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詩とエッセイ

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ぽえまーよはんのひとりごと。
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#幸せ

ナイフ。

ナイフ。

久しぶりに、泣いた。

もっと悲しみを知れ、 と思った。

でも、悲しみを知った人は
決して言わない、そういうものだ。

人生に優劣はない。

でも、たくさん負う人はいる。

別に、何を言ってもいい。
自由だ。
湧くものはどうしようもない。

だけど、
流されてると馬鹿にしながら
その雰囲気に流されるとか
そんな情けないこと、絶対すんなよ

ここだけの話。
本人には届かないから。

そうだといいね

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逃げても。

逃げても。

幼い頃の自分に教えてあげたいことは、
逃げてもいいんだよ、ということ。

もっと逃げるべきだった。

でもその時は、
それを知る術がなかったんだよね。

大人になって
子どもの頃より世界が広がって
広がるんだって、知ったのに
それなのに
いまだってまだ
これより広がることを信じないでいる

せめて
逃げる可能性だけ
もしくは
新しい道を切り開く可能性
それだけ
こころにとめておいて
#poem

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まだ。

まだ。

2021年4月16日金曜
自分の意思とは別に、
体が、親離れを感じさせてくれた日
親に、ちゃんと
子離れさせてあげなきゃならない

そういう環境があって
別に、誰も、悪くなかったよ
でも
みんなで
いつかは乗り越えなきゃいけなくて

早く大人になりすぎたのだとしても
ほんとに大人になった時
責めないで、
ゆっくりゆっくり
変えていかないといけないね

二重の苦しみだと
思うかもしれない、けど
その

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慕い桜

慕い桜

油絵ほどに近づいてきて
愛を吸うみたいに空気を
覚えていてほしくて走る

春の夜の声もなきその香

せつなく儚くそこにいて
でもそっと吹いただけで
消えるほど弱くはないの

愛おしさはどんな時でも
心のどこかに住んでいて
永遠に巡る、春への憧れ

その香りを恋い慕うまま

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久しぶりに詩を。。
先日、仕事帰りにいつもの道を通って
今年はお花見もできないかぁ、と
ふと夜桜を見たときに

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