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コニシ木の子
2021年6月2日 21:21
「人なんてな、つまるところ思い出の塊だからな」小説で使われたこの言葉を現実で使う。そうリエさんと約束したのは、俺だ。俺は常々考えていた。神奈川県表丹沢塔ノ岳。標高1419メートルの山である。毎度の友人から電話が鳴った。「お前なら出来る」「俺なら出来る」ということで、山頂にある施設の維持管理のために、彼と登る事になる。彼というのもかったるいのでポップとする。冒頭のセリフをポ
2021年6月9日 23:02
伊勢原市内一周駅伝当日だ。 俺達は、ラジオに出演していたおかげもあり、当日は、「もと2」だと、まじで囁かれるようになっている。 集合場所に失踪していたチャンが、現れる。 「アイドルにはならないけど、俺走るよ」 当たり前だ。 ポップが、親父にみんな揃ったと伝える。ポップの親父は、監督である。「じゃ、ゼッケン渡すぞ…」「これ…が……言いたかった」 は? 言いたかっ
2021年6月8日 21:42
これは、繋がりと絆のおはなし。お正月は駅伝大会で盛り上がる。神奈川県伊勢原市にも市内一周駅伝大会がある。 木ノ子二十歳くらいのはなし。 木ノ子とは、私。いつもの様にフラフラフフフの毎日を、過ごしていたのだが、駅伝のチラシを見つける。閃いた私は、友人の彼に電話をする。 「俺達ならやれる」「俺達なら走れる」 彼と言うのもかったるいのでポップとする。 ポップと俺は、5人いなけれ