海禄ミナ

海禄ミナ(みろくみな)いろいろ書きます。浅く広い愛。

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  • 連載小説:ホタルが眠るまで(全6話)

    ホタルのウーは新しい体になるため水中の友と別れ地上に上がります。昔の記憶を忘れてしまい、仲間のようにうまく飛べないウーは何か新しい目的が欲しいと思うようになります。全6話完結。

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    自己紹介の代わりにつぶやき以外の最近の記事を10件前後まとめてます。

  • 短編小説

    オリジナルの短編小説をまとめてます。時々勝手に修正します。

  • 絵はなし

    漫画とも絵本とも言いがたい作品たちです。眠れない夜に、思考が邪魔する時にふらっとどうぞ。

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コンビニで買った冷やし中華と一緒に冷えたまま食べる梅おにぎり美味しい。夏の味がする。

    • 小説:ホタルが眠るまで(6)

      これまでのお話 ホタルのウーは水中から上陸し羽を持った新しい体を得ましたが、うまく飛ぶことができません。落ち込んだウーは逃げるように仲間の元を去りました。逃げた先で、ウーは月の歌を聴き、お月様に近づきたいと考えるようになります。そして、幼虫の頃に出会った友達のカタツムリのツムに再開し、森で一番高いおばけの木を登ることにしました。そこで危険なバケ鳥と遭遇し重傷を負いながらも、ツムの力を借りて頂上まで辿り着くことができました。 ▼前回のお話はこちら ホタルが眠るまで(6)ツ

      • 小説:ホタルが眠るまで(5)

        これまでのお話 ホタルのウーは水中から上陸し羽を持った新しい体を得ました。仲間の助言を受けて飛ぶ練習をしますが、なかなかうまく飛べません。落ち込んだウーは逃げるように仲間の元を去りました。逃げた先で、ウーは月の歌を聴き、お月様に近づきたいと考えるようになります。そして、幼虫の頃に出会った友達のカタツムリのツムに再開し、森で一番高いおばけの木を登ることにしました。そこで危険なバケ鳥と遭遇してしまいます。 ▼前回のお話はこちら ホタルが眠るまで(5)「早く逃げろ!!」 ど

        • 熱々の車に乗って冷房効くまでの数秒で体が火を通したもやしみたいに萎れる感じがする。駐車場のアチアチのアスファルトから伸びまくってる雑草。植物の生きる力ってすごいなぁ、とかなんか変に感心してしまったりして。

        コンビニで買った冷やし中華と一緒に冷えたまま食べる梅おにぎり美味しい。夏の味がする。

        • 小説:ホタルが眠るまで(6)

        • 小説:ホタルが眠るまで(5)

        • 熱々の車に乗って冷房効くまでの数秒で体が火を通したもやしみたいに萎れる感じがする。駐車場のアチアチのアスファルトから伸びまくってる雑草。植物の生きる力ってすごいなぁ、とかなんか変に感心してしまったりして。

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        • 連載小説:ホタルが眠るまで(全6話)
          6本
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        記事

          小説:ホタルが眠るまで(4)

          これまでのお話 ホタルのウーは水中から上陸し羽を持った新しい体を得ました。仲間の助言を受けて飛ぶ練習をしますが、なかなかうまく飛べず、羽が暴走して落下してしまいます。落ち込んだウーは逃げるように仲間の元を去りました。逃げた先で、ウーは月の歌を聴き、お月様に近づきたいと考えるようになります。そして、幼虫の頃に出会った友達のカタツムリのツムに再開しました。 ▼前回のお話はこちら ホタルが眠るまで(4)「そっか、それで1匹で居たんだね。」 「うん。」 ツムは時々うんうんと優

          小説:ホタルが眠るまで(4)

          小説:ホタルが眠るまで(3)

          これまでのお話 森の小川で暮らすホタルの子たちは、水中での生活を終えて地上に上がる時を迎え、ホタルのウーも上陸し新しい体を得ました。羽を手に入れたウーは、仲間のキーの助言のもと飛ぶ練習をしますが、なかなかうまく飛べません。そして羽はウーの手には負えないほど暴走し落下してしまいます。落ち込んだウーは仲間たちに1匹で練習すると伝え、森の闇の中に逃げ込んだのでした。 ▼前回のお話はこちら ホタルが眠るまで(3)ウーは森の茂みの真っ暗な地面を、這うように姿勢を低くして歩き続けま

          小説:ホタルが眠るまで(3)

          小説:ホタルが眠るまで(2)

          これまでのお話 森の小川で暮らすホタルの子たちは、水中での生活を終えて地上に上がる時を迎えました。ウーも他のホタルの子と同じように、体は地上を渇望していましたが、未知の地上への恐怖で無理に水中に留まってきました。しかし、いよいよ水中での生活は限界に近づき、上陸しなければ死んでしまいます。雨の降る夜に、ウーも他のホタルの子たちと一緒に上陸を決意し、水中の友と別れ、初めて地上世界を進みます。そして地上で新たな友に出会い、そこで初めてホタルの成虫の姿を知りました。ウーは新しい体を

          小説:ホタルが眠るまで(2)

          小説:ホタルが眠るまで(1)

          あらすじ ホタルのウーは水中での生活を終えて、羽のある新しい体を手に入れました。 無事地上に出てきたのは良いのですが、地中に潜る前の記憶がありません。また、仲間のホタルのようにうまく飛ぶこともできませんでした。 仲間の元から逃げ出し、1匹になったウーは森の不思議な場所でお月様の歌を聴き、もっと近くでその声を聴きたいと思いました。 そしてカタツムリのツムとの出会いにより、自分の好きなものやりたいことを見つけたいと考えます。 ウーはお月様を目指し、森で一番高いおばけの木を登る挑

          小説:ホタルが眠るまで(1)

          2024年上半期読書本まとめ

          2024年も上半期が終わった。 暑い。 暑いのやだ。無理。やだ。 私は夏に体調崩しがちなので、気をつけて過ごさなきゃなと気持ちを引き締めているところだ。 今年の夏は寝込まずに過ごすのが目標。 さて、今年は一ヶ月一冊くらいは本を読もうと思って読み進めてきた。 大量に読んでるわけでは無いけど、ゆっくり良いペースで楽しめてると思う。 せっかくなのでここで上半期に読んだ本をまとめてご紹介。 興味ある本があったらぜひ読んでみてくださいまし。 2024年 1月 星を継ぐもの 昨年の

          2024年上半期読書本まとめ

          ブラック・フォンが読みたくてジョー・ヒルの短編集買ったんだけど、ポップ・アートが好きすぎる!!苦しくて悲しくてラブ。

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          風はあるけどほんのりじとっとする暑さで食べるアイスが美味しい。毎日のようにアイス食べちゃうから危険だなぁ。ミルク味のアイスでコーティングされてて、中に練乳が入ったいちご味の氷っぽい棒アイスを無限に食べたい。

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          魔女の宅急便

          3月からコツコツと魔女の宅急便を読み進め、先月やっと全6巻読了。 6巻あったけど基本お話が一話ごとに完結していくので、お昼休みとか、朝のちょっとした時間とかにサクッと読み進められていい気分転換になった。 ここ最近仕事で色々あってずっと心がザワザワしてたんだけど、この本を読んでいる間は少し心が落ち着いて心地よく過ごせた。 キキが気持ちよさそうに箒で空を飛べば読んでいる私も心がスーッとして気持ちが良い感じがしたし、ココリの街の優しい人たちと触れ合って幸せそうにしている様子を読ん

          魔女の宅急便

          ホラー映画見ながら何も行動しない常識的で善良な人間が一番ムカつくってことがわかった。最悪の胸糞はそういう人間に足引っ張られてバッドエンドになることなのかもしれない。

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          今日も朝から頑張って自分の人生と向き合ってくる。何はともあれ、今日のお昼は母と祖母とパンケーキなのだ。生きる価値があるのだ。

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          ほんと油断するとこの世は不安になることだらけだって思い出しちゃうから良く無いな。最近一段と無茶振り多くてしかも私だけじゃなくて周りも無茶させられててひっちゃかめっちゃか。いつか、ひっちゃかめっちゃかだったねって笑えるかなあ。

          ほんと油断するとこの世は不安になることだらけだって思い出しちゃうから良く無いな。最近一段と無茶振り多くてしかも私だけじゃなくて周りも無茶させられててひっちゃかめっちゃか。いつか、ひっちゃかめっちゃかだったねって笑えるかなあ。

          隣人

          花が咲いていると雑草と分かっていても無下にできない気持ちになるのは何でなんだろう。 私がいつも止める駐車場のスペースの奥に、黄色いカタバミの花が咲いていた。 白い砂利の間から茎を真っ直ぐ上に伸ばして咲いていた。 軽自動車だから花を潰さない程度に停めてもきちんとスペースに収まるので、できるだけ潰さないようにいつも停めていた。 初めは調節が難しかったけど、次第に慣れてきて花を潰さない距離でスイスイと停められるようになった。 正直に言うと何回か潰したと思うけど、気がついたら「何か?