橘水海

小説を書いたり読書したり。 最近は文フリに出店したりしてます。

橘水海

小説を書いたり読書したり。 最近は文フリに出店したりしてます。

記事一覧

短編小説のプロット練り練り……。
書き始めた時はまだ面白いと思うのに、途中まで行くともうダメ。
もうちょっと変わったプロットにしないと目に止まらんよね……と思いつつ頑張る。

橘水海
5か月前
1

文学フリマ京都お疲れ様でした!

去年の大阪を経て、文学フリマ2度目の出店でした。 時雨文庫へ足を運んでくださった皆様、ご購入いただいた皆様、 本当にありがとうございました。 今回は新刊がなく、既…

橘水海
6か月前
6

文学フリマ京都8、お疲れ様でした!
前回買ってくれた方が来られたりしてとても楽しかったです✨
9月の文学フリマ大阪では新刊を出す予定なので、よろしくお願いします!

橘水海
6か月前
2

設営完了!

橘水海
6か月前
2

フリーペーパー完成!

橘水海
6か月前
2

フリーペーパー作成中

橘水海
6か月前
1

【文学フリマ京都8】『悪天を裂く』 試し読み

 土砂降りの朝だった。灰色の雨雲が空を覆い、湿気のせいか陰鬱としていた。雨音がやけに大きく聞こえ、耳を塞いでも遮ることができない。雨に責め立てられているようで胸…

橘水海
6か月前
6

文学フリマ京都8 お品書き

こんにちは。橘水海です。 来週の日曜日に開催される文学フリマ京都8に出店させていただきます。 開 催:2024年1月14日(日) 時 間:11:00〜16:00(最終入場15:55) 入場…

橘水海
7か月前
2

『ライオンのおやつ』感想

こんにちは。 今回は今年のベスト本について話したいと思います。 今年というか去年ですが。 2023年に読んだ本の中でよかったのは、 小川糸さんの『ライオンのおやつ』で…

橘水海
7か月前
7

【2023年】ベスト映画

こんにちは。橘水海です。 早くも、今年一週間を過ぎてしまいましたが、 一度2023年のことを振り返ってみます。 というのも、連続投稿チャレンジのお題で2024年のものを…

橘水海
7か月前
5

2024年やりたいこと

こんにちは。 先日は「かなえたい夢」について書きましたが、今回は「今年やりたい10のこと」について書きたいと思います。 夢や目標ではなくやりたいことなので、ここで…

橘水海
7か月前
8

文学フリマ京都8に出店します!

こんにちは。橘水海です。 去年は文学フリマ大阪11へ出店しましたが、今回は文学フリマ京都8へ出店します! 9月の大阪も出店予定です。 大阪では新刊を出しますので、よろ…

橘水海
7か月前
2

短編小説新人賞を受賞する!

初めて文学フリマに出店する楽しさを知った2023年。 そして楽しい年にしたいと思う2024年。 今年の夢をnoteで公表して、自分を奮い立たせようと思います。 今まで二度ほ…

橘水海
7か月前
16

楽しもう、2024年

あけましておめでとうございます。 12月30日に、急に38度の熱を出し、年末はやろうと思っていた大掃除もできず……。 病院で検査していただいたところ、インフルでもコロ…

橘水海
7か月前
5

【小説】色褪せた白 最終話

 商店街のバーの前でぴたりと足を止める。稔は少し躊躇しているようだった。それもそうだろう。中に入ってしまえば相手の好きなように弄ばれることになる。さっき怖くなっ…

橘水海
7か月前

【小説】色褪せた白 第四話

 昼休み、いつものように海原くんと食事をしていると、今日は彼の方から稔のことを切り出してきた。昨日は稔くんと何もありませんでした? と、社食のカレーライスを口に…

橘水海
7か月前
1

短編小説のプロット練り練り……。
書き始めた時はまだ面白いと思うのに、途中まで行くともうダメ。
もうちょっと変わったプロットにしないと目に止まらんよね……と思いつつ頑張る。

文学フリマ京都お疲れ様でした!

文学フリマ京都お疲れ様でした!

去年の大阪を経て、文学フリマ2度目の出店でした。

時雨文庫へ足を運んでくださった皆様、ご購入いただいた皆様、
本当にありがとうございました。

今回は新刊がなく、既刊と新しいフリーペーパーのみの出店だったので、
新刊も出したかったな……という思いはありつつ、
フリーペーパーだけでも新しい話を書けてよかったです。

今年の大阪では新刊を出したい!
頑張るぞ!!

感想とか

なんとなく、大阪の時よ

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文学フリマ京都8、お疲れ様でした!
前回買ってくれた方が来られたりしてとても楽しかったです✨
9月の文学フリマ大阪では新刊を出す予定なので、よろしくお願いします!

【文学フリマ京都8】『悪天を裂く』 試し読み

【文学フリマ京都8】『悪天を裂く』 試し読み

 土砂降りの朝だった。灰色の雨雲が空を覆い、湿気のせいか陰鬱としていた。雨音がやけに大きく聞こえ、耳を塞いでも遮ることができない。雨に責め立てられているようで胸のうちがざわざわする。背中に鉛が乗ったように重く、十時になってもベッドから起き上がることができなかった。
 朝七時半に母さんは仕事へ行った。最近は忙しいらしく、帰るのが遅い。夜十一時くらいに帰ってきて、冷凍食品を温めている。そして俺に小言を

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文学フリマ京都8 お品書き

文学フリマ京都8 お品書き

こんにちは。橘水海です。

来週の日曜日に開催される文学フリマ京都8に出店させていただきます。

開 催:2024年1月14日(日)
時 間:11:00〜16:00(最終入場15:55)
入場料:無料
出 店:639出店・707ブース
会 場:京都市勧業館みやこめっせ
    〒606-8343 京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1

配置図時雨文庫 お-37です!
出入口から離れているので見つけ

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『ライオンのおやつ』感想

『ライオンのおやつ』感想

こんにちは。

今回は今年のベスト本について話したいと思います。
今年というか去年ですが。

2023年に読んだ本の中でよかったのは、
小川糸さんの『ライオンのおやつ』でした。

職場の人に薦められて読んでみた作品。
切なくも、最後まで温かいお話でした。

医者から余命宣告をされた主人公、雫は、瀬戸内の島にあるホスピスで最期の時間を過ごすことを決めます。
そこでは、入居者が生きているうちに食べたい

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【2023年】ベスト映画

【2023年】ベスト映画

こんにちは。橘水海です。

早くも、今年一週間を過ぎてしまいましたが、
一度2023年のことを振り返ってみます。

というのも、連続投稿チャレンジのお題で2024年のものを書くのが難しくなったので……。

本日中に2本、記事を書こうと思います。

今回は「2023年のベスト映画」!
ずばり、ゲゲゲの謎です!

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎もともと噂で聞いていて気になっていたのですが、観たのは12月末でし

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2024年やりたいこと

2024年やりたいこと

こんにちは。

先日は「かなえたい夢」について書きましたが、今回は「今年やりたい10のこと」について書きたいと思います。

夢や目標ではなくやりたいことなので、ここでは重く考えず書いてみます。

⒈短編小説応募

かなえたい夢でも書きましたが、短編小説の賞に応募してみたいと思います。

調べてみたところ、短編小説の公募は非常に少ないようだったので、かなり限られそうですが……。

とりあえず集英社オ

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文学フリマ京都8に出店します!

文学フリマ京都8に出店します!

こんにちは。橘水海です。
去年は文学フリマ大阪11へ出店しましたが、今回は文学フリマ京都8へ出店します!

9月の大阪も出店予定です。
大阪では新刊を出しますので、よろしくお願いします!

2024年1月14日(日) 11:00〜16:00
京都市勧業館みやこめっせ 1F 第二展示場ABCD面

こちらにて開催されます~!ぜひお越しください!
入場無料です!

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

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短編小説新人賞を受賞する!

短編小説新人賞を受賞する!

初めて文学フリマに出店する楽しさを知った2023年。
そして楽しい年にしたいと思う2024年。

今年の夢をnoteで公表して、自分を奮い立たせようと思います。

今まで二度ほど新人賞に応募したことはありました。
どちらも長編、中編くらいの長めのお話です。
もちろん、どちらも一次選考落ち。禄に推敲もしていなかったので当たり前ですね。

最終的には、長編小説の賞に応募して、受賞したいという思いはあり

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楽しもう、2024年

楽しもう、2024年

あけましておめでとうございます。

12月30日に、急に38度の熱を出し、年末はやろうと思っていた大掃除もできず……。

病院で検査していただいたところ、インフルでもコロナでもなかったので、ただの風邪だろうということでした。
12月はメンタルが落ちたり、急に苦手なことを克服しようとやる気を出したりでちょっと不安定だったので、疲れが出てしまったのかも。

そんな年末でしたが、2024年はいい年にした

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【小説】色褪せた白   最終話

【小説】色褪せた白 最終話

 商店街のバーの前でぴたりと足を止める。稔は少し躊躇しているようだった。それもそうだろう。中に入ってしまえば相手の好きなように弄ばれることになる。さっき怖くなって逃げてきたところに自分から行かなければならないのだから、稔の恐怖は計り知れない。稔に同情しながらも、私は稔に何も言ってやれなかった。
「あれ? こんなところで何してんの?」
 場違いなほど能天気な声が聞こえ、見ると左から晴くんが歩いてきて

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【小説】色褪せた白   第四話

【小説】色褪せた白 第四話

 昼休み、いつものように海原くんと食事をしていると、今日は彼の方から稔のことを切り出してきた。昨日は稔くんと何もありませんでした? と、社食のカレーライスを口に運びながら言う。私は少し言い出しづらかったものの、昨日の出来事を彼に話した。
「え。稔くん泣いちゃったんすか?」
 口に持って行こうとしていたカレーをいったん止め、彼は目を見開いた。彼のスプーンからぽたぽたとこぼれ落ちるルーを眺めていると、

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