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言葉の光ページ

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皆様の執筆された心に留めたいnote記事を集めさせて頂いております。 素晴らしい作品に感謝です。
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#自分

410.noteと言う世界⑤「コメント欄」は自由な表現の場だが、人を傷つけるコメントはご法度。

410.noteと言う世界⑤「コメント欄」は自由な表現の場だが、人を傷つけるコメントはご法度。

1.noteの中のコメントの世界noteの素敵な機能の中に、「コメント欄」がある。

だけど、そのコメント欄のない人もいる。それも自由。
きっと、コメント欄のない人は作品で勝負している気がする。
また、自分の作品を大切にしている人の場合もある。

「コメント」って、楽しんでコメントしている人も多い。
共感したり、感動して、ついついコメントしたくなる。

いつも読んでいると自然と親近感が生まれて、い

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自分の中の矛盾を、認めたり、愛したり、許したりすること。

自分の中の矛盾を、認めたり、愛したり、許したりすること。

「自分の中に矛盾があっても、人は正しくいようとしていい」



①自分ってなんだろう

 あたいのエッセイをまだ読んだことがない人のために言っておくと、あたいは老け専のゲイだ。老け専とは「老けている人専門」の略語で、厳密な定義は無いけれど、ゲイ業界ではおじさんやお爺さんくらいの年齢に惹かれる人をそう指している。

 老け専は、世間的に少数派であるゲイセクシュアル当事者の中でもさらにマイノリティな

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【映画評】「SWALLOW/スワロウ」自分で決めるということ

【映画評】「SWALLOW/スワロウ」自分で決めるということ

※ネタバレしてます。ご注意ください。以下の画像以降から始まります。

トランスジェンダーに"なる"――自我と決定権の不在

 先日、大手出版社によるヘイト本発売騒動があり、その恐ろしい本は発刊中止となった。トランス当事者として悲しみ、出版業界にいるものとしては呆れたが、気になったことがあった。
 トランスヘイトのひとたちがいう「突然トランスの思想になる」「“性転換”する奇妙なブーム」「(行き過ぎた

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孤独との距離感

孤独との距離感

 古いCDを、ふと思い出し、かけてみた。
 クスコというドイツのユニットの、幻想的なインストゥルメンタルの楽曲とか、バッハの名曲集、エンヤなど。どれも20代~30代のころに聴いていたアルバムで、なかには20年以上前のものもある。
 当時は、孤独だった。

 ひさしぶりに耳から流れ込んでくるそれらの音は、単に懐かしいというだけでなく、当時の空気感のようなものをまとっていて、私の領域のしばらく触れてい

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