見出し画像

【LEGEND HISTORY:Vol.5】適応力と独創性が鍵、常に進化し続ける全国MVPの解体新書

こんにちは。ナカソネ住設株式会社編集部です。

今年度も進めていきます「NAKASONE LEGEND HISTORY」

ナカソネ住設の社員の中で、数々の功績を重ねてきたレジェンド社員たちに、成功の秘訣やキャリアの歩みについてインタビューを実施しました。

レジェンド社員たちの貴重な言葉を通じて、彼らの仕事への情熱や幅広い経験、ナカソネ住設のキャリアパスについてお伝えできれば幸いです。

今回は、2000年入社 現駒沢営業所の係長である 大蔦 善明氏へインタビューを実施いたしました。(2024年6月時点)

弊社で働く魅力や成長の機会について語っていただきましたので、ご興味ある方はぜひ最後まで読んでみてください。

▼ ぜひ読んでいただきたい方
- 営業成績を向上させたいビジネスマンの方
- 顧客対応や営業の新しい視点を得たい方
- 自分の強みを活かし、成長したいキャリアアップを目指す社員の皆様
- ナカソネ住設で一緒に働いてみたい方

▼ 本noteを読み終わった後のゴール
- 自己成長のための具体的なアプローチを身につけることができる
- 全国MVPの成功法則を自分の業務や生活に応用し成果を上げられる
- プロフェッショナルとしての適応力と独創性を理解できる
- ナカソネ住設で一緒に働いてみたいと感じる

それでは、貴重な対話の模様をご紹介していきます!


本編動画はこちらから

社員の雰囲気や情熱を感じたい方はぜひ本編動画をご覧ください。
こちらはナカソネ住設株式会社公式Youtubeに掲載されております。

TOTOブランドと共に歩む若き日の決断

司会)まずは簡単に自己紹介をお願いできますか?

大蔦)僕は岩手県の田舎町で15歳まで育ったのですが、地元で高校に通うというビジョンが見えませんでした。元々、”東京都”という街に興味があったのでその機会に上京をしました。

司会)15歳という若さで上京されたのですね。

大蔦)はい。上京後、自分の進むべき道に迷っていたのですが、そこでナカソネ住設で働く先輩に出会い、現在のキャリアに繋がりました。
 
司会)その先輩とは、どこで出会われたのでしょうか?

大蔦)僕は10代の頃、クリーニング会社の工場で働いていたのですが、将来を考えると高校は卒業しておいた方が良いと感じ、働きながら近隣の定時制高校に通い始め、その学校で先輩に出会いました。

司会)そうだったのですね。では、ナカソネ住設のどんな点に魅力を感じて入社されたのですか?

大蔦)まさに、会社のブランド力ですね。社会的な地位や信頼に惹かれました。これまで考えたことがなかった業界への挑戦でしたが、会社概要や仕事内容を聞いて、非常に魅力的に感じました。

司会)ブランド力で言うと、TOTOの正規代行店という意味合いが大きいのでしょうか?

大蔦)そうですね。公園や施設、一般家庭等のどこへ仕事で行っても、TOTOのマークが目に入りますし、自分の制服にもTOTOのロゴが入っている環境で働けることに魅力を感じました。

また、自分もその会社の顔として働けるため、この仕事を自分のものにしたいという気持ちが強まりました。

司会)日本のトイレといえば、TOTOが代表的なイメージもありますもんね。その中でカスタマーエンジニアという職種を選んだのはなぜですか?

大蔦)当時の先輩達と同行すると、田舎から出てきた自分では想像ができなかったような世界が広がっていました。

その中で、先輩方の問題解決する姿は非常に大きな存在で、尚且つ、カスタマーエンジニアの仕事は奥深いと感じたからです。

司会)実際に、水まわりの業界にフィールドを変えてみて、何か苦労はありましたか?

大蔦)作業の苦労は特にありませんでした。元々、プラモデルを作ったり、自転車をいじったり、何か工作をしたり、物作りをするのは好きだったので、手を動かすことの苦労自体は全くなく、むしろ夢中になって取り組んでいました。

しかし、カスタマーエンジニアの仕事は技術面だけでなく、お客様や取引先とのコミュニケーションも重要で、その部分で苦労しました。

中でも、20代の若い頃は受け答えがうまくいかず、教養の不足を痛感しました。

司会)そうだったのですね。そのようなコミュニケーション面の苦労はどのようにして乗り越えられてきたのですか?

大蔦)経験がものを言うと思い、ひたすら場数を踏んできました。

お客様対応を一つひとつこなしてくると、この仕事をしていなければお会いできないような様々な方とお話する機会が得られるので、そこで自分の受け答えがダメだとお客様の不機嫌なお顔を間近で見ることになりますし、お叱りを受けることもありました。

やはり、コミュニケーションは相手が居てこそ、自分の受け答えになりますので、トライアンドエラーを重ね、お客様の反応を見ながら改善していくことで現在のコミュニケーション能力に至りました。

第一印象こそ、お客様の心を開くためのコミュニケーション戦術

司会)お客様との信頼関係を築くために、どのようなコミュニケーション手法を採用されているのですか?

大蔦)まず、第一印象が非常に重要です。最初の1秒、2秒が大切だと考えています。

司会)第一印象というと見た目を意識されているってことでしょうか?

大蔦)見た目も大切ですが、内面の積み重ねが自然と見た目に表れると思います。そのため、第一印象はその場で作り出せるものではなく、これまでの自分の努力や態度が反映されるものだと考えています。

司会)第一印象について深いお考えをお持ちですね。不具合の修理ではクレームが発生することもあると思いますが、その際の対応方法はどうされていますか?

大蔦)クレームを持つお客様は、第一にネガティブな感情を抱いていたり、終わり次第すぐに仕事に戻らなければいけない等と急いで問題を解決しなければならない状況に置かれています。そこで再び重要になるのが第一印象です。

初対面で良い印象を与えることで、問題の解決がスムーズになることが多いですよ。

司会)では、カスタマーエンジニアとしてお仕事する中で最も大切にされていることを教えてください。

大蔦)お客様のお宅に上がる際に、何か商品が故障していたり、水漏れしていたりと不安を抱いているお客様に対して、どうすれば喜んでいただけるか、どうすればHAPPYになってもらえるかを重視しています。

司会)そうなんですね。初対面のお客様との壁を取っ払うコツはありますか?

大蔦)はい。 例えば、お客様宅にペットがいる場合、ペットを通じてお話のきっかけができます。これによりお客様との垣根がなくなり、自然なコミュニケーションが生まれます。

司会)具体的に、なぜ、垣根や壁がなくなるんですか?

大蔦)僕自身もペットと一緒に暮らしており、ペットを飼っている方にとってはペットが宝物であり、家族同然です。ペットにも挨拶をし、その話題に触れることで、お客様も心を開いてくれるのです。

司会)素晴らしいですね。いつからそのような考え方や視点が持てるようになったのですか?

大蔦)以前、自分の休みの日に自らお金を払って、災害救助犬であるジャーマンシェパードのトレーニングを何回も見学しに行きました。その際に、犬が覚えることに真剣に取り組む姿に感銘を受けました。

トレーナーが本気で教えないと犬も本気で学ばない、そして次のステージに進む。このコーチングの仕組みが、会社での人材育成と同じだと感じ、僕自身の考え方や姿勢に大きな影響を与えた出来事になりました。

司会)そうなんですね。HAPPYな空気感を作り出すことって再現性が難しいかと思いますが、どのように作られているんですか?

大蔦)僕気づいちゃったんですよ。ラブソングの世界観やメロディーから幸せを共有することを学んで、歌詞の世界観をお客様とのやり取りにどう活かすかを考え、実践しています。このようなマインドセットを持つことで、お客様にも自然と伝わり、HAPPYな雰囲気を作り出すことができると思います。

つまり、自分の表したい世界観こそが、自分の人柄として相手に伝わるのだと最近感じますね。

全ての根本は己!全国ナンバーワンMVP受賞をもたらす思考

司会)そのような積み重ねの結果、昨年度、全国ナンバーワンのMVP受賞おめでとうございます。率直な感想をお聞かせください。

大蔦)ありがとうございます。正直に言うと、特別な目標を意識していたわけではありません。日々の積み重ねが結果としてMVP受賞に繋がっただけです。

自分ができること、その日のやるべきことに集中していたら、自然と目標を超えていくことができました。時には、自分の想像が目標を超えることもありました。

司会)なるほど。この結果を導き出す過程としてどのようなアプローチが効果的だったと思いますか?

大蔦)毎日の振り返りと内省が非常に重要だと思います。

自己内省を通じて、自分の行動や思考を見つめ直すことができてくると、お客様や状況を見極める能力が向上し、その結果がMVP受賞に繋がったと考えています。

司会)結果を出すためには、振り返りをすることは非常に重要なんですね。継続することは意外と難しいと思いますが、どのように実践されていますか?

大蔦)停滞してしまうと、目標に対しても結果がついてこないです。全ての根本は、己です。

僕は、YouTubeやインターネット、日常の中で常に新しい情報をインプットし、それをお客様の前でアウトプットすることを習慣化しています。習慣化するまでは努力が必要ですが、一度習慣になれば自然と続けられます。

司会)日常の些細なことからもインプットを欠かさないのですね。

大蔦)そうです。例えば、先日海岸に犬と散歩に行った時、曇り空でもカップルやご年配の夫婦が仲良く散歩している様子を見て、どうやったらそのHAPPYな雰囲気をビジネスに活かせるかと思考を巡らせていましたよ。

司会)お客様との折衝の中では、どのようにHAPPYな雰囲気を創り出し、ウィン-ウィンとなる状況を作り出していますか?

大蔦)基本的には、TOTOの商品を長くご愛用いただいているお客様に対して、不具合が起きてお邪魔する形なので、まず真摯に対応し、修理や説明を丁寧に行います。

そして、TOTOの商品の価値と信頼性を自信を持って伝えます。お客様に納得していただくために、商品の購入後のストーリーをイメージさせることが大切です。熱意が伝われば、お客様も応えてくれると思います。逆に、その熱意が伝わっていないと、修理でお願いしただけなのに、商品の販売の話に変わって営業されているなと思われてしまいます。

だからこそ、自分がTOTOというブランドに携わっているという強い誇りを持つべきだと思います。

司会)高単価商品を販売することに抵抗はなかったのですか?

大蔦)お金ありきの話の進み方は僕は好きじゃないんですよね。

TOTOの商品の良さや価値を伝えることに重点を置いています。TOTOの商品が素晴らしく、取り付け・販売も間違いがないという誇りを持つと、お金云々ではなく、夢があることが伝わります。

例えば、新しいトイレに変わることで生活スタイルも変わり、気分も良くなります。購入後のストーリーをイメージさせることで、お客様に夢を与えることが重要だと思います。

司会) 他のメンバーが大蔦さんのように結果を出すためにはどうすればよいでしょうか?

大蔦)各人の成功法は異なると思いますが、基本は努力の積み重ねです。自分の方法をアレンジし、個々の人生経験を活かしてカスタマイズしていく必要があります。努力を続けることで、自然と結果が出るようになります。

20代や30代は挑戦と学びの時期ですので、その時期を超えていくことが大切です。感情や心理を学び、自分を見つめる姿勢があれば、早く成功に近づけると思います。

寝袋で睡眠?!私生活のルーティーンとマインドセット

司会)時間管理においてはどのようなテクニックを活用していますか?

大蔦)まず、時間は一度過ぎると戻らないもので、常に進み続けています。ただし、物理的な時間が過ぎても、心に何かを残せるよう意識しています。

日常生活では常に思考を巡らせ、頭の中でシミュレーションを行うことで、段取りがすぐに組めるようにしています。

そのため、仕事の中でも、どのように動けばよいかのストーリーが自然と出来上がり、結果として目標に向かう行動ができていると実感しています。

司会)常に思考を巡らせることで、自然に行動にも反映されるのですね。ちなみに、モーニングルーティーンはありますか?

大蔦)普段の生活では早起きを心掛けており、効率を追求するために寝袋で睡眠を取っています。朝4時過ぎに起きてから約10キロの自転車通勤を行い、体を動かしながら体力作りとマインドセットをしています。

司会)なんと!普段から寝袋で睡眠を取られているんですね!

大蔦)効率を考えた時に、寝袋が最適だと思ったからです。寝袋はすぐに睡眠に入り、すぐに起きられるツールであり、準備を含めた睡眠時間を効率的にまとめることができます。

司会)通勤時間が片道2時間近いと伺っていますが、その時間はどのように活用していますか?

大蔦)私にとって通勤時間は朝活の時間と定義しています。この時間を利用して気持ちを高めたり、様々な情報をインプットする時間に充てています。振り返ってみると、この通勤時間、すなわち朝活の時間が非常に重要であると感じています。

お客様は師であるプロフェッショナルの心得

司会)大蔦さんの強みと弱みを教えてください。

大蔦)強みは、自分の得意な分野を継続的に伸ばす習慣を身につけていることです。逆に弱みは、学歴が日本の社会ではネックになることが多い点ですね。しかし、社会に出てお客様対応の実践を通じて学ぶことで、この弱みは克服され、結果的に強みをさらに強化できました。

司会)そんな大蔦さんにとってお客様とはどんな存在ですか?

大蔦)現在の私があるのは、お客様とのやり取りを通じて磨かれた結果です。お客様からのフィードバックによって、受け答えやマインドセットも向上しました。

司会)それでは、ズバリ、大蔦さんにとってプロフェッショナルとはなんですか?

大蔦)プロフェッショナルであるためには、まず自分の願望を持つことが大切です。自分がどうなりたいかという目標がなければ、さまざまな情報をキャッチすることはできません。

司会)プロフェッショナルである大蔦さんを創り上げたナカソネ住設とはどんな会社ですか?

大蔦)ナカソネ住設は手作り感のある会社で、社長が一級の経営者だと感じます。社員が次のステージに進むための仕組みを常に考え、実行しています。

例えば、インタビューで社員に自己分析の機会を提供したり、女性の雇用を推進するなど、時代に合わせた変革を積極的に行っています。

司会)それでは、MVPを目指す社員に対してメッセージをお願いできますでしょうか?

大蔦)目指す頂点は人それぞれ異なります。自分がどうなりたいかを常にイメージし続けることで、10年、15年、20年後には理想の自分になれます。情熱を持ち続ければ、その先には必ず成功と成長があります。

司会)最後に、カスタマーエンジニアを目指す求職者の方にメッセージをお願いします!

大蔦)時代が変わっても、人の本質は変わりません。真摯な姿勢でお客様対応に取り組むことが大切です。人と接することで自分の生活が成り立っていることを実感できます。ぜひ一緒に働きましょう。

他メンバーから見た大蔦係長はどんな人?

駒澤営業所 マネージャーの鈴木さんに聞いてみた

私がナカソネ住設に入社したとき、大蔦さんはすでに長年勤務されていました。独特の言い回しをされる方ですので、正直、最初は理解に苦しむこともありました。(笑)

ですが、今では大蔦さんの適応能力の高さに感服しています。

大蔦さんは、常に変化する時代に対応し、売上を上げるための方法を自ら考え、情報を取得し、行動に移されています。そして、その行動の結果を自ら反省し、改善を続けるPDCAサイクルを一人でずっと回し続けておられます。

この精神力の強さと人間力には、非常に尊敬していますね。

駒澤営業所 CEの丸山 樹さんに聞いてみた

大蔦さんは非常に独創的で、多彩な引き出しを持っています。一見繋がりが見えない話題も、大蔦さんの頭の中ではしっかりと線で繋がっており、自分のワールドに引き込む吸引力があります。

一緒に話していると、時間を忘れて話し続けてしまう魅力を持った方ですね。

誰かのために一生懸命な方をお待ちしております!

弊社では『すごくいい』組織を作るため、採用する人材については学歴や職歴よりも人物重視のポテンシャル採用を行なっております。

ナカソネ住設では、一緒に働いていただける新しいメンバーを募集中です!ぜひ、皆様からのエントリーをお待ちしておりますので、お気軽にお問い合わせください!

最後に、ナカソネ住設公式noteのフォローや記事への「スキ」もお願いいたします!
リアクションを励みに、毎週水曜日に新着記事を更新をしていきます。

X(元Twitter)やInstagram、Youtubeも定期的に更新しております!

・X(元Twitter):@NakasoneJusetsu
・Instagram:@nakasone_jusetsu
・YouTube:@nakasonet