい声しか出せない?
ん~、気持ちは分かりますが、
実は声が小さいというのは、
相手に迷惑をかける行為なんです。
まさかですよね💦
でも、事実なんです。
なんでかというと、
声が小さいと、
相手が常に耳を澄まさざるを得ない状況にしたり、
自分の話を一生懸命聞き取らせたり、
相手に聞き取れなかった、
もしくは、聞き取れないかもしれないという
プレッシャーを与えてしまうんです。
もちろん逆に声が大きいのも、
良くないですよね。
声が大きいと、相手を威圧してしまいますし、
相手に精神的ストレスを与えてしまいます。
なので、自分の声の大きさに自信がない人は、
「このくらいの声の大きさで聞き取れる?」
と相手に聞いて、
適切な声の大きさを探っていきましょう。
最初は勇気が要りますが、
相手に負担がかかっているようでしたら、
一生のことですから、
ぜひ一度調整するようにしましょう。
それから、相手のボールがキャッチしにくい時は、
自分から相手に近づいて、相手の思いを感じ取り、
相手の気持ちを代弁して確かめてみましょう。
相性があまり良くない相手との会話例
A「今日●●食べるんだ~」
B「焼肉って言った?」
A「うん。焼肉食べるんだ~」
B「焼肉好きなの?」
A「うん。焼肉は好きだよね」
B「俺は寿司も好きだな」
A「焼肉楽しみ~」
B「それは楽しみだね」
A「うん」
B「そっか。よかったね。
じゃあ、ありがとう。また後で」
相手が誰であろうと、
あんまり楽しくないなと思った時は、
お礼を言って立ち去りましょう。
我慢して、嫌な相手や嫌な気分で、
キャッチボールをし続ける必要はありません。
お互いに不幸なだけですので、
早めに会話を切り上げましょう。
これ、大事なポイントですよ!
キャッチボールしたい時に、
キャッチボールしやすい相手とする。
お気に入りの相手が
キャッチボールする気分じゃない時は
そっと諦める。
それだけなんです。
まずは相手のボールを
しっかりと胸で受け止めること。
受け取ったよっていうことを
言葉にして伝えること。
そうしてから、
相手が受け止めやすいボールを返す。
それの繰り返し。
言葉のキャッチボールが
めちゃくちゃ合う友達に出会えたら、
人生がより一層楽しくなっちゃいますね!😆
それから、もう一つ大事なことは、
相手のボールを勝手に変えようとしないこと。
相手が野球のボールを投げてきたら、
そのまま野球のボールを返す。
バスケットボールを投げてきたら、
バスケットボールを返す。
自分がサッカーボールが好きだからといって、
相手の野球のボールを
無理やりサッカーボールに
変えようとするのは良くありません。
勝手にボールを変える例
A「今日焼肉食べるんだ~」
B「ピザって10回言って」
A「なんでだよ。やだよ」
B「いいから!早口で10回言って」
A「言いたくないよ」
話しかけられた時に、ちょうど自分が
相手と話したい話題があったとしても、
まずは話しかけられた話題を、
最低でも2往復は話しましょう。
なぜなら、相手は自分が渡したボールで、
あなたと遊んでみたい
と思ってくれたんですから。
なので、まずは相手が用意したボールで
2往復キャッチボールした後、
「ところで」という言葉を挟んで、
自分のボールに変えるようにしましょう。
自分の話題に変えた時に、
相手が乗り気じゃなかった時は、
その話題はあっさり諦めましょう。
相手のボールを変える例
A「今日焼肉食べるんだ~」
B「いいね!俺寿司~」
A「寿司もいいね。昨日何食べた?」
B「昨日?昨日はね、えっと、ラーメン」
A「ラーメンか。いいなあ」
B「ところで、ピザって10回言う
ゲーム知ってる?」
A「ピザ?知らない」
B「俺さっきやられてさ、
引っかかっちゃった。やらない?」
A「やってみたい!」
B「じゃあ、ピザって早口で10回言って」
A「ピザピザピザピザ・・・」
相手のボールを変えようとして、諦める例
A「今日焼肉食べるんだ~」
B「いいね!俺寿司~」
A「寿司もいいね。昨日何食べた?」
B「昨日?昨日はね、えっと、ラーメン」
A「ラーメンか。いいなあ」
B「ところで、ピザって10回言う
ゲーム知ってる?」
A「ピザ?知らない」
B「俺さっきやられてさ、
引っかかっちゃった。やらない?」
B「え~。やりたくない」
A「そっか。じゃあ、ちょっと悔しいから、
誰かにやってくるね」
どれだけ気の合う相手でも、
相手には当然苦手なボールがあります。
そんな時はあっさり諦めて、
相手を変えるか、ボールを変えるか、
どちらかを選択しましょう。
自分が楽しいと思うボールを
相手に無理やり投げて、
ニコニコ返球を待ってみても、
相手に楽しいフリを強要するだけなので、
お互いにシラッとした時間が流れてしまいます。
やめておきましょう(笑)
安心してキャッチボールできる相手がいる。
そして、相手が安心して
自分とキャッチボールしにきてくれる。
そんな関係性を大切に継続していきたいですね。
会話はキャッチボールです。
くれぐれも自分がボールを握りっぱなしにして、
一方的に話し続けないように気を付けましょう。
結構やっちゃいますよね。
そんな時は相手にパスを出して、
相手が同じ量を話してくれるのを待ちましょう。
自分のターンが長すぎたと気付いて、
相手にパスを出す例
A「今日焼肉食べるんだ~」
B「いいね!俺寿司~」
A「寿司もいいね。昨日何食べた?」
B「昨日?昨日はね、えっと」
A「寿司といえばさ、新しくできた〇〇寿司に
この前行ってきたんだけどさ・・・」
B「うん・・・」
A「あ、ごめん。何の話だった?」
B「えー、何の話・・・」
A「うん?」
B「何の話だったっけ・・・」
A「うん」
B「忘れちゃった。
ところで、こないだ言ってたさ・・・」
自分ばかりしゃべってしまったら、
すぐに相手に話を振ったり、待ったりして、
相手と自分の発話の量が同じになるように
気を付けましょう。
それでは、皆さん、
会話という芸術を楽しみましょう!
自分も相手もケガをしないように、
無理をしないように、
無理をさせないように、
大切にやり取りしましょう。
暴投してしまったら、すぐに謝って、
自分でボールを取りに行って、
キャッチボールをやり直してください。
人間はしょせん感情の生き物です。
感情が暴投することもありますよ。
相手の暴投を気にしない。
自分の暴投を気にしない。
大丈夫、大丈夫。
お互いさまです😁
安心してキャッチボールをしましょうね。
「Now, let's play baseball!!!」
※会話についての記事はこちら
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