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行商回顧録vol.1
以前、どこかに記録したはずが
なくなってしまったから記憶を辿って書きます。
最近なぜか、ある家族のことをよく思い出す。
あれはいつだったろう。
あざみ野のあたりの住宅街
ひとりでお家をまわっていた時
アルファードかな、とにかく大きな黒い車。
洗車をしているお兄さんに声をかけた。
細身で小柄。よく日に焼けた、優しそうな人だった。
ちょっと待ってて、と入っていった
玄関からばたばたと出てきたふた
なみだ、なみだ!
満ちた線は点をむすんで
どこから
どこまで
昨晩ゆめにみた
きっと今日は あめ
かえるよ
まだ今は
なみだから
さようなら。
ぽつり、
ぽつりと
まぶたの浦から
あふれる
あたたかい海よ
今日が亡くなると、今日のわたしも無くなる。あらたに向かえる朝。布団から生まれるのは、また別のわたし。
だからなんだというのだろう。
肉じゃがをつくって、たべた。
それだけ。
てづくりすると味がやさしいのは
ほんとうにふしぎ。
こころとお腹が
しあわせでみたされる。
見える場所、見えない場所を
いま、きれいにしているところ。
食器を洗いながら
水のしたたる腕が手がひやひやで
ここちがよいのね。
Why i am here
真の自己を知ること。
愛は地上で最も大きな力。
人に苦しみを与えてはいけない。
苦しみを和らげるのが慈悲。
人を愛することは、自分を愛すること。
人への施しは、自分への施し。
他人を傷つけ、憎み、酷使する人は
自分自身にしている。
愛の恵みを考えていれば
憎しみは次第に消える。
不当に扱われても、人に敵意を抱かない。
親しい友だと想像し、努力して愛する。
愛と優しさを呼び起こすような
感情を心の