低品差値ビジネスマンからの手紙#1
「品差値」の概念をご存じない方は、まずはこちらからご覧ください。
ここから先は、本当に低俗な、低品差値なお話をします。よっぽど仕事に疲れている人か、もうどうにでもなれという方のみ読み進めてください。
「あのさ、俺おちんちんがめちゃくちゃ大きいんだよね。」
この発言は一見低俗で、低品差値などうしようもないものに思えますが、少し落ち着いて考えると非常に魔力をもったパワーワードである事に気が付きます。そんな訳がないと思ったそこの貴方、騙されたと思ってスクロールして下さい。本当に騙されるかもしれません。はたまた、全く騙されないかもしれません。その場合は、すみません。
嘘を嘘と見抜く術がない
例えば、あまり胸が大きく無い女性が「私、おっぱいがめちゃくちゃ大きいんだよね。」と言ったところで、「そんな訳あるかいっ!」「胸小さすぎてあたまおかしくなったんかいっ!(言い過ぎ)」と方々からツッコミが入るでしょう。しかし、上記の発言は、大きかろうと実際は小さかろうと見る訳にはいかないので、確かめようがありません。ただただ想像を掻き立てるという魅力をもっているのです。
どうでもいいと思いつつ意識してしまう
この発言は、しょうもないと片付けられつつも「どれぐらい大きいのかな?」と一瞬でも相手に考えさせてしまう引力をもっています。さらに「どうでも良いわっ!」と自分にツッコミをいれて終わらせようとしても、終わらせようとすればするほど忘れられないという驚異的な粘着力も持ち合わせているのです。
そもそも大きさの物差しが相対的
そもそもここでいう「大きい」が絶対的だと思っている人が大多数いますが、実は経験による蓄積データからの相対評価であるという見方ができます。女性の胸は「カップ数」という指標で比較できますが、男性に「カップ数」はありません。では、長さ太さを「㎝」で表せると考えるでしょうが、確かに表す事ができます。しかし、何をもって大きいと思うかは過去との比較でしか無いため、それが何㎝かは大した問題では無いのです。
次に二人で会った時に伏線が効いてくる
複数人の場でしょうもない話題の一つとして繰り出された発言も、次に二人で会って不意に思い出した時に強烈に意識してしまうという伏線になります。
人間は好奇心が強い生き物
一度気になった事は、確かめたくなるのが人間の性です。その後の流れはご想像にお任せしますが、「答え合わせした時に嘘だったらまずいじゃないかっ!」と思ったそこの貴方。周りを見渡してください。その答えが出る頃にはもう目的は果たされているはずです。結果的にそれが嘘であったとしても、あなたの人柄があれば後は笑い話で済むのです。
「あのさ、俺おちんちんがめちゃくちゃ大きいんだよね。」
著作権フリーですので、ぜひお試し下さい。
あと、言い忘れておりましたが、品差値の低い会話をするときに何よりも重要なのは「TPO」です。こんな発言を時と所と場合を心得ずにすれば大変な事になりますので、そこだけはくれぐれもお気をつけ下さい。相手を不快にさせてまでする下ネタは下ネタでもなんでもありませんので。
以上、【低品差値ビジネスマンからの手紙】でした。おやすみなさい。
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