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ボーイズ・オン・ザ・ラン
花沢健吾さんの作品が好きだ。
初めて読んだのは「ルサンチマン」だった。映画「レディ・プレイヤー」のようにバーチャルの世界へ、全身スーツと専用ゴーグルを装着して入り浸る。そんな、中年の冴えないおじさんが主人公の、確か全三巻の漫画だ。
(後から調べてみたら全四巻でした。失敬)
「冴えない」を描く天才だと思った。花沢健吾さんは。
「冴えない」を描く時、作者が冴えてると、その「冴え」が空気中にどうしても
青野くんに触りたいから死にたい
死ぬほど号泣する。何度も声をあげて泣いてしまう。傷だらけの心を映す、これは鏡で凶器で宝石で、世界だ。
この世界はクソだと言った、そう言ってくれた女の子が主人公の、これはたった一つの大切な物語だ。
(※注意
考察ではなく本当に純粋な感想文です。感情と主観100%で最後まで書き殴っているのであしからず)
一話を初めてwebで読んだ時からずっと好きで、号泣しながらずっと優里ちゃん達の物語を見てきた。
めっきらもっきらどおんどん
大人になってから出会った絵本がいくつかある。
今日はその中の一冊の話をする。
ありがたいことに近所の図書館は、こどもの本だけを取り扱ったコーナーが別フロアに設けられていて、そのフロアには絵本、紙芝居、図鑑、学習図書などがズラリと並んでいる。
私はあの場所が大好きだ。
まだ一人では歩けないほど小さい子も、小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんも、こどものお母さんもお父さんも、時たま若いあんちゃんねえちゃん