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#企画メシ
あなたと一緒に、仕事がしたい。"働く理由" はそれしかなかった。
「みなさんに、退職のご報告があります。」
部長の口からその言葉が飛び出したとき、辞めるのは彼ではないと知っていたはずなのに、大きく心臓が波打った。
実際は、部下の退職報告を代わりにしたというだけの話だ。けれどわたしはそのとき、不意をつかれて思わず息を呑んだ。
そして、考えた。
もし、彼が今、本当に会社を辞めてしまったら。
わたしは一体、どうするのだろう?
しばらくの間、放心状態になってし
"自分のまま" を生きることで、誰かの明日を守りたい。
なんて大それたこと、いままでのわたしだったら、到底口に出すことができなかった。
だけどいま、わたしはあえてこんな宣言をする。
わたしは、"岡崎菜波"のまま生きることで、
心が動いた瞬間をまっすぐな言葉にすることで、
出会った人が、どんな感情も自分も愛そうと思える、
小さなきっかけをつくる人になります。
これは、半年前から参加しているオンライン講座「企画でメシを食っていく」の卒業課題に向けて書
愛しいものほど、距離感を間違えると守れなくなる。
はじめて講義中、涙を流しそうになった。
講義が終盤に差し掛かるにつれて、心を黒い雲が覆い、画面をそっとオフにした。
それくらい、あのときの自分の顔は、不安と悲しさと後悔で歪んでいる気がした。とてもじゃないけれど、誰かにその表情を見せることなんてできなかったのだ。
阿部広太郎さん主催のオンライン講座「企画でメシを食っていく」の第4回目の講義は、ライツ社の大塚啓志郎さんを講師として迎えた、「本の
目を閉じたから、見えたこと。「わからない」から、あなたの声が聞きたくて。
あ、「わからない」ことって、悪いことじゃないんだ。
阿部広太郎さん主催のオンライン講座「企画でメシを食っていく」の第4回目の講義を終えて、いちばん最初に浮かんだのは、そんな感想だった。
今回、講義をしてくださったのは「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の檜山晃さん(ひやまっちさん)。
講義の中で耳にしたこの一言に、わたしは心を救われた。
ここ最近、仕事や私生活のなかで、
「自分はなんて、ひと