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vol.10 裏切りはちょっぴりしょっぱい味
今日、裏切られました。
何年もずっと信じてたのに、です。
裏切りは突然やってきました。
「うそ。」
何気なく見ていたネットで、わたしはあなたの真実を知りました。
感情のまま裏切りといってしまったけれど、
正確にいえば裏切りでもなんでもないのです。
わたしが勝手に思い込んでいただけですから。
虚像のあなたを作り上げていたのは、わたし。
あなたは理想通りなはずと思い込んでたのは、わたし。
真実を
vol.62 自分と会話する時間
前回の投稿から、なんと約3か月も経ってしまいました……。びっくり。
毎週月曜日に小説を投稿していましたが、それもパタリと止まってしまっていました。ごめんなさい。今日は、今思っていることを書こうと思います。
実は、今の仕事に加え、今年1月から新たな仕事を並行してやるようになり、noteになかなか向き合えませんでした。
そして、今。なんだか苦しくて。自分のバランスが保てなくなっていて苦しい
vol.61『ツバメとわたし㉞~フンの受け皿~』
(前回作はこちら→『ツバメとわたし㉝』)
ツバメめ。あろうことか、わたしの頭にフンを落としやがった! こんなに世話をしてあげているのに。本当ならおぬし達の巣は取り壊しているところ。それを踏みとどまって巣が無事に完成するのを待って、さらにはフンの掃除までしてあげているのに。恩を仇で返すとは!! ツバメの片隅にも置けないっ!
怒りがふつふつと湧いてくる。怒りの沸点が下がってきているのか? し
vol.60『ツバメとわたし㉝~フンとの共生~』
(前回作はこちら→『ツバメとわたし㉜』)
5羽の雛が無事に巣立ち、親ツバメが巣を離れるその日までフン被害に耐えると決めたわたし。あれから、3日。どんどこどんどこ汚れていくではないか。巣の下は今朝掃除したのに、昼過ぎにはもうフンが落ちている。もうフンしかない。雛がいるから仕方ないのだが、なんだかんだ言ってもフンはフン。我慢ならぬ。ツバメたちが巣立つまで待つと心に決めたのに。あぁぁぁ。いやだ。もう
vol.59『ツバメとわたし㉜~雛誕生~』
(前回作はこちら→『ツバメとわたし㉛』)
巣の中で二羽のツバメが動かなくなって二週間ほど経っただろうか。巣の様子が明らかに忙しなくなっている。ツバメが巣から離れ、しばらくすると戻ってくる。そして、また飛び立っていく。こ、これは、もしや……。注意深く巣を観察してみると、やはりだ。小さな影が1つ、2つ、3つ……5つも増えている。とうとう、雛が生まれたのだ!
親ツバメは巣へ戻ってくると、巣の前で
vol.58『ツバメとわたし㉛~レア度ヘビー級~』
(前回作はこちら→『ツバメとわたし㉚』)
わたしは、ちょっとわくわくしだした。完成したツバメの巣をぶっ壊すという血も涙もない鬼のような行為を、雛が巣立つまで見守るという優しくほわほわした天使のような行為にシフトする。あぁ。なんて美しいのだ。
しかしながら言っておくが、わたしのわくわくポイントはきゃわいい雛ではない。あくまでも、雛が巣立った後の巣がわくわくポイントなのだ。こうやって言っておか
vol.57『ツバメとわたし㉚~巣をどうする~』
(前回作はこちら→『ツバメとわたし㉙』)
明らかにツバメの様子が違う。毎日毎日忙しなく飛び回っていたのがウソのように、巣からほとんど動かない。これは、間違いなく巣が完成し、卵を産む準備態勢に入っている。
さて、どうしたもんか。
ツバメにヘビの顔がついた奇怪な巣を作らせ、わたしの好奇心は十分に満たされた。写真も何枚も撮った。激写だ。でも、ツバメの巣が完成した後のことを全く考えていなかった。
vol.56『ツバメとわたし㉙~メス合流~』
(前回作はこちら→『ツバメとわたし㉘』)
そうこうしているうちに数日が経った。毎日のように忙しなく車庫を出入りしていたツバメは、いつの間にか2羽になっていた。おそらく後から合流したメスのツバメだろう。
メスがオスに合流した時、驚いたに違いない。なぜなら、オスが巣作りしている場所は、ツバメ住宅情報誌に載っている一等地の条件をすべてクリアしたかのような土地だからだ。雨風の心配が一切ないまさにキ
vol.55『ツバメとわたし㉘~巣、いろいろ~』
(前回作はこちら→『ツバメとわたし㉗』)
ぐるぐるとトグロを巻いたヘビ。ヘビと言ってもフィギュアだ。その形状を存分に生かして巣に利用する。しかも、巣を作るのはツバメ。ヘビが天敵だ。自分が苦手なものを本来安らぎの場であるべき巣に取り込むなんて、なかなかのメンタル。けっこうなクレイジーぶり。逆転の発想というのか、奇才すぎる。いや、鬼才。やるな、ツバメ。
ということで、その日からわたしはツバメが
vol.54『ツバメとわたし㉗~そんな巣なら見てみたい~』
(前回作はこちら→『ツバメとわたし㉖』)
ツバメがヘビを練りこんだ巣を作り始めた。ヘビ、といってもおもちゃのヘビなので作り物である。ヘビをツバメ避けで置いたのにもかかわらず、それを逆手にとってきた。ツバメ、なかなかやりよる。さて、どうしたものか。ツバメには巣を作ってもらいたくはない。が、だ。ヘビの顔が前面に出ている鳥の巣。そんなの見たことも聞いたこともない。あろうことか、好奇心が沸々と湧いてき
vol.53『ツバメとわたし㉖~最強、最恐ツバメ城誕生か~』
(前回作はこちら→『ツバメとわたし㉕』)
ツバメが寄り付かなくなって、すでに5日が経とうとしていた。その間、ツバメは車庫を出たり入ったり、車庫前をぐるぐる旋回したり、電線に止まって様子を見ていたり。作り物とはいえ、照明の上で睨みをきかせているのはハイクオリティなヘビである。ツバメの目には、本物として映っているのであろう。
こんなに長い間、ツバメが寄り付かなかったことはない。もうおそらく、ツ
vol.52 好きな人と撮る写真
わたしは写真が好きじゃない。
見るのは好き。撮るのも好き。
でも、自分が撮られるのは好きじゃない。
だって、写真に写るなら笑顔がいいのに、
どう笑えばいいのかわからない。
「笑って」って言われて撮った写真は、
どれも違う感じで、どれも変で、どれも好きじゃない。
好きな人が一緒に写真を撮ろうって言う。
写真を撮られるのは苦手だけど
好きな人との写真なら
絶対に宝物になるからほしいな、て思う
vol.51『ツバメとわたし㉕~天敵が与える精神的ダメージ~』
(前回作はこちら→『ツバメとわたし㉔』)
ツバメ避けとして、あれこれ施策を試す日々が続いている。今回の用心棒は、ツバメの天敵No,2であるヘビ。さすがに本物のヘビというわけにはいかないので、ネットで注文したハイクオリティなおもちゃのヘビを使う。
働き度合い未知数の用心棒を車庫の壁掛け照明の上にセットして二日が経とうとしていた。その間、ツバメは車庫に何度か出入りしていたが、鎮座するヘビに気づ
vol.50 好きって言われたら好きって言うずるい感じ、あなたの前だともうどうでもよくなって。
いつもたくさんの愛をありがとう。
あなたの愛がわたしを包んでくれるから
辛い時、さみしい時も
頑張れるし笑っていられるし、いつも幸せだよ。
好きっていう気持ちを伝えるのは
勇気がいる。
好きなら好きって伝えればいいのに
わたしだけが一方的に好きだったらどうしようとか
わたしばっかり好き好きって言うのもどうなのとか
どこか臆病で、どこか素直になりきれなくて
言葉を胸の奥にしまいこむ。
でも
vol.49『ツバメとわたし㉔~No,2を手に入れる~』
(前回作はこちら→『ツバメとわたし㉓』)
ツバメ三大天敵を調べ上げたわたしは、さっそくアオダイショウのおもちゃを探しはじめた。でも、一体どこにあるんだ。アオダイショウのおもちゃなんて。とりあえず、100均へ足を運んでみた。クモや昆虫、恐竜などのおもちゃは置いてあるが、ヘビは見当たらない。トカゲならあった。おもちゃ屋さんへも行って見てみたが、んーー、まさにこれ!っていうのには、出会わない。
vol.48『ツバメとわたし㉓~No,2な天敵~』
(前回作はこちらです→『ツバメとわたし㉒』)
なるほど。ツバメの天敵か。
これは、良い情報を仕入れたもんだ。天敵となれば、ツバメも寄り付かないはずだ。ちなみに、「天敵」はウィキ情報によると、「特定生物の死亡要因となる生物種のこと」とある。なんだか文字にすると恐ろしい。ま、とにかく、自分を食べちゃう相手が、天敵ということね。
動物の天敵といえば、よく聞くのはこれじゃない? ハブ vs マン