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オペラ座の怪人が好きすぎてヤバい。
あーーーーーーーー本当に好き
好きな人の名前すら愛おしくなる感じと同じで『phantom of the opera』って題名すら愛おしい。
4Kデジタルリマスターって本当に素晴らしいですよね
『さらば我が愛』も4Kで観られて本当に感謝してる。この時代に生まれたからこその特権だと感じる。正しい文明の使い方だと思うこれが。武器とか戦争でなく、文化やその物語をより繊細に映し出せる。本当に素晴らしい。
君たちはどう生きるか
『君たちはどう生きるか』 初見
私たちはどう死ぬのだろうかと思う。どう生まれてどう生きてどう死ぬのだろう。
これをエンタメとして昇華した宮崎駿が凄い。
今までジブリ、好きでも嫌いでもなかったんだけど一気に好きになった。凄かった。
でもこれ多分大学に入る前の私には意味がわからなかったと思う。めちゃくちゃに民俗学的視点で、だからこそああだからここが繋がるのかと、幾度目かは分からないけど、大学で私がや
やっぱり生きるのって難しい。
自転しながら公転する 山本文緒 初読感想
まず、この物語はどんでん返しです。
私、どんでん返しって言葉がものすごく苦手なんですよ。特に本の帯なんかに付いていると最悪。
「本の帯に“どんでん返し”って書いちゃったら「ああこの本は最後にひっくり返るんだな」ってわかっちゃうじゃん!!読む前のネタバレ極まりない!!」
って一生思っています。最近ならあの壺が割れる本とか。特に。
なんですが、この本は自信
愛は、愛を信じていない人間しか表現しえない。
全部ゆるせたらいいのに 一木けい 初読
バッカ泣いた アホみたいに泣いた
ベローチェで最後のラストスパートかけたらアホみたいに涙止まらんかった。最悪だけど最高。
一木けいさん。『1ミリの後悔もない、はずがない』めっちゃ気になってたのよ。まだ読んでないんですが。なんで『全部ゆるせたらいいのに』を先に読み始めたかというと、本の帯の桜木紫乃さんの、「愛は、愛を信じていない人間しか表現しえない。喝采だ
私たちは無知に殺されようとしてるの。
ほんとうの花を見せにきた 桜庭一樹 感想
笹の擦れる音とあったかい朝ご飯の匂いと、何かが少し焦げた香りが私を苦しくさせた物語だった。
桜庭一樹さん、昔に読んだゴシックを途中離脱した記憶がただただあって、大学の読書好きの友人がある日唐突に渡してきたのがこの本でした。ちなみに図南の翼をその場で買って返した。
心の凹凸にあり得ないくらい嵌る物語で、読んでて気持ちよかった。電車の中で読んでたけど、途中で
漂舶の初読が衝撃すぎて海神を読み返した
初読の時は斡由に対する尚隆の想いが衝撃of衝撃すぎて正直何も覚えてないんですけど(え?)海神を読み返しての漂舶をもう一度冷静に読むとこの短編、改めてヤバい。
あと、初読の後に三官吏で尚隆の下に残ってるのは朱衡しかいないと聞いてそれもめちゃくちゃダメージ受けてるんですけど たしかによくよく思い返せばアニメ版も陽子は朱衡しか会ってないわと思って「ひぇ〜」となった。
えなんでどこに行ったんですかみなさん
映画 フルーツバスケットprelude 初見感想
映画見て開始5分から2時間永遠に泣き続けて意味わからなかった……語ります。
私の倫理観とか道徳って大きく分けて何個かの作品によって構築されてて、その一つがフルーツバスケットで。(妖アパ、るろ剣、十二国記、彩雲国物語を主体として)
どうしても私とフルバを切り離すことはできない人生を歩んできたわけですが1番初めにフルバを読んだのは小学校2年?4年生だったかな?
夾君の言った「幻滅だ」という言葉も分から
流れ血から学ぶしかねえんだよ
ミュージカル刀剣乱舞 『静かの海のパライソ』 初見
死ぬよ、って言われてるパライソと江水見ました。
結果、死んだ。
すっっっっっっっっっっっっっっごく良かった。
今の時代だからこそ全人類に見てほしい舞台だった。
私たちは思想と思想のぶつかり合いが避けられない生き物だからこそ、パライソ見てほしいなって思ったし、その思想を感受しやすい現代だからこそ見てほしいって思う物語でした。
友人とカラオケでぶっ
どうかこの物語が、あなただけのものでありますように
住野よる 『腹を割ったら血が出るだけさ』初読
うっかり作者最高傑作作り上げてて凄い。住野さんの作品で一番好きだった。今までは『か「」く「」し「」ご「」と「。』とか『また、同じ夢を見ていた』とかも好きだったけどこれがダントツで好きになった。
住野さん、膵臓で馬鹿売れして、しかもそれがデビュー作だったから多分苦しいだろうな〜ってずっと思ってたんだけどそんなの屁でもないくらい新作が良かった。
物語を
小野不由美 十二国記『漂舶』 初読
【漂舶】
漂舶……やっと読めた………
今まで存在は知ってだけど手に入れる手段がなく……
ここまできたらあとは国立国会図書館に寄贈されてる伝説の同人読みに行かないとなと思ってます。
それは置いておいて漂泊。
延の話だとは知ってたけど閑話休題みたいなほんわか話だろと思ってたら、(十二国記にほんわかを求めるな)まさかの斡由がこんなに関わってくるとは思わず。
海神の読み方も180度変わる短編で、まさかか