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#哲学

なぜ現代アートに現代哲学が使われるか 〜アートマーケットの側面から考える〜

なぜ現代アートに現代哲学が使われるか 〜アートマーケットの側面から考える〜

現代アートと現代哲学が引き合わされるとき、そこにはどのような意図が働いているのでしょうか。「何でもありの世界になった現代アートの世界を、さまざまな思想を用いて解明したい」という理解に対する欲求もあれば、「小難しい批評を書いてみたい」なんていう俗っぽい欲もあるでしょう。しかし実はアートに哲学が使われている裏では、莫大な金額をめぐる取引が、アートマーケット上で発生しているかもしれません…

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仕事の手応え

仕事の手応え

仕事で結果が目に見えてわかると
とても嬉しい気持ちになる

いい仕事ができたな!

じんわりと感じて
喜びが深い

自分自身の働きのことだけでなく

それぞれが動き働きかけていたこと
コミュニケーションを図って動いていたこと
これまでいくつも話し合ってきたこと

一つの方向を皆で向いて 認識と理解を重ね
それぞれが考えるもの それぞれができることで
働きかけてきた日々まで 思い馳せ

皆のおかげ

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エッセイ | 時間の哲学

エッセイ | 時間の哲学

 だんだんと紅葉がきれいになってきた。黄葉もきれいだ。

 「こうよう」と聞くと「紅葉」。もみじ🍁をイメージすることが多いが、銀杏の黄葉🟡も、負けず劣らずいいものだなぁと思った。

 晴れた日の夕焼け🌇は、季節にかかわらず綺麗だが、秋の夕焼けは何となくいい感じ。

 葉の色や夕焼けを見ていると、一瞬時間を忘れるが、その後に時間の流れの不思議に心がとらわれる。

 「時間」とはふしぎなものだ。

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強い内面からの促しによる人生の選択

強い内面からの促しによる人生の選択

「あの時僕には、若くして、僧籍に身を捧げることは、人生の様々な楽しみや発展の可能性を犠牲にするように思えたのだ」(森有正『バビロンの流れのほとりにて』)
 森有正は、ノートルダム寺院でミサを聴いていた時、献金を集めにきた若い僧を見て「あの若いのに可哀想だね」といった。「発展の可能性を犠牲にするように思えた」というと、この若い僧が自分の才能を活かせるよりよい人生があったのに、それを選ばなかったという

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