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389.少しばかり、速度を落として減速して、安全運転に切りかえたのさ~

(3)負けない心
1.人を納得させるビジネスのコツ

 多くの人たちって、話をすることが好きな人たちが多いね。

お互いが楽しい話であれば何十分、何時間と話してもおもしろいかもしれないけれど、現実にはつまらない長い話が多い。
それに、話しというものは長く話したからといって、相手にそれだけのことが伝わるとも限らないものだもの。

だから、伝えるってことは何も話すことだけが伝わることじゃあなくて、聞くということが、自分の考えや相手の考えを理解することだと思う人が少ないのかもしれないね。

「人を納得させるコツ」は、聞く力、質問する力にあることをベンジャミン・フランクリンは唱えている。(※前号作品№388.「いくら、正しいことを伝えたって、この時代、誰も聞いてくれないのさ!」参照)

「100ドル札」ベンジャミン・フランクリンの肖像より

デール・カーネーギーの言葉の中でも、「世の中で、人にあることをさせるように口説く方法は、たったひとつしかない。それは、その人が何となく自発的にそのことを実行したくなるように、上手に道案内してやることである」と述べている。

こんな人も見かけるよね。

確かに言っていることは正しい、理論も知識もしっかりとしている。
だけど、まったく相手に自分の考えが伝わらず、さらに、相手から反感を得てしまう場合もある。(悪意はないのだけれど)

このようにせっかく相手のことを考えて話したことであっても誤解されてしまう場合もあるよね。
だから、言葉が簡単になればなるほど、言葉って、とても難しい時代。

「私、今こんなアイデアを考えているのだけど、こうしたいと思っている・・」

こんな人がいる、こんなときにどう対応して、
どう答えていくのが良いのかな?

「そのアイデアはねえ、こうして、ああして、こうなればいいのよ!そうしないとダメ!ここのところは注意して、最終的にこうすればいいと思う…」

普通、こんなアドバイスをしている様子がよく見受けられるよね。
でも、相手はそのアドバイスを喜んで聞き、理解しているかといえば違う場合もある。

つまり、逆の場合もある。
逆の場合って、その親切心、好意であっても、相手に反感を与えている場合もある。

一見注意して聞いていると、相手のことを思い、考えているアドバイスに見受けられるけれど、このようなアドバイスのダメなところって、どこだろうね?

私たちは相手より知識や経験の多い部分があると、つい話したくなる(説明したくなる)。
もちろん善意で、好意をもって、自分の知識が相手に役に立てば嬉しいと思いがちとなり、「こうしたほうがいい」、「ああしてみたらどうか」、「こうしなければダメ」とアドバイスする。

もちろん、好意でアドバイスすることだから何も悪いことはないのだけれど、結果として相手から良く思われなく、反感を得る場合があるんだ。

実は、この好意が正しければいいのだけれど、誤っている場合は良く思われなく、反感となってしまうんだ。
それはね、もちろん、悪意なんてないけれど、その好意の言葉の中で、相手を否定してしまっているからなんだ。

簡単に言えば、相手のそのアイデア(考え、気持ち)を受け入れて、相手が意見を求めてきたり、質問が出た場合にアドバイスすれば、その好意が伝わるのだけれど、「否定」から入ると、正しい意見でも受け入れられなくなってしまうという心理があるからなんだ。

さらに、その誤った好意が、自分の考え方の押し付けであったり、決めつけであったり、相手を否定してしまっているのです。
人は否定しているつもりはなくとも、結果、否定となったり、否定されたと感じた相手は、その人を否定してしまう恐れがあるからね。

ベンジャミン・フランクリンの肖像より

 

「たとえ、善意の賢明な人たちであっても、われわれに対して演説するときの態度が独断的であったり、傲慢であったりすれば、その意見のひとつひとつに対して、とかく反対や妨害を受けがちであるから、自然、自分の持っている最もよい考えでさえ遂行する力が弱められることになる」
                   「フランクリンの言葉より」

 

知識や智恵を持つと人は相手より自分の方が上に感じてしまい、ついつい上の立場に立って教えようとしてしまう。
教えようとすると独断的であったり、傲慢であったり、言葉使いがきつくなったりする。
そして、自分の意見の正しさが、相手を否定してしまい誤解を与えてしまう。そして、自分の思い通りに相手が考えなかったり、行動しなければ腹が立って、アドバイスする者が、終には怒り出したりしてしまうようだ。

これでは自分の考えが正しくとも相手にはまったく伝わらなくなり、さらに誤解までも与えてしまう恐れがあるよね。

このような場合は最初は、相手を肯定し、理解することが相手を納得させることなんだ。

 

アドバイス(助言)ってね、とてもむずかしいことだけど、「相手を決して否定しない」という考え方が、相手を理解することになる。つまり、好意、善意のアドバイスの中に否定を取り除くことが本来の「良きアドバイス(助言)」になるんだよ。

このようにほとんどの会議や議論、アドバイスは相手を否定してしまっているところから誤解が生じ、自分の考えがまったく伝わらないというケースが多い。

では、どうすれば、自分の考えを正しく伝え、誤解を最小限にくい止めることができるの?

「わたし、今こんなアイデア考えているけど、こうしたいと思っている・・」

まず、このような相談事に、最初から自分の考えを意見し、こうすればいい、ああすればいいという結論的なことを言わないことですね。

(※注・ここでは「アイデア」としていますが、「その人の考え方」「悩み」「相談ごと」「迷い」と、その他、すべてを含む)

 

「ああ、そう。どんなアイデアなの?」

「どうしてそうしたいと考えているの?」

「どのようにしてみたいの?」

「どのようなことに注意しているの?」

「最終的にはどうしたいの?」

このように自らが結論を出すのではなく、すべて質問形式にして、相手の話を、考えを聞く。これは議論や会議の席上でも同じ。
自らの考えや意見を言うのではなく、相手の考えや意見を徹底として聞くことが、相手を納得させるコツなんだ。

 

「人は自分の考えや意見を聞いてもらうことにより自らが納得し、人の考えを聞き入れ、信頼となる。」

 

どう? あなたは結論を急ぎ、その結論にならなければ腹が立ち、自分の思う通りにならないイラ立ちが、相手から反感を買って誤解をされていませんか?

©NPО japan copyright association

coucouさんです。
みなさん、ごきげんよう~

coucouさんの若い頃は、とてもせっかちで、何ごとも結論から話してくれないと、ついイライラしてしまう上から目線者だった。

それで何も問題のない時代だったけれど、長い目で見ていたら、結果、相手を否定し続けていたんだ。

だから、coucouさんの考えは相手に伝わるけれど、相手の考えがなかなかわからず、正しいことを伝えても現実には理解されない場合、誤解される場合が多かった。

それでも日々、忙しく、反省などしている暇もなく、ただ、ただ、猪突猛進し続けていた。

結果、フランクリンではないのだけれど孤立してしまった…。

それ以来、喉まで答えが出ていても、静かに、静かに、我慢して、まずは相手を受け入れて、肯定し、相手から望まれるまではアドバイス(助言)はしない、というコンサルに切り替えた。

coucouさんのスピードと相手のスピードがあまりにも違いすぎ、いつもせっかちなcoucouさんだったけれど、今は、かなりの速度を落として、相手が少しばかりイラつくぐらいにしてから答えを言うようにしている。

だって、coucouさんの言葉で相手の人生を否定してしまったり、傷つけたりしてしまうより、まず、本人が自立しなければならないことだし、求められて初めてcoucouさんの出番だと思うようになった。

そう、受け入れることなんだよね~
そう、少しばかり、速度を落として減速して、安全運転に切り替えたのさ~

ここまで、読んでくれて、ありがとう~
「負けない心」おつきあいよろしくね~
また、あした~

いえ~
まだ次に続くよ~
下を見てね~

11人目の「ノートに神さま」


coucouさんのホームページ登場!できたて~

 

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さて、「noteに神さま」。
無限だね~
でもね、coucouさんの大切な情報源、coucouさんを救ってくれている神さまからのメッセージをいただくnoteの世界。

本日は11人目(順不同)。

この「負けない心」のシリーズはね、どうしょうもない、100年に一度の大不況、壊れた世界。
腐りきった世界の中で、私たちは事実、真実を学んで、思い込まされたことを自らが外す。それによって、100年に一度の好機として捉えて、新しい時代をみんなで生き抜く。
そんな世界を目指しているcoucouさん。

11人目の「noteに神さま」を紹介~

その人の名は「皇帝ペンギン」さん~

不思議な~不思議な~皇帝ペンギンさ~ん。

いつも、応援、ありがとう~

勝手ながらのご紹介、大変失礼を致します。

「皇帝ペンギン」さんの独自の情報収集はしつこいくらい天才的。おそらく一作品の制作に対する時間は膨大なものだと推測。事実、証言、資料を見ているだけで一日が終わってしまうくらいの物量。もしかすると、いつかこの皇帝ペンギンさんの記事は潰されてしまうのではないか、と少し心配している。

でも、聞いてほしい、多数派の考えよりも、少数派のマイノリティに真実があるということを。

皇帝ペンギンはドキュメンタリー映画もあったけれど、零下数十度の冬の氷原で繁殖を始める。このためコウテイペンギンは、「世界で最も過酷な子育てをする鳥」として知られている。

皇帝ペンギンたちは行進して、どこまで歩き続けるのだろう…。

皇帝🐧ペンギンさんの言葉より

・ベルーガも好き❣️ / ・〜🌏✈️〜 回遊大好き❣️🐧 / ・面白い⁉️&面黒い⁉️メルマガ などなどを転載の巻〜✍️🐧 / ・なんと言っても、兎にも角にも、【米中合作ファウチ・ウィルス⁉️コロナ💉茶番🍵】が、1日も早く終わりますように… 🙏🐧💦



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