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アベノアノミー(安倍晋三の死去に寄せて)
この10年、安倍晋三に対して「死ねばいいのに」と思わない日はなかったくらい。けれどもホントに殺されちゃったので、直情的な表現を抑えてきた自分を褒めてあげたい。
もちろん、事件が僥倖だなんて思わない。かといって、彼が生きていれば「丁寧な説明」が聞けたのに…などという期待は微塵もない。彼は棺桶の前に刑務所に入るべきだった。犯人の凶行はその機会を永遠に奪ってしまった。それが残念で仕方がない。
その
CHAIは地球を救う
日本盛衰45年周期説 日本盛衰45年周期説ってのがあるそうで。
血まみれの明治維新、どん底から日本の近代が始まり、日露戦争で絶頂に至り、敗戦で再びどん底、バブルで再び絶頂へ。この説に拠れば、私達は2035年のどん底まで、順調に凋落を続けることになる。
諸行無常は世の習い。にしても、1周期目が軍事、2周期目が経済ときたら、3周期目には何がやって来るのかが、気にかかる。
13年後に底を打ち、新た
善悪の此岸(つるんとした世界)
善悪の此岸
40年近く前に橋本治が「いまの子は反抗期がない」といった。
娘は小学校の頃から成人した現在に至るまで決して信号機を無視をしない。
増田書店の前の赤信号を私とカミさんが渡ったあとに気がついて振り返ると、娘は向こうで不機嫌な顔をして私たちを睨んでいる。
昔はこれを「良い子」と呼んだものだけれど、これが標準化されてみると、どうもそんな平穏な話でもなさそうだ、と子育てを終えて考えるよう
新型肺炎雑感(20211111)
新型肺炎雑感(20211111)少し久しぶりに「またか・・・」。
最初は実母だった。以降、何人から同じ言葉を聞いただろうか。
福島の義父が311の年末に前立腺がんになり、翌年に肺がんで亡くなったことについて話すと、なぜか「それはきっと偶然だから」「ストレスが原因では」と放射能の影響を否定しにかかる人が多い。たばこを吸っていたと話せば「それだ、それ。きっとそれだよ」てな具合で。
「恨んでも詮無きこ
政治マニアを標的にした電波ジャックに洗脳されんなよ
世論調査の政党支持率が示すのはカルト信者の数でしかない、というのは言い過ぎだろうか。
創価学会や統一教会、日本会議だけのことではない。共産党も立憲民主党も同じようなもの。つまり、いまどき選挙前でもないのに支持政党の名前を言える政治マニアは鉄道マニアと程度を同じくするマイノリティだと申し上げちゃう。
立民党員の私ではあるが、日々心底から支持しているわけもなく、電話による世論調査には「支持政党なし」
新型肺炎雑感(20210911) ボクチンもワクチン
911から20年を記念?してワクチン一発目をキメる予定の日。
夏休み自由研究の感想が続々と寄せられて小躍りしていると、20年以上前に書いたテキストの感想までタイムラインに現れて不思議な気分。
今日、死ぬんじゃないか、オレ。不安になりながらファイザーをブチ込んだけれど、今のところは無事。スプーンがくっつかないのがチト残念。
ところで、二の腕とは違う所で痛痒い事態が発生。
CDは自分の手を離れてもは
新型肺炎所感(20210723) 五輪狂想曲
1964年の東京五輪、サッカーファンには伝説の日本vsアルゼンチン戦。
親父は周囲の反対を押し切り、生後4ヶ月足らずの私を駒場スタジアムに連れて行ったそう。
その後、石油ショックまでの数年間が彼の人生のピーク、以降の凋落は私の記憶にも鮮明で、今ではそれが日本の製造業の盛衰に同期していたことを理解している。
「日本40年周期説」てのがある。私はこの周期のピークとボトムに数年の踊り場があると考えて
ここがかっちぇー、馬場辰猪
・「日本語文典」 西欧かぶれの批判の仕方近代西欧文化サイコー!と「簡易英語採用論」で日本語廃止を主張した森有禮。(昔からいたんだね)これに対して 「日本語も一般的な法則によって支配される合理的な文法であること」を日本語文典で明らかにした。
「この西欧かぶれめ」と非難するのではなく、日本語を分析して「西欧の合理的言語」と変わらないことを証明する、批判のスタイルがクール。
・「日英条約論」「いまや、
情けは人の為ならず!
「情けは人の為ならず」に対して俗説と真説の二通りがあることを昔、職場の先輩に聞いたことがある。どちらも立派過ぎて自分には馴染めないので、三つ目の解釈を提案してみたい。
80年代に中米某国でボランティアをしていた人に聞いた話。
日本のある団体が放置自転車を送りたいという。「それは間に合っているから自転車を鉄屑にでもして現金を送ってほしい」と伝えるのだが、それではダメだと。やがて輸送費をかけて送られ