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2024年3月の記事一覧
溢れる「過剰流動性」の "器" - 「逆イールド」の米国債 → ナスダック → ビットコイン、日経平均、そして...
2023年、シリコンバレー銀行(SVB)やシグチャー銀行を吹き飛ばした米国債の "暴風雨” 。早期「利下げ」騒ぎで「逆イールド」を形成したが今や完全に行き詰まり。相場のダイナミズムを失っている。大やられした米銀もFRBの監視の目が厳しくなり米国債の "器" は一杯。商売あがったりである
低調な米国債市場と歩調を合わせるように、相場を牽引してきたナスダックや ”マグニフィセント7” も上が詰ま
勝手が過ぎるヨーロッパ - 拙速な「利下げ」は危険
もうECBは完全に「利下げ」前のめり。全くこの人達は何を言っているのだろう。どうもきっかけは天然ガス価格の急落のようだが正直腹が立つ。そもそも「戦争」の引金になったのはロシアへの過剰なエネルギー依存。アメリカからバカ高いガスを買わされてイライラしているのは判るが自業自得。そう考えるとメディアを使って「停戦」へ導こうとしているのは見え見え。舌の根も乾かぬうちにロシアと手を結ぶのではないか
ヨー
ヨーロッパから聞こえてくる ”悲鳴” - AI相場は高速回転の ”インフレマシーン”
ECBは大方の予想通り政策金利を据え置いたが「インフレ率」の見通しを引下げた事から一時ドイツ国債等買われ金利が低下。やはり中国・ロシア傾斜のツケは重く本当に景気が悪いのだろう。フランス、イタリアなどラテン国家群を中心に「早期利下げ」を求める ”悲鳴” が聞こえてくるようだ
これに対しかつての「世界のタカ」ブンデスバンク(ドイツ中央銀行)一派は拙速な「利下げ」には真っ向反対。中国傾斜で景気が悪