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【詩】 「やっぱり 夏かぁ!」
「やっぱり 夏かぁ!」
陽射しを避けて
歩いていると
すれ違いざま
靴の紐が 解けてるよ!
って
声を掛けてきたのは
見知らぬ金髪の
イカしたおねえさん
あっという間に通り過ぎて
遠くの方まで
へぇっ と変な声を
出してしまったわ
冷や汗ついでに
暑さから逃れたくて
飛び込んだコンビニ
居たのは
オリーブ色のTシャツに
白い
シースルートップスのきみ
やっぱり 夏かぁ
とろける熱い夏
【詩】 「静謐の風が鳴り響く街に」
「静謐の風が鳴り響く街に」
あそこも ここも
追われている人達
白煙の中 ポケットから
青い蝶が羽ばたく
悲しみの瞳に また
ひとつの影が堕ちた
赤く染まったシャツには
砂埃が群がり道に同化する
窓から見える月に反戦の声が
響けど収まらない怒号
赤い血を持った銃弾が
赤い血を持った子供を貫通し
赤い血を持った愛を壊す
これが日常になるなら
あらざる風景
小さくて良いから
揺れるライ
【詩】 「永久欠番のあなたへ」
「永久欠番のあなたへ」
誰でもないさ
そうさ
熱を捲って
すれ違いざまに
バターナイフを
取りに行けば
パジャマをひこずり
靴下を脱いでいる
着替えが好きなんだ
誰も聞いて無いのに
嬉しそうに選んでる
下着だけは着けてくれよな
慣れたもんだな
朝の身支度なんてのは
カレンダーを捲るような
もの なんだろう
非番だから
送ってもいいけど
もう少し
寝かせてくれよ
いいだろう ずっと
同じ
【詩】 「どこへ吹くのか気ままな風に憧れて」
「どこへ吹くのか気ままな風に憧れて」
そよ風に そよ風を
足しても そよ風なんだろうね
そよ風が そよ風を
追い越しても そよ風なんだってね
南風が 北風に
勝って威張ってるらしいよ
知ってるかい
わからず屋の涼風が
まだ 木陰で遊んでいるらしい
気づかなかっただろう
僕も 気ままな風だからさ
分かり合える
そよ風は気持ちが良いよな
#詩 #前橋ポエトリー
前橋ポエトリー・フェスティ
改名します 【tabino 】 です。 宜しくお願いします😊
ふとっ、思い立ち名前を変えます。新しい名前は、
【 tabino 】 です。
超有名なキャラクター名を使う事に疑問が湧いて来た事が発端です。でも慣れているので旧名の後半を使う事にし漢字?ひらがな?カタカナ?と考えていたのですが、どれも🤔でアルファベットにしました宜しくお願いします。
cofumiさんの「あなたの詩作品を読ませて」に参加します!
noteへの引用要領が、これで良いのか…試行錯誤しながらですが 良いと信じて投稿します!
最近もう暑いので 夏っぽい作品にしてみました。
「夏が見えた!」
開けっ放しの窓から
少し湿った風の便り
そろそろ準備をして
良いかもよ
街中ではパーカーから
肩を出して歩いている女子達
タイパ高いな
輝いてるよ
自転車を乗るきみ
必ず首を右に傾けて乗ってる
真剣な時だよね
順調だな
夏が見えて来る