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小説:ホタルが眠るまで(6)
これまでのお話
ホタルのウーは水中から上陸し羽を持った新しい体を得ましたが、うまく飛ぶことができません。落ち込んだウーは逃げるように仲間の元を去りました。逃げた先で、ウーは月の歌を聴き、お月様に近づきたいと考えるようになります。そして、幼虫の頃に出会った友達のカタツムリのツムに再開し、森で一番高いおばけの木を登ることにしました。そこで危険なバケ鳥と遭遇し重傷を負いながらも、ツムの力を借りて頂上ま
小説:ホタルが眠るまで(5)
これまでのお話
ホタルのウーは水中から上陸し羽を持った新しい体を得ました。仲間の助言を受けて飛ぶ練習をしますが、なかなかうまく飛べません。落ち込んだウーは逃げるように仲間の元を去りました。逃げた先で、ウーは月の歌を聴き、お月様に近づきたいと考えるようになります。そして、幼虫の頃に出会った友達のカタツムリのツムに再開し、森で一番高いおばけの木を登ることにしました。そこで危険なバケ鳥と遭遇してしまい
小説:ホタルが眠るまで(4)
これまでのお話
ホタルのウーは水中から上陸し羽を持った新しい体を得ました。仲間の助言を受けて飛ぶ練習をしますが、なかなかうまく飛べず、羽が暴走して落下してしまいます。落ち込んだウーは逃げるように仲間の元を去りました。逃げた先で、ウーは月の歌を聴き、お月様に近づきたいと考えるようになります。そして、幼虫の頃に出会った友達のカタツムリのツムに再開しました。
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ホタルが眠るまで
小説:ホタルが眠るまで(3)
これまでのお話
森の小川で暮らすホタルの子たちは、水中での生活を終えて地上に上がる時を迎え、ホタルのウーも上陸し新しい体を得ました。羽を手に入れたウーは、仲間のキーの助言のもと飛ぶ練習をしますが、なかなかうまく飛べません。そして羽はウーの手には負えないほど暴走し落下してしまいます。落ち込んだウーは仲間たちに1匹で練習すると伝え、森の闇の中に逃げ込んだのでした。
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ホタルが
小説:ホタルが眠るまで(2)
これまでのお話
森の小川で暮らすホタルの子たちは、水中での生活を終えて地上に上がる時を迎えました。ウーも他のホタルの子と同じように、体は地上を渇望していましたが、未知の地上への恐怖で無理に水中に留まってきました。しかし、いよいよ水中での生活は限界に近づき、上陸しなければ死んでしまいます。雨の降る夜に、ウーも他のホタルの子たちと一緒に上陸を決意し、水中の友と別れ、初めて地上世界を進みます。そして地
小説:ホタルが眠るまで(1)
あらすじ
ホタルのウーは水中での生活を終えて、羽のある新しい体を手に入れました。
無事地上に出てきたのは良いのですが、地中に潜る前の記憶がありません。また、仲間のホタルのようにうまく飛ぶこともできませんでした。
仲間の元から逃げ出し、1匹になったウーは森の不思議な場所でお月様の歌を聴き、もっと近くでその声を聴きたいと思いました。
そしてカタツムリのツムとの出会いにより、自分の好きなものやりたいこ