tabino

のんびりな おっさんです^ ^宜しくお願いします😊

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最近の記事

【詩】 「水無川橋 北詰」

「水無川橋 北詰」 渋滞の橋の上 FMのR&Bを聴きながら 交差点で起こった事故を こんなものかと 眺めてる 橋を越えられないまま 刻は止まり エンジンも止まり 僕も 歩いてる人達に 生き急いでないか? 焦らないで行こうよ 僕のアドバイスは意味も無く 空に抜けて 夕べの煮え切らない会話に 切れ味の悪いツッコミ 食べ残したパスタのように 冷えて固まって迎えた朝 ポケットの中で じゃらじゃら 云わない コインは きみの怒った顔を呼んでる そんな僕は 今此処に #詩

    • 【詩】 「ピザトーストとカフェラテ」

      「ピザトーストとカフェラテ」 いそいそと急ぎ足のキッチンで 食パンにバターを塗りながら モーニングの準備 3種のチーズを並べ 小さ目のトマトを1/4にカット そこにケチャップを載せる ほんとは玉ねぎやピーマンが 欲しいとこなんだけどね 時間との勝負の中 そのままトースターへ 焼いてるあいだに 冷凍庫に有る豆を掬って カフェラテマシーンに入れ スタートボタンをオン! ふわっふわっに出来上がった 甘苦な泡が口の中に広がるし 香りは鼻から抜けていく 今日のスイッチ オン!

      • 【詩】 「季節外れの初雪」

        「季節外れの初雪」 降っていたはずの雨 目醒めると 初夏の陽射しに キラキラと 初雪が 川面から上がっては 切なく儚くはらはら 落ちる真っ白な初雪 季節外れの夢の中 いつもの部屋の中で ふたり泣いていた 泣かしたのか泣かされたのか 上げられない顔 壁に飾られた猫の写真に 反射する照明が 歪んで見えるのは フォトフレームが 斜めに 傾いてる から #詩

        • 【詩】 「夏至」

          「夏至」 七分袖のシャツを翻して 立つ橋の真ん中 向い風が緩く硬く迫るけど 今日は負けない口笛を 吹き続けたいな #詩 #五行歌 #夏至

        【詩】 「水無川橋 北詰」

          【詩】 「それが恋だったのかもしれないね」

          「それが恋だったのかもしれないね」 きみと話しがしたくてさ 初めての嘘は許されて無いけど 本当のきみを見せてよ きみと話しがしたいんだ 少し透かして やんちゃしてるけど 普通なんだと知っているから そう そう 恋の味を知らず 恋に憧れ 恋に悩み 眠れなくなることが 恋だと思っていた夜 心 震わせる夕陽は 誰かを感動させる為に 造られた絵画なんだと 知った風に ほざいてた俺 夏草も揺らす事が出来ない 小さな 風に 立ち尽くす その姿が美しいと見惚れる人なんて どこにも

          【詩】 「それが恋だったのかもしれないね」

          【詩】 「やっぱり 夏かぁ!」

          「やっぱり 夏かぁ!」 陽射しを避けて 歩いていると すれ違いざま 靴の紐が 解けてるよ! って 声を掛けてきたのは 見知らぬ金髪の イカしたおねえさん あっという間に通り過ぎて 遠くの方まで へぇっ と変な声を 出してしまったわ 冷や汗ついでに 暑さから逃れたくて 飛び込んだコンビニ 居たのは オリーブ色のTシャツに 白い シースルートップスのきみ やっぱり 夏かぁ とろける熱い夏が 待ち構えてるんだろうな #詩

          【詩】 「やっぱり 夏かぁ!」

          【詩】 「静謐の風が鳴り響く街に」

          「静謐の風が鳴り響く街に」 あそこも ここも 追われている人達 白煙の中 ポケットから 青い蝶が羽ばたく 悲しみの瞳に また ひとつの影が堕ちた 赤く染まったシャツには 砂埃が群がり道に同化する 窓から見える月に反戦の声が 響けど収まらない怒号 赤い血を持った銃弾が 赤い血を持った子供を貫通し 赤い血を持った愛を壊す これが日常になるなら あらざる風景 小さくて良いから 揺れるライターの炎でも 持ち寄れば そこを 離れる街だとしても それが 鳴り響く風になっ

          【詩】 「静謐の風が鳴り響く街に」

          【詩】 蜂蜜煮込みレモン」

          「蜂蜜煮込みレモン」 落ち着いた雰囲気で アンティークな物に統一された カフェでお薦めのスイーツに 載せてある 蜂蜜煮込みレモンは 甘過ぎ無い程度に 甘味があって 酸味もほんのり 果皮も柔らかで ほど良い苦味が なんとも美味しい 蜂蜜煮込みレモン だけど 何か物足りない あの暑い炎天下で きみにもらった はちみつレモンは 果皮は硬くて とっても甘いのに その甘味は 全て 酸味に持っていかれて あとは苦味と少しのチリチリ感 青いと感じていた トゲトゲしいような ドキドキ

          【詩】 蜂蜜煮込みレモン」

          【詩】 「気付いても」

          「気付いても」 その横顔ずるいよね 澄まして無いんだろうけどさ 窓の陽射しが眩し過ぎて 手を翳すふりして ちらちら見てしまうよ #詩 #五行歌 #一かけらの今

          【詩】 「気付いても」

          【詩】 「揺れるシャツの隙間から」

          「揺れるシャツの隙間から」 季節はずれの蜻蛉が 水辺で羽根の手入れを 終えると 西風に乗って虹の中へ 青くなるには まだ暑さが 足りない空には薄白い雲が 漂っている 湿気でも空っ風でも無い空へ 森の中では小鳥のお喋りが 響き渡る賑やかなライブ 聴き入る中 かぶと虫も旅立ちの準備へ ガラスの月が煌めいて 脆く儚い危なげな光 目を閉じて リスキーな恋の予感が漂う中へ ノアールから開放され 生えたばかりの乾き切らない翼で 羽ばたけば 新しい無色の風と夢の続きへ #詩

          【詩】 「揺れるシャツの隙間から」

          【詩】 「永久欠番のあなたへ」

          「永久欠番のあなたへ」 誰でもないさ そうさ 熱を捲って すれ違いざまに バターナイフを 取りに行けば パジャマをひこずり 靴下を脱いでいる 着替えが好きなんだ 誰も聞いて無いのに 嬉しそうに選んでる 下着だけは着けてくれよな 慣れたもんだな 朝の身支度なんてのは カレンダーを捲るような もの なんだろう 非番だから 送ってもいいけど もう少し 寝かせてくれよ いいだろう ずっと 同じ景色を 見ているんだから これからも #詩 #青ブラ文学部

          【詩】 「永久欠番のあなたへ」

          【詩】 「どこへ吹くのか気ままな風に憧れて」

          「どこへ吹くのか気ままな風に憧れて」 そよ風に そよ風を 足しても そよ風なんだろうね そよ風が そよ風を 追い越しても そよ風なんだってね 南風が 北風に 勝って威張ってるらしいよ 知ってるかい わからず屋の涼風が まだ 木陰で遊んでいるらしい 気づかなかっただろう 僕も 気ままな風だからさ 分かり合える そよ風は気持ちが良いよな #詩 #前橋ポエトリー 前橋ポエトリー・フェスティバル2024 出展作品です。

          【詩】 「どこへ吹くのか気ままな風に憧れて」

          改名します 【tabino 】 です。 宜しくお願いします😊

          ふとっ、思い立ち名前を変えます。新しい名前は、 【 tabino 】 です。 超有名なキャラクター名を使う事に疑問が湧いて来た事が発端です。でも慣れているので旧名の後半を使う事にし漢字?ひらがな?カタカナ?と考えていたのですが、どれも🤔でアルファベットにしました宜しくお願いします。

          改名します 【tabino 】 です。 宜しくお願いします😊

          「あなたの詩作品を読ませて」に参加

          こんばんは♪ まだ 間に合うかなぁ? もう ひとつ作品を投稿しようと思い思い思い… あっ、という間に 時間が経ってしまった と、いう事で そんな感じの作品です。 「あっ、という間に過ぎて」 24時間 過ごして きみとなら 何も無くていいと 抱き合う時間も あっ、という間に過ぎて 月と太陽を 見返して どんなにも 空っぽな部屋で 見つめ合う時間も あっ、という間に過ぎて 昔謳っていた メロディ 懐かしむ どうする事もない怠さ 手を繋ぐ時間さえ あっ、という間に過ぎて

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          【詩】 「宛のない手紙」

          「宛のない手紙」 昔から街角にある 朱色のポスト 色褪せが目立つな ペンキが剥げてる 雑誌の懸賞目当てだったり 暑中お見舞いだったり 恩師へのご無沙汰のお詫び なんてのも出したな ふらっと 近くもない あの日に 想いを馳せていると 急に届いた 破れた知らせ バリバリ元気だよ って 流れて来た きみのへこんだ噂 そのうち笑って話せるさ 湿らせながら書いた宛のない手紙 その手紙で折った箱に 小粒のチョコレートとアーモンド そして 青い吐息を詰めて 駆け上ろうか普通の大人

          【詩】 「宛のない手紙」

          【詩】 「ファーストキス」

          「ファーストキス」 夕暮れせまる公園の 2つの長い影が1つになる ファーストキスって やっぱ映画の中の出来事だよな って ランチの帰りに話してみたんだけどね #詩

          【詩】 「ファーストキス」