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科学に対する過大評価と過小評価
SNSを見ていると、福島第一原発の処理水放出の問題はあたかも科学派(放出擁護派)と非科学派(放出反対派)の対立構造かのように位置づけられているようです。しかし、それぞれの立場の人々が科学を過大評価や過小評価しているようなふしが見受けられ、それは少し危険です。
例えば、放出擁護派の意見「処理水の放射性物質の濃度は基準値を下回っているから、放出しても問題ないことが証明された。」これは、科学を過大評価
メンタルモデルを見直してみる
成果を出すということについて、無意識に持っていたメンタルモデルを見直してみた。
メンタルモデル(旧)成果を出すためには能力が必要だ。
能力を上げるには、肉体的・精神的に負荷のかかることを繰り返し時間をかけてやるしかない(努力)。
メンタルモデル(新)成果を出すためには、それに必要なことが何か把握して、必要なだけやるべきである。
それができないと思ったら、目標とする成果の程度や量が間違ってい
勝手なことをしても怒られない人になる方法
結論言われる前にやろう
記事の趣旨仕事に慣れてくると、自分なりに仕事のやり方を工夫してみたくなる時がありませんか?私はあります。しかし、よかれと思って手心を加えてみたら「勝手なことをするな」と怒られてしまった、というのもあるあるです。
勝手なやり方で仕事しても怒られない方法なんてあるのでしょうか。それが「言われる前にやろう」です。
「勝手なことをするな」となぜ言われるのかまず、「勝手なことを
なぜ問題が解けないのか 3つの要因
1. 複雑さに対処できない例
いくら考えても解けなかった数学の問題の解答例を見たら、すでに習ったことしか書いていなかった
駒の位置を数値化して足し算や掛け算をしているだけの将棋ソフトに勝てない
2. 不確実性に対処できない例
宝くじは期待値が低すぎるので、1枚たりとも買うべきではない
天気予報はあてにならないので、外出するときはいつも傘を持ち歩くようにしている
3. ミクロとマクロの振
賢者タイムという言葉を考えた人は天才
※本記事は下ネタを含みます。ご了承ください。
以前に書いた記事で、「一度分かった人はそれ以上分かろうとしなくなる」という趣旨のことを書いたが、
よく考えると、これは賢者タイムそのものだ。
賢者タイムについての説明は割愛するとして、先の記事における主張は以下に集約される。
「分かる」は生理現象である。
分かるとドーパミンが分泌される。
一度分かると人は満足してそれ以上分かろうとしなくなる
「努力」から卒業せよ
「努力」という言葉は便利だ。
例えば、近い将来試験を受ける予定があって、その試験範囲が与えられたとする。
また、その試験を仮に今受けたとすると、合格ラインに達する得点が取れないであろうことが分かっているとする。
このとき、この試験に合格したいなら、何らかの対策を取って試験日までに試験範囲の問題をある程度解ける状態になっていなけらばならない。この「何らかの対策」は今の状態と試験当日までに目指すべき