マガジンのカバー画像

心に留めて、時々読みかえしたくなるモノ

14
心にグッときたnoterさんたちの素敵な記事をまとめていきます。
運営しているクリエイター

#日記

苦労したから偉いなんてこと、ないんだよ

苦労したから偉いなんてこと、ないんだよ

おもしろくもないこと嬉しくもないこと、感銘なんか受けもしないことに愛想笑いばかり振りまいていた自分が、一番しょうもなくて、一番つまらなかった。

「ああ、しょうもないなほんとうに」と独り言を言って、自然と出てくる大粒の涙にがっかりしては、それでも満たされなかった。

自暴自棄になってしまえたら楽なのに、と思うことは数えきれないほどあった。

引くほどすべてに誠実に抜かりなく人生設計を立てて計画的に

もっとみる
涙の静けさと強さ。

涙の静けさと強さ。

2022.10.24-----

私は理由もなく涙が溢れ出すときがあります。
それが社会人になってから増えているように思うんです。未来に対する不安なのか、恐怖なのか、何からくる涙なのかわからなくて、苦しくなるときがあります。

今日がその日でした。突然溢れ出す涙。大切な人と電話をしているときでした。大切な人は、いつもより疲れていて、眠そうで、だから早めに寝た方がいいと分かっていました。でも、何かを

もっとみる
愛も優しさも武器にならない

愛も優しさも武器にならない

自分の正しさを信じ込んでいる人は恐ろしいというような言葉をどこかで目にして、「確かにそれはそうだ」と思いつつ、少し違和感を覚えた。

これはほんとうに個人的な考え方だから、賛否ありそうだけれど自分が正しいと思うことや自分の正しさを信じること自体はそれほど恐ろしくないのだと私は思ってしまった。

ほんとうに恐ろしいのは、その自分が信じている「正しさ」や「正義」を誰かへ強要し、支配しようとすることだと

もっとみる
心だけは等しく自由だよ

心だけは等しく自由だよ

なにを思っても、なにを感じていても、
自分の心だけはぜったいに自由。

『自由にできるのだ』と、たまに強く思っておかないと、忘れてしまう気がする。
世の中には、色んな人がいて、色んな決まりがあって、色んな体裁があるから。

例え、それがとても不謹慎なことでも、言葉に出すと棘があることだとしても、ぜったいに考えてはだめとされているようなことでも、だ。

皮肉なことに(?)心の中で思うだけならば、誰に

もっとみる
好きの解剖なんて、できっこない

好きの解剖なんて、できっこない

物に対しても人に対しても植物に対しても直感的に感じる「好き」を信用している。そういう直感で感じる好きは、頭で考えるより先に身体が反応してしまうような好きを伴う。

「この人のことが好きだ」と感じる人とは、絶対に仲良くなってきた。自分が好きだと感じた人には積極的になるからかもしれないけれど。ここでいう好きとは恋愛的な好きとかに限定しない好き。

幼馴染とは、物心つく前から一緒にいるから、仲良くなろう

もっとみる
違うよ、もっと楽しいことを見つけたの

違うよ、もっと楽しいことを見つけたの

中学生になるまでは健康優良児みたいな体をしていたくせに、中学生から徐々に身体が弱くなってしまった。

最初は精神的なものからくる身体の症状だと思っていたから、きちんと病名を持った先天性だと言われて驚いた。

不思議なことに、身体の症状が顕著に現れる日は精神状態は安定していたように思う。

次第に、学校には好きなときにしか行かなくなった。

いじめられていたわけでもないし授業についていけないわけでも

もっとみる