Photo by hidaromancom 【詩】 「揺れるシャツの隙間から」 8 tabino 2024年5月16日 21:17 「揺れるシャツの隙間から」季節はずれの蜻蛉が水辺で羽根の手入れを終えると西風に乗って虹の中へ青くなるには まだ暑さが足りない空には薄白い雲が漂っている湿気でも空っ風でも無い空へ森の中では小鳥のお喋りが響き渡る賑やかなライブ聴き入る中かぶと虫も旅立ちの準備へガラスの月が煌めいて脆く儚い危なげな光目を閉じてリスキーな恋の予感が漂う中へノアールから開放され生えたばかりの乾き切らない翼で羽ばたけば新しい無色の風と夢の続きへ #詩 ダウンロード copy #詩 #とんぼ #無色 8 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート