記事一覧
【感想】★★★「クジラアタマの王様」伊坂幸太郎
評価 ★★★
内容紹介
■記憶の片隅に残る、しかし、覚えていない「夢」。自分は何かと戦っている? ――製菓会社の広報部署で働く岸は、商品への異物混入問い合わせを先輩から引き継いだことを皮切りに様々なトラブルに見舞われる。悪意、非難、罵倒。感情をぶつけられ、疲れ果てる岸だったが、とある議員の登場で状況が変わる。そして、そこには思いもよらぬ「繋がり」があり……。伊坂マジック、鮮やかなる新境地。(解
【感想】★★★「奇跡のバックホーム」横田慎太郎
評価 ★★★
内容紹介
■「横田、センターに入れ! 」
1096日ぶりの出場となった引退試合で見せた
プロ野球人生最後のプレーは、いまだ語り継がれている――。
ドラフト2位で阪神タイガースに入団。
将来を嘱望されたが、プロ4年目に脳腫瘍に侵され、
18時間に及ぶ手術の後には過酷な闘病が待っていた。
絶望と苦しみの日々の先に見えたものとは?
感動の自伝ノンフィクション。
感想
非常に読みやす
【感想】★★★「そして誰もいなくなった」アガサ・クリスティー(青木久恵 訳)
評価 ★★★
内容紹介
■その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作! 新訳決定版!
感想
それぞれ様々な名目で兵隊島という世間を賑わせている噂のリゾートに呼び
【感想】★★「心は孤独な狩人」カーソン・マッカラーズ(村上春樹 訳)
評価 ★★
内容紹介
■1930年代末、恐慌の嵐が吹き荒れるアメリカ。南部の町のカフェに聾唖の男シンガーが現れた。店に集う人々の痛切な告白を男は静かに聞き続ける。貧しい家庭の少女ミック。少女に思いを寄せる店主。流れ者の労働者。同胞の地位向上に燃える黒人医師ーー。だがシンガーの身に悲劇が起きると、報われない思いを抱えた人々はまた孤独へと帰っていくのだった。著者23歳の鮮烈なデビュー作を新訳。
【感想】★★「レプリカたちの夜」一條次郎
評価 ★★
内容紹介
■動物レプリカ工場に勤める往本がシロクマを目撃したのは、夜中の十二時すぎだった。絶滅したはずの本物か、産業スパイか。「シロクマを殺せ」と工場長に命じられた往本は、混沌と不条理の世界に迷い込む。卓越したユーモアと圧倒的筆力で描き出すデヴィッド・リンチ的世界観。選考会を騒然とさせた新潮ミステリー大賞受賞作。
「わかりませんよ。なにがあってもおかしくない世の中ですから」。
感
【感想】★★★「一九八四年」ジョージ・オーウェル(高橋和久 訳)
評価 ★★★
内容紹介
■ 〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は以前より、完璧な屈従を強いる体制に不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるのだが‥‥‥。二十世紀世界文学の最高傑作!
感想
一党
【感想】★★★「ずっとお城で暮らしている」シャーリイ・ジャクソン(市田泉 訳)
評価 ★★★
内容紹介
■あたしはメアリ・キャサリン・ブラックウッド。ほかの家族が殺されたこの屋敷で、姉の子ニート暮らしている‥‥‥。悪意に満ちた外界に背を向け、空想が彩る閉じた世界で過ごす幸せな日々。しかし従兄チャールズの来訪が美しく病んだ世界に大きな変化をもたらそうとしていた。"魔女”と呼ばれた女流作家が、超自然的要素を排し、少女の視線から人間心理に潜む邪悪を描いた傑作。
感想
洋書特
【感想】★★★★「スマホ悩」アンデシュ・ハンセン
評価 ★★★★
内容紹介
■スティーブ・ジョブズはわが子になぜiPadを触らせなかったのか?
・SNSには脳の報酬中枢を煽る仕組みがある
・IT企業トップは子供にスマホを与えない
・「こころの病」が増えたその理由
・スマホとの接触時間が利益になる企業
・SNSが女子に自信を失わせている
・幼児にタブレット学習は向かない
・マルチタスクができる人間はごく僅か
・私たちのIQは下がってきている
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