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350.出会う人を変えるだけで、私の目の前の世界を簡単に変えることができる!

(3)人生に奇跡を呼ぶ方法

1.別の世界へ


子どもの頃、coucouさんは夢見る少年だった。
毎日、その夢の世界を旅し、その夢の世界を描き続けていた。
 
その理由は、今の世界から脱出して、別の世界に行きたいと真剣に考えていたからなんだ。身動きのできないcoucouさんは、coucouさんの出来る限りの想像力を駆使してあらゆる世界に出向く。
 
例えば空を飛んで上空から自分のいる場所を眺め、
さらに上に登り町全体を眺めてみる。

その時のcoucouさんは鳥となって、自由な翼を持って、
自分の意志で飛び回るんだ。

あるときは、地中深く潜る。そのときはモグラに姿を変身する。
水や海の中では魚に変わることもできる。

あるときは宇宙まで飛んで月を歩く。
まだ、幼いcoucouさんだから想像力にはおのずと限界がある。

それは、体験や経験がないからね。
そのため、coucouさんの想像力は目に入る景色や人、
絵や写真から膨らませるんだ。

でもね、その中には恐ろしい世界もある。
それは真っ暗闇、唸り声だけの世界、
姿の見えないどろどろとした世界だった。

そのため、その世界にはできる限り近づかぬようにした。
 
あるときcoucouさんは、馬になり大草原を走り続ける。
この馬はどんな坂道でも、絶壁の山々でも簡単に上ることができるんだ。
何よりも素晴らしいことは、早いスピードなんだ。

でも、coucouさんの想像力には、どうしても限界が出てきた。
知識や経験、体験がないから、その世界にはいつも自分一人。
話す相手がいないことに気づいた。
 
そこで、coucouさんは、架空の友人たちを作ることにした。
これで話し相手に不足がなくなった。
ただ、話しているだけでは飽き足らないので、あるストーリーを考えみんなでゴールを目指す競争をすることにした。

これは数年間続いた。

現代でいえばスマホゲームの想像版かもね。
違いはcoucouさんの頭の中だけの闘い(ゲーム)だから。

あるとき、あまりにも夢中になりすぎて、高熱が出たくらい熱中したことを覚えている。(他人から見たらその姿は狂人でしょうね)

やがて、学校に復帰して、
社会に出るとそのことをすべて忘れ去った。

それは、バーチャルな世界ではなく現実の世界に入ったからなんだ。
 
そして60年の時を越えて、ある不思議な現象を体験した。
体験というとおかしければ、見方が大きく変わり始めたんだ。

それは、誰もが簡単に、
今の世界を切り返ることができる、ということだった。

プチトマトの花©NPО japan copyright association Hiroaki

※「ミニトマト(プチトマト)の花言葉」は「完成美」「感謝」と言われている。どうしてかな~それは、きっと小さいのに美しさを感じさせてくれて、小さな可愛い、甘いトマトに感謝したくなる気持ちからかもね。

 


2.世界を変える方法


みなさんは「ヒンズー教の教え」を知っている?
ここでは別にヒンズー教の教えをお話しするわけではないけれど、あくまでも参考。
 
「心が変われば、態度が変わる。態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。運命が変われば、人生が変わる。」
                  ヒンズー教の教えの一文より
 
この言葉は、「心(考え方)」が変われば世界が変わる、
世界の見方が変わるという意味ですね。

coucouさんは、学生の頃に何気なく見て覚えていた文だけど、
まさにその通りだと実感できたのは、つい最近のことだった。

それはね、私たちが何気なく生活している世界は、
たった一つだと思い込んでいた事なんだ。

どうして、そう思うのかというとね、
私たちの現実は自分の目、自分が感じたものだけが、
すべての世界だと勘違いしてしまうからなんだ。

どうして、勘違いするのか、というと、
自分の目で見たこと、感じたことだけが現実だと思うからさ。

実際の世界は、世界中の人口以上の数が存在している。
2015年で75億人、日本人の人口は1億2435万3千人(平成31年1月総務省統計局)。東京都の人口は13,857,443人(平成31年1月東京都)。では、coucouさんの住んでいる街は約57万人。

ここで、どうして人口を出したのかというと、75億人の世界が存在している。75億人の世界がある、ということなんだ。
 
私たちの世界は、そのたった一つだけなんだよね。
 
例えば、75億人の1人がこの世から去れば、1つの世界が消え去る。
大きく考えると複雑になるならば、1人の子どもが生まれると、新しい世界が増える事になる。
この方が分かりやすいかもしれませんね、
つまり、たった一人が人生を変えてしまう可能性があるということなんだ。

アイストゥインクル花©NPО japan copyright association Hiroaki

※パープルの花びらに白いラインが綺麗なスーパーベナ「アイストゥインクルの花言葉」はね、とてもすてきなんだよ!美女桜とも呼ばれている。「私のために祈ってください、家族の和合」です。 良く、小さな花が沢山咲いて、期間が長く、雨や病気にも強い種類なんだ。いいね~


3.世界は人との出会いで作られる


さらに、わかりやすくお話しすると、例えば大好きな女性がいました。二人は愛し合います。そこには二人が共有する世界が誕生します。
 
今まで、1人だけで見ていた世界を2人で見るようになるのだから、
まるで世界観が変わるのが分かるはず。

でも、その2人が離ればなれになると、互いの共有した世界観は過去のものとなり、もとの1人だけの世界観に変わってしまう。

その離れた女性や男性が、別の人と付き合うと、別の共有した世界が生まれる。当たり前の話だけれどね。(まさに「心(考え方)(見方)」が変わるということですね)
 
例えば、長い間付き合ってきた友人以外に、
新しい友人ができた場合、
新しい友人とともに新しい世界が共有される。
このように付き合う相手が変わるだけで世界が変わることがわかる。
 
好きな人と出会うと考え方や運命が変わるよね。

人生観や生活観も変わる。
子どもが生まれても同じだね。
ましてや、孫が生まれればなお世界観が変わる。
同時に、夫婦2人が離婚したり、再婚したりしても考え方や運命、世界観は変わることがわかる。
このように、出会いと別れが一番わかりやすいかもしれませんね。
 
coucouさんの場合は、父の死、友人の死、
多くの人たちとの別れによってこの世界観を気づいた。

coucouさんの父がこの世からいなくなる、
生きている間には、想像し覚悟ができていたとしても、
実際にこの世からいなくなると、まるで日々の世界観が変わってしまった。
 
妻を失う、夫を失う、子どもを失う。
昨日まで楽しく過ごしていた人が今日からこの世に存在しなくなる、
それだけで世界観が変わってしまう。

生きている間は、つれなく接してきたが、実際にこの世を去ると後悔ばかり、何よりも自分が考えている、自分の世界からその人が存在しなくなるのだから、自分だけが考える世界観など簡単に消え去ってしまうんだ。

 いつもそばにいた人がいなくなる、
それだけで、簡単に風景が変わってしまうんだよ!

ランタナ©NPО japan copyright association Hiroaki

※「ランタナの花言葉」は、「心変わり」「合意」という意味だそう!
黄、オレンジ、赤などの鮮やかな小花が半球形に群れるように咲くランタナ。外側から内側へ咲き進むにつれて花の色が変化することから和名では「七変化(シチヘンゲ)」と呼ばれている。
そう、心が変われば、ものの味方も変わる、ものの見方が変われば、風景が変わる、そんな心変わりもいいね。


4.風景が変わる


世の中には「暗い人」と「明るい人」がいますね。

もちろん「明るくもなく、暗くもない人」もいるけれど、
ここでは2つに分けて考えて見た。

例えば、自分が「暗い人」であっても、
「明るい人」と会うと明るくなることができる。
逆に「明るい人」が「暗い人」と会うと、暗くなる場合もあるよね。でも、ここではそれでも「明るい人」のお話し。
 
とても男っぽくて、さっぱりとした女性と出会う、
くずぐずと考えがちな、女性っぽい男性が出会った。

さっぱりとした女性にとって、
ぐずくずが嫌いな性分。
でも、そのぐずぐず男性は、その女性を好きになることによって、
さっぱりとした男性に変わる場合がある。
 
この場合「暗い人」が、
「明るい人」に飲み込まれたかのように変身し、
世界観が変わる。

すると、その世界観がどう変わるのかというと、
「明るい人」が見る世界、風景が見えるようになるんだ。

環境で人を変えることもできるけど、人間同士でも互いに影響し合うことで見る世界、感じる世界、風景や世界観を変えることができるんだ。
 
それは、相手によって、
想像する世界観を変えることができる、ということなのさ。

そう考えれば、私たちはこのように、
誰もが簡単に別の世界の扉を開くことができるんだ。


出会う人をほんの少し変えるだけで、私は変わる
Just a little change in the people I meet will change me

過去と未来をほんの少し変えれば、私は変わる
If I change the past and the future a little, I will change.

世界がほんの少し変わるだけで、私は変わる
Just a little change in the world will change me

人生をほんの少しだけ変われば、私も変わる。
If you change your life a little, you will change me too.

そう、全部自分で変えることができるのさ。
Yes, you can change everything yourself.


                                                                          coucouさんの言葉より
                     From coucou's words

プチトマト(ミニ)©NPО japan copyright association Hiroaki

※「ミニトマト」と「プチトマト」は同じもののようだけれど、正確には違うそうだ。ミニトマトは、重さ10~30g程度の小さなトマトの総称。一方、「プチトマト」はミニトマトの中の品種の一つ。「ミニ(mini)」は英語、「プチ(petit)」はフランス語で「小さい」「小型の」という意味であるそうですね。


©NPО japan copyright association 

coucouさんです。ごきげんよう!

coucouさんはね、よく考えると、子どもの頃から、
人生の半分近く病気だった気がする。

別に身体が弱かったわけではないのだけれど、いつも、わからない病気、病名が多く、大半が原因不明扱い。

だから、いつも病院通い。

ただ、いつも思うけれど、coucouさんは、お医者さんが信じれない。
すべてではないけれど、お医者さんには患者の痛み、苦しみ、辛さを感じる人があまりにも少ない。
そうだよね、患者にならないと、体験や経験もないのだもの、無理だよね。だから、患者自身が医師のいいなりではなくて、しっかり勉強しなければならないと思う。


coucouさんは子どもの頃からよく熱を出し、母に背負われながら病院に運ばれていた。そのたびに痛いペニシリンをお尻に打たれ続けた。
でも、熱が出るたびに打ち続けられて、その薬は効かなくなってしまった。

すると、さらに強いクロマイシンという解熱剤を打つ。
でも、やがてそれも効かなくなる。
母にしてみれば高熱が出るたびに不安と心配が重なり、すぐさま病院に連れて行くという習慣があった。

そう、行けば安心。

お医者さんが注射を打たないと不安になり、打ってくださいと頼む。
薬が必要なければ、何か薬を出してくださいと哀願する。

やがて、coucouさんは副作用で苦しみ続け、学校を休みがちとなり、抵抗力を失う…。
この頃からcoucouさんの吐く息は薬くさいといわれていた。

だけど、母には罪はない。

ただ、今の567を見ていると、coucouさんの必死な母親の姿が重なる…。

悪意などない…。

でもね、あの頃の時代と、今の時代はまるで違うよね。
だって、ネットで何でも調べることができる時代。

子どもたちを薬漬けにしないでほしい、と願うcoucouさん。

coucouさんはね、病院嫌い!
嫌えば嫌うほど、病院には好かれてしまう。
嫌だと思えば思うほど、病院に愛されてしまう。

もう、頭にきた、coucouさん。

ならば、嫌うのをやめて、好きになることは難し行けれど、愛する努力をしてあげよう、と思うことにした。

昨年の12月に続いて、また入院、手術。

再発、転移だって!

ふざけんなよ~

その大きさなら、12月の時点で発見できたはずだし、
再発、転移じゃあない…。

医師からの説明で一時、落ち込んだcoucouさんだったけれど、簡単には言いなりにはならないよ!
その分、お医者さんよりも知識を身に付ける勉強を始めた。

自分の身体は自分で知り、守らなくちゃね!



これも、奇跡なんだね。

ここまで、読んでくれてありがとう!

また、あしたね~

今日も、明日も、良き一日でありますように!
みなさまに、奇跡の雨が降り続きますように!




 

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