正しい布団の洗濯方法
こんにちは、ラン丸(@sign45917948)です。
季節の変わり目に夏布団やタオルケットに変える方も多いのではないでしょうか。
今回は、自宅で布団を洗うには、どのような手順と方法なのかを解説していきます。
自宅で洗濯しても良い布団かどうかを確認
丸洗いができる布団の確認の仕方は、布団についているタグを見てみましょう。
洗濯のマークか、手洗いのマークが入っていれば丸洗い可能です。
洗濯マークや手洗いマークに×マークが書いてあったら、自宅で洗うことはできません。
マーク以外で判断する方法もあります。
自宅で洗濯していい素材、そうでない素材をご覧ください。
自宅で洗濯していい素材
綿わた
羽毛
羊毛
ポリエステル綿
綿とポリエステルの混綿
羊毛とポリエステルの混綿
以上の素材は、自宅で洗濯しても問題ありません。
自宅で洗濯してはいけない素材
絹
毛皮類
アクリル毛布
低反発ウレタン
これらの素材は、自宅の洗濯機に対応していません。
無理に洗濯すると、繊維の傷みの元になります。
布団のサイズが洗濯機に対応できるかチェック
自宅にある洗濯機が、布団のサイズに合っているかどうかも、必ずチェックしましょう。
サイズが合ってなければ洗えません。
サイズがピッタリすぎたり、無理やり詰め込んだりしたら、故障の原因になります。
洗濯機の中に少し余裕ができるくらいのサイズの布団を洗濯してくださいね。
洗濯機の容量と対応できる布団の目安
6kg容量:シングルサイズ
7kg容量:セミダブルサイズ
8kg容量:ダブルサイズ
メーカーによってはこの目安も変わるので、洗濯機の取扱説明書を確認することをオススメします。
洗濯を開始する前にやる事
洗濯を始める前に準備があります。
布団を巻く
布団専用のネットに入れる
おしゃれ着用の中性洗剤を入れる
布団用のコースで洗濯機をスタート
布団を縦方向に3つ折りします。
巻物のように丸めて、布団専用の大きなネットに入れる
洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使用しましょう。
特に、羽毛はアルカリ洗剤を使うとせっかくのふわふわとした感触が出てくれません。
そして、布団用の洗濯コースで洗います。
機種によってコース名は変わるとは思いますが、「大物洗い」または、「お布団コース」のどちらかです。
すすぎが終われば次に脱水ですが、脱水は短めに終わらせます。
1分程度でOKです。あまり長い間脱水すると、中に入っている綿を傷めてしまいます。
これで、自宅での洗濯は完了です。
布団をコインランドリーで洗濯する方法
コインランドリーを利用するのもオススメの方法です。
お金はかかってしまいますが、コインランドリーに設置された洗濯機は容量が大きいため、自宅での洗濯機よりも良い状態で仕上げてくれます。
とはいえ、正しい手順はあります。
布団を巻く
適した洗濯機の大きさを選ぶ
洗剤を入れて洗濯機をスタートさせる
コインランドリーの洗濯機を利用する時でも、布団は巻いてください。
布団が膨らんだまま撹拌されると、繊維に傷がつく可能性があります。
また、布団の中に入った綿が偏ってしまう恐れがあります。
とはいえ、自宅の洗濯機よりも大型だと思うので、普通に巻いただけではすぐ広がってしまいますよね。
そういった時は、布団の両端を紐で縛るのもいいでしょう。
次に、洗濯機のサイズ選びですが、洗濯機の中がガラガラに空きすぎていると、布団が暴れまわって布団が傷つく、または洗濯機が強制停止します。
洗濯機の9割埋まるぐらいがベスト。
準備が整ったらいよいよスタートです。
布団専用の洗濯機であれば、自動で洗剤が出てきます。
しかし、布団専用でなければ自分で洗剤をセットする必要があるので、洗剤は持参しましょう。
布団に使用する洗剤は、繊維にダメージを与えない、おしゃれ着洗い専用の中性洗剤がオススメです。
その後は、洗濯機に洗いから脱水までお任せします。
その場を去る前に、洗濯機がちゃんと回っているか確認しておくと安心ですね。
布団の種類別洗濯方法
布団の種類によって繊維や形、加工方法が違うので、洗濯の仕方を変えましょう。
1)羽毛布団
羽毛布団はとってもデリケート。
通常は家でもクリーニング店でも、洗濯できないのが基本です。
しかし、最近では撥水加工が施された製品も多く、自宅でも洗濯が可能になってきています。
洗濯できるかどうかは必ずタグのチェックをしてください。
水洗い・手洗い・洗濯機のいずれかのマークがついてればOKです。
洗濯が完了したら、早めに乾かす必要があります。
すぐに天日干ししましょう。
羽毛は生乾きになると嫌な雑菌臭が漂ってしまいます。
それなら、乾燥機で早く乾かしたいと思うかもしれません。
実は、羽毛布団は乾燥機の高温にさらし続けると発火することがあります。
危険なので、乾かす時は天日干しのみにしましょう。
2)ポリエステル
ポリエステルは、洗濯・乾燥・アイロン全てに適応できる様に加工されています。
なので、自宅での洗濯も簡単にできます。
吸湿性が低いので、水に濡れてもあっという間に乾燥でき、カビや雑菌の繁殖に悩まされることもありません。
もちろん、乾燥機にも対応できます。
おまけに、アイロンを当てても繊維が縮こまることもありません。
たとえ汚れても、その日のうちに洗濯から乾燥までできるのが、ポリエステルの強みです。
3)和布団
和布団の洗濯は要注意です。
自宅での洗濯は諦め、クリーニング専門店に任せるか、もしくは打ち直ししましょう。
ほとんどの和布団の中は、綿100%です。
綿は水で濡れてしまうと脱脂綿みたいに固くなる性質を持っています。
洗濯機に入れるとボロボロになる恐れがあります。
それでも洗濯する必要がある場合は、せめて中綿が偏らない様に、紐でしっかり縛って、短い時間設定で洗いましょう。
また、シワにならない様に、優しく丁寧に手洗いすることもできます。
布団の乾かし方
最後に、布団の干し方を見ていきます。
①天日干し
布団を干して乾かす場合、基本は天日干しが良いでしょう。
布団を天日干しする場合は、天気予報を確認して、晴れの日が続くタイミングを狙ってください。
自然乾燥は天気の良い日でも2~3日かかります。天日干しする時は、風通しの良い場所を選び、物干し竿を2本使うことがお勧めです。
平行に2本並べた物干し竿の上に、かぶせる様に広げてください。
風が通り抜けやすくなって、より早く乾くでしょう。
②乾燥機
連日天気が悪かったり、梅雨の時期の場合はコインランドリーの乾燥機を利用しましょう。
乾燥機は布団一枚につき、時間はおよそ30~40分、料金は500円程度です。
乾燥機一台に入れる布団は、なるべく一枚に留めましょう。
詰め込むと、なかなか乾きません。
乾燥機に対して、3割くらいの大きさの布団ならOKです。
シングルサイズの小さい布団なら、大型の乾燥機に2枚入れてもいいかもしれませんね。
乾燥機を使うなら、乾き残しが無いようにしっかり乾かしてください。乾き残しはカビの原因に繋がります。
乾かなかったら、迷わず追加乾燥させましょう。
まとめ
自宅やコインランドリーで布団を洗う方法や、乾燥の方法、布団の種類別洗濯方法をみていきました。
自宅に限らず、コインランドリーでの洗濯や乾燥をする時は、洗濯機と布団のサイズをチェックしましょう。
布団の素材によっては、洗濯機に対応できない布団もあります。
結果的だけみると、自分で洗濯や乾燥をする場合、ポリエステルの布団だけにした方がいいのではないかと思います。
しかし、羽毛布団や和布団の使い心地を気に入って使っているご家庭も多いはず。
素材がデリケートで扱いづらいため、洗濯するにも乾燥させるにも、もし不安な方はクリーニング店に頼るのが良いですね。
これを機に自分で洗濯、乾燥してみようという方は、こちらの記事を参考にして注意して洗ってみてくださいね。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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