HANA

こちらでは詩やエッセイを書きますが実は美術系。 アメブロでは私の仕事のレポートを主に…

HANA

こちらでは詩やエッセイを書きますが実は美術系。 アメブロでは私の仕事のレポートを主にしています。 https://ameblo.jp/niconico-art 観たものや感じた事、想像した事ナド 言葉でデッサンしてみようと思いました。

記事一覧

裏腹。

私は私の目玉をくり抜きたくてたまらない。 目玉はいつも上の空であなたの陰ばかりを追いかける。 大嫌いなのに。 大嫌い大嫌い大嫌い! だいきらいだいきらい らいら…

HANA
3年前

私の印

息子について どこに行ってもパパにそっくりと言われる息子。 だけど左手のマスカケ線とおでこの生え際がハートマークになっているところは私と同じ。 秘密を握り締める…

HANA
3年前
1

石鹸ネコ

家には飼い猫がいる。 「ねえ、猫にシャンプーしなくていいの?」 「猫はお風呂に入らなくていいの?」 と、ある日息子は私に聴いた。 「うん、猫は舌で体をペロペロ舐め…

HANA
3年前

洗濯しながら何だかときめく

燃える太陽の代わりに 暖色に翻る木々が 秋を告げる時 雲は着々と 雪を製造し そのうち 雪は大地に溶けて 柔らかな春になる 優しさや 厳しさや 切なさや 愛しさや それ…

HANA
3年前
4

煌めく光の出発点

煌めく光の出発点は 実は闇であるかも知れない 嬉しい気持ちのサプリメントは 時に哀しみであるかも知れない 砂漠のように平らな世の中 案外つまんないかも知れない

HANA
4年前
1

うんとううん🎵

解釈の難しいところ 「コーヒー飲む?」 「う、・ ・ うん」 (;_・) 私は聞き返した。 「うん」か「ううん」かどっち? そう、「う」の一文字を足すか引くかで意味が逆転してしまう…

HANA
4年前
3

愛知県陶磁美術館の風景

また行きたいな~。 人もまばらで光が美しい晴天の日の絶好の外出日より。 どっしりとして落ち着いた風情の建築物がステキ! 桜が9割りがた散り行きそこを人が歩いたせ…

HANA
4年前
2

月にワガママ

月へ 暗闇のなか 柔らかなグラデーショーン浮かべ 届かぬ距離を優しく浮かぶお月様 見上げてみれば いつも通りのうしろ姿 その裏側を覗いてみたい その魂に触れてみたい…

HANA
4年前
2

知らない人への告白

暖色 (;_・)(´;ω;`)(/o\)(/ー ̄;)(/。\)(。´Д⊂)(T▽T)(T_T)(T.T)(T^T)!!!!!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ーチクチクしながらもやもや…

HANA
4年前
2

僕を生んだ数式

マイノリティー 9÷2=4あまり1である 僕は4の陰に潜む1という数字 俗に言うマイノリティーである 理科で言う食物連鎖は 強い程に数が少なく 格好の良い肉食獣 ピラミッドの…

HANA
4年前
2

退屈な日常

現実 朝目覚めてご飯を食べて歯を磨いて顔を洗う それからお化粧をして子供を見送り掃除をして パートに出る 帰ってきて夜ご飯を作り一日の全ての家事が終わった頃には…

HANA
4年前
2

雪が起こした化学変化

砂糖雪 しんしんと降る雪には使命がある 子供達が白い息を吐きながら 雪だるまを作れるように サンタさんがソリに乗って プレゼントを運べるように 冬が来れば大地を白…

HANA
4年前
2

卵の殻の行いは愛に似ている

   ゆで卵 茹でたての熱い身に ぴったりと貼りつき むこうにもなかなか むけない殻の想いは 白身に対する愛なのか 執着なのか分からない だけどね、あれれっ? 氷で冷…

HANA
4年前
3

私の見た目はイケてない

   着色料 綺麗な色をした飴玉に 入っている着色料 大きく形の良い ブロッコリーに 入っている農薬 美しすぎるあの娘の鼻に 入っているシリコン 私の見た目はイケて…

HANA
4年前
3

青虫だけが知っている

  君へ ソロリソロリ。 君の足音は残り2段という時になって ようやく聴こえる。 階段に対してさえ傷つかないように優しく歩く 君の細やかな性格は派手ではない為に …

HANA
4年前
1

キラリンとキラリオ

  二つの星達 広い夜空でキラキラと 星の波動が宙を戯れ 一緒に滑って流れ落ち ・・・・・・・・・(;o;)! 尻餅ついて辿り着いた 地球と言う地で迷子さブラブラ 離れ…

HANA
4年前
2

裏腹。

私は私の目玉をくり抜きたくてたまらない。

目玉はいつも上の空であなたの陰ばかりを追いかける。

大嫌いなのに。

大嫌い大嫌い大嫌い!

だいきらいだいきらい

らいらいらいすき

あ・・・

言っちゃった・・・(;o;)

私の印

息子について

どこに行ってもパパにそっくりと言われる息子。

だけど左手のマスカケ線とおでこの生え際がハートマークになっているところは私と同じ。

秘密を握り締めるようにして刻まれた
私のしるし。

うふ。

石鹸ネコ

家には飼い猫がいる。

「ねえ、猫にシャンプーしなくていいの?」
「猫はお風呂に入らなくていいの?」
と、ある日息子は私に聴いた。

「うん、猫は舌で体をペロペロ舐める事で綺麗にしてるんだってさ。だから年に1~2回でいいんだって。」ネットで調べた事を私は答えた。

それに対し息子が聞き返した。

「え?猫の舌に石鹸ついてるの?」

ん?

猫の舌に石鹸がついている・・・(笑)、

舐めたら綺麗にな

もっとみる
洗濯しながら何だかときめく

洗濯しながら何だかときめく

燃える太陽の代わりに
暖色に翻る木々が
秋を告げる時
雲は着々と
雪を製造し

そのうち

雪は大地に溶けて
柔らかな春になる

優しさや
厳しさや
切なさや
愛しさや

それから
苦しみも

アイスのように
溶けたり

やかんのように
沸いたり

フワリフワリ

洗濯物を
干しながら
何だかときめく

煌めく光の出発点

煌めく光の出発点

煌めく光の出発点は
実は闇であるかも知れない

嬉しい気持ちのサプリメントは
時に哀しみであるかも知れない

砂漠のように平らな世の中
案外つまんないかも知れない

うんとううん🎵

うんとううん🎵

解釈の難しいところ

「コーヒー飲む?」

「う、・ ・ うん」 (;_・)

私は聞き返した。

「うん」か「ううん」かどっち?

そう、「う」の一文字を足すか引くかで意味が逆転してしまうこの言葉。

微妙すぎる(T_T)

その後「yes」か「No」か英語で答えてね(^^)

と私は言ってしまった。

愛知県陶磁美術館の風景

また行きたいな~。

人もまばらで光が美しい晴天の日の絶好の外出日より。

どっしりとして落ち着いた風情の建築物がステキ!

桜が9割りがた散り行きそこを人が歩いたせいでピンク色の淡いグラデーションを帯びて絵巻物と化したくねくねしたコンクリートの通路を夢心地で歩いた。

そして晴天のため光が木々に注がれ本来の倍の色彩を帯びているような葉っぱの群れに癒され。

そこかしこに点在する陶磁性のちょっと謎

もっとみる

月にワガママ

月へ

暗闇のなか

柔らかなグラデーショーン浮かべ
届かぬ距離を優しく浮かぶお月様

見上げてみれば
いつも通りのうしろ姿

その裏側を覗いてみたい
その魂に触れてみたい

引力を奪われ
重力を離れて
あなたのところへ
飛んでいきたい

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

昨夜みた夢儚くいつもの光景が拡がっていた。

子供達は朝から寝転んでスマホをいじり
パパは会社に行く準備に忙しく
そして

もっとみる

知らない人への告白

暖色

(;_・)(´;ω;`)(/o\)(/ー ̄;)(/。\)(。´Д⊂)(T▽T)(T_T)(T.T)(T^T)!!!!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ーチクチクしながらもやもやしていたその時ー

noteを観ていたら・・・・・・・

顔も知らないあなたのワンフレーズが

私の心を撫でてくれた

夏であるのに冷たかった私の心は

徐々に暖色へと翻り

にっこりと微笑んだ

僕を生んだ数式

マイノリティー

9÷2=4あまり1である
僕は4の陰に潜む1という数字
俗に言うマイノリティーである

理科で言う食物連鎖は
強い程に数が少なく
格好の良い肉食獣
ピラミッドの上に
鎮座する構造的特色

だけど僕はあまりの1だ
あまりだなんてあんまりじゃい

割り切れる
4の奴らは堂々と
光の中の雲に居座る

僕は夢を見た
僕を生んだ数式が
食物連鎖に変わる夢

夢の中では僕
ライオンにも
なれ

もっとみる

退屈な日常

現実

朝目覚めてご飯を食べて歯を磨いて顔を洗う

それからお化粧をして子供を見送り掃除をして
パートに出る

帰ってきて夜ご飯を作り一日の全ての家事が終わった頃には疲れ果てて眠るのみ

あいうえあいうえありふれた日常

だけど巧い具合に切り取ると美しく彩られるインスタに

いいねがあると私は特別な存在だと
認められた気になって

いいねがないと焦り

そんな自分が時折嫌になり

現実はまたもや空

もっとみる

雪が起こした化学変化

砂糖雪

しんしんと降る雪には使命がある
子供達が白い息を吐きながら
雪だるまを作れるように

サンタさんがソリに乗って
プレゼントを運べるように

冬が来れば大地を白く冷たく
凛として美しく覆う使命

産まれて21年目に1度だけ
雪は使命を忘れてしまった

その年の雪は冷たくはなく
嘗めてみると甘い味がした

外見だけを留めながら
冷気を放つ使命を忘れ
砂糖と化した雪の怠惰

大地のぬくもりに心

もっとみる

卵の殻の行いは愛に似ている

   ゆで卵

茹でたての熱い身に
ぴったりと貼りつき
むこうにもなかなか
むけない殻の想いは
白身に対する愛なのか
執着なのか分からない

だけどね、あれれっ?

氷で冷やすとつるんと
簡単にむけました

ゆで卵の殻はきっと
感情家に違いありません

私の見た目はイケてない

   着色料

綺麗な色をした飴玉に
入っている着色料

大きく形の良い
ブロッコリーに
入っている農薬

美しすぎるあの娘の鼻に
入っているシリコン

私の見た目はイケてない
けどけどけどけど
まあいっか?

味だけは一級品の
美味しいしらこに
なることに決めた

青虫だけが知っている

  君へ

ソロリソロリ。

君の足音は残り2段という時になって
ようやく聴こえる。

階段に対してさえ傷つかないように優しく歩く
君の細やかな性格は派手ではない為に
時に理解されずに「無関心」「冷めている」という印象を 人々に与える。

本当は少し揺らせばグラグラと崩れ落ちてしまうかのような豊かな感受性を隠し持っているのにね。

君の本当の優しさを知っているのは人ではなく先程まで階段を下りながら

もっとみる

キラリンとキラリオ

  二つの星達

広い夜空でキラキラと
星の波動が宙を戯れ
一緒に滑って流れ落ち

・・・・・・・・・(;o;)!

尻餅ついて辿り着いた
地球と言う地で迷子さブラブラ

離ればなれのキラリンキラリオ

人に化けて探し回るわ

宇宙の言葉で合図を送るさ

ーキラキラキラリンー

星の波動が二人を繋ぎ
同じ海へと引き寄せた