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情報に優先順位のつけ方は、使うことで9割身につく

この度は、数ある中からご覧頂き、誠にありがとうございます。


【まえがき】
今回の記事内容はコチラ

1️⃣《こんなお悩みを持つ方にオススメ》
SNSやニュースに流れている情報で、自分に必要なのがどれか分からない。

2️⃣《学び》
情報に優先順位をつける方法が分かります

3️⃣《記事を読んだ後、どうなって欲しいか?》
自分に必要な情報を確実に選んで掴み取っていただきたい

以上を踏まえてご覧頂ければ幸いです。


【前提】
優先順位は、生活に大きな影響与える

世の中には、選択肢が溢れかえっています。
どれぐらいかと言えば、

最近の情報化社会を例えるのに「現代人が1日に
受け取る情報量は江戸時代の1年ぶん」
という比較がされる。つまり、365倍。

引用:手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択/出版
社:KADOKAWA/著者:ミニマリストしぶ

ここで必要なのは、情報の優先順位です。
優先順位をつけなければ、ただ情報に流されるだけです。
それには必要なことがあります。

今回は「情報に優先順位がつけられるようになる方法」についてお話致します。


【結論】伝えたいこと

【情報に優先順位をつけるには、自分が情報に優先順位をつけて発信する必要がある】


【理由その①】
情報を使うことから始める

勉強でもそうですが、参考書をずっと読んでいてインプットばかりしている人が多い印象があります。

大事なのは『アウトプット』です。

理想は、

インプットとアウトプットの最も効率的な割合はどのくらいでしょうか?

大学生を対象に、勉強時間のうち「インプット」(教科書を読む) と「アウトプット」(問題を解く)をそれぞれどのように時間配分して勉強しているかを調べた研究によると、インプット対アウトプットの平均的な比率は7対3でした。

〜中略〜

一方、コロンビア大学の心理学者アーサーゲイツ博士が興味深い実験をしています。

小3から中2までの100人以上の子どもたちに、「紳士録」(各年鑑) に書かれた人物プロフィールを覚えて暗唱するように示しました。

子どもたちに与えられた時間は9分間でしたが、そのうちの「覚える時間」(インプット時間)と「練習する時間」(ア ウトプット時間)の割合は、グループごとに異なる時間が指示されました。

最も高い結果を出したのは、約40%を「覚える時間」に費やしたグループでした。
年長の生徒になると「覚える時間」が少なくて済むようになり「覚える時間」に約30%の時間を費やしたグループが高得点をとりました。

アウトプット比率でいうと、初心者は6割、熟練者は7割の時間をアウトプットに振りわけるのが、効果的な勉強・学びの方法といえるのです。

多くの人は、「インプット過剰/アウトプット不足」に陥っており、それこそが 「勉強しているのに成長しない」 最大の原因ともいえます。

インプットとアウトプットの黄金比は、3対7。

インプット時間の2倍近くをアウトプットに費やすよう意識しましょう。

引用:学びを結果に変えるアウトプット大全/出版社:サンクチュアリ出版/著者: 樺沢紫苑

🅿️そして、使われた情報は長期記憶されます。
理由はこちらです。

人間の脳は、「重要な情報」を長期記憶として残し、「重要でない情報」は忘れるようにつくられています。

「重要な情報」とは、インプットしたあとに何度も「使われる情報」です。
つまり、インプットしても、その情報を何度も使わないと、すぐに忘れてしまうのです。

脳に入力された情報は、「海馬」というところに仮保存されます。
その期間は、2~4週間です。海馬の仮保存期間中に、その他意が何度も使われると、脳はその情報を「重要な情報」と判断し、「側頭葉」の長期記憶に移動します。

一度、側頭葉に記憶されると、その記憶は忘れづらく、長期間覚えていることができます。

〜中略〜

だいたいの目安としては、情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると、長期記憶として残りやすくなるといいます。

〜中略〜

「情報を使う」というのは、アウトプットするということ。
その情報を「話す」「書く」ことで、長期記憶に移動されるのです。

引用:学びを結果に変えるアウトプット大全/出版社:サンクチュアリ出版/著者: 樺沢紫苑

例えば、エレベーターを想像してください。
エレベーターが『脳』だとします。
その中にいる『人=知識』で、満員だとします。
🅿️この時に、新しく『人=知識』を中に入れるには外に出てもらうしかありません。

なので、まずは自分が感じたことを情報発信することから始めましょう。

そこから『この情報は自分にとって必要だな』と探すことが可能になります。


【理由その②】
現代では誰もがSNSで発信できるからこそ、利用するべし

本当に便利な世の中になりました。

SNSは、ほんの数秒でアプリがダウンロードでき、しかもタダで始められます。

最高の練習方法です。
これを使わない手はありません。

🅿️そして、普段から言語化することで、今までインプットでは気付けなかった発見が可能になります。

実際は多くのことを感じているのに、そのほとんどがモヤモヤした無言語の状態で頭の奥にそっと記憶されていき、そのまま「無意識下」に放置されているのです。

引用: 瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。/出版社: SBクリエイティブ/著者: 荒木俊哉


また、SNSは『オートクライン効果』を使うことが出来ます。
これは、

書くことで自ら気づくオートクライン効果

コーチングでは、自分で話した言葉で自ら気づくことをオートクラインといいます。

オートクラインとは医学用語で「自己分泌」を意味する言葉ですが、まさに書くことでも自分の内側から答えを分泌できるのです。

思っていること、感じていることを言語化することで、それまで感じなかった気持ちや、その深層にある理由に気づけます。

引用:書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される/出版社: ダイヤモンド社/著者: 古川武士

たった1人で書くことで、別の知性を働かせることが出来ます。
書いた後に読み返して「なるほど!そうか!!」となるのは、こういったのが理由です。

まだSNSを始めてない人は、ぜひこの機会に始めてみましょう。


【理由その③】
「長ければいい」そんな考えは終わった

情報は多ければ多いほど、相手を惑わせるだけです。

スタンド・バイ・ミーなどで知られる小説家の「スティーヴン・キング」のこの言葉をご存知でしょうか?

本が短ければ短いほど、戯言も少なくなるということになる。

引用: 書くことについて (小学館文庫)/出版社: 小学館/著者: スティーヴン キング/原名: Stephen King/翻訳: 田村 義進

これは、本だけではなく情報にも同じことが言えます。

🅿️相手を惑わせないためには、最低限の情報だけにしましょう。
それができれば、必要最低限の労力と時間で的確に伝えることが出来ます。


【方法】
140文字があなたの情報選択能力を引き上げる

この3つの方法オススメします。

①140文字でSNSに投稿
②タイマーを使ってゾーンに入る
③ファーストチェス理論に頼る

まず、「①140文字でSNSに投稿」ですが、noteやX(元Twitter)では140文字の制約があり、強制的に情報の取捨選択を行うため優先順位をつける練習に適しています。

それには、このような効果があります。

要約は、読解力のトレーニングにもなります。国語が苦手な人は、要約トレーニングをすると成績が上がります。読解力が高い人は、思考力が高い。
つまり、要約することで「考える力」も鍛ええられる。要約は、倍好の脳トレーニングといえるのです。

引用:学びを結果に変えるアウトプット大全/出版社:サンクチュアリ出版/著者: 樺沢紫苑

次に、「②タイマーを使ってゾーンに入る」ですが、締め切りがあるとこのような効果があります。

「時間を決めて書く」ことです。「時間をかけて文章を書けば、よい文章が書ける」と思っている人がほとんどですが、それは完全に間違っています。

ある記事を1時間かけて書くのと、2時間かけて書くのとでは、 クオリティが20%はアップするかもしれませんが、2倍にはならないのです。

私も本の執筆をする場合、 「締切なし」 で書くとダラダラして しまい、「いい文章」は書けません。 締切を決めて一気に集中して書くことで、文章を書くスピードと文章のクオリティの両方が アップします。

ブログを書くのであれば、 「1記事30分で書く」。 仕事で報告書を書く場合は、「報告書は1時間で書く」 と決めることです。

最初は難しいかもしれませんが、「制限時間を決めて文章を書く」習慣をつけると、脳がそのようにトレーニングされるので、質の高い文章が、短時間で書けるようになっていくのです。

引用:学びを結果に変えるアウトプット大全/出版社:サンクチュアリ出版/著者: 樺沢紫苑

更には、「ゾーン」に入りやすくなります。
これは、

「期限」 については、2020年に興味深い発見がありました。

サザンクロス大学のクリスチャン・スワンらは、期限を設けることで「ゾーン」 に入りやすくなるという調査結果を発表したのです。

「ゾーン」とは、完全な集中・忘我の状態で、自己ベスト以上のパフォーマンスが期待できるものです。

〜中略〜

従来までは「ゾーン」に入るには自然に身を任せ切る「フロー(流れ)」状態になることが目指されていました。

しかし、これはかなりの習熟が求められます。

研究によれば、重要な成果が目前に迫っている締め切り前の必死の努力や集中も、「ゾーン」に入るための手段であることがわかったのです。

そして、それをより起こしやすくなる工夫として、次の方法を提唱しています。

「具体的な目標を念頭に置いて、その課題を達成するために何をすべきかを明確にすること」

〜中略〜

期限がこまかく決まっている場合は、それを前倒しで終わらせる宣言をしてみましょう。

〜中略〜

期限を決めて退路を断たれた瞬間にこそ、あなたのまだ見ぬパワーが覚醒するのです。

引用: 何歳からでも結果が出る 本当の勉強法/出版社: すばる舎/著者: 望月 俊孝

最後に「③ファーストチェス理論に頼る」です。
これは、

「優柔不断でなかなか決断できない」「あれこれ
迷ってしまう」「最後に、判断を変えたくなる」
という人は多いと思います。「決断する」のは大変なことではありますが、「ファーストチェス理論」を知っていると、迅速な決断をしやすくなります。

プロのチェスプレイヤーにチェスの盤面を見せ
て、5秒で「次の手」を決めてもらいます。その
後30分かけてじっくり考えてもらい、30分後に
改めて「次の手」を決めてもらいます。その結果、「最初の手」と「30分考えた手」は、80%
一致したのです。

直感的に思い浮かんだ判断、 つまり最初の判断というのは、かなり正しい。長く考えても、「判断」は大きく変わらないということです。

引用:学びを結果に変えるアウトプット大全/出版社:サンクチュアリ出版/著者: 樺沢紫苑

つまり、

自分で締切時間を設定して、タイマーをセット。
↓↓↓
ゾーンに入りやすくする
↓↓↓
タイマーを使えば考える余裕がなくなるので、
自分の直感に頼る

とても簡単に出来るので、オススメです。
ぜひ試してみてください。

まずは、自分で情報を投稿してみましょう。
そして、その投稿を見直すとこのようなことが起こります。

自分の頭の中で眠っていたさまざまな思いや意見、その理由を書き出してみて、 一度ずらりと「言葉」の状態で眺めてみる。

そうすることで、自分にとって特に大切にしたい思いや意見がどれなのかにも、あらためて気づくことができるようになるからです。

「この意見はわりと普通だな」とか「これは他の人は気づいていない視点かもしれない」など、自分の思いや意見に優先順位をつけることもできるようになります。

引用: 瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。/出版社: SBクリエイティブ/著者: 荒木俊哉


これを繰り返して、自分に必要な優先順位の高い情報を入手できるようにしていきましょう。


まとめ

1️⃣現代は情報が溢れかえっている

2️⃣情報に優先順位をつける能力は、情報発信することで身に付けられる

3️⃣140文字の投稿で、自分が大切だと思う情報を発信すれば、情報に優先順位がつけられるようになる

🈁《情報とは常に水のように流れている。その流れの中から必要な情報を掴み取るためには、日ごろからの訓練が何よりも大切である》

私の記事が皆様の今後の成長に繋がることを心より願っております。

参考文献
↓↓↓


✳️マガジン一覧

過去記事をまとめたマガジンを掲載致します。
宜しければご覧ください。


✳️自己啓発ソムリエ 言葉で動くのコンセプト紹介

自己啓発ソムリエ 言葉で動くの
自己紹介になります。
宜しければご覧ください。
↓↓↓

「私が何故、自己啓発を記事にするのか?」その理由が書いてある記事となります。
宜しければご覧ください。
↓↓↓

「何故、本を読み続けるのか?」その理由が書いてある記事となります。
宜しければご覧ください。
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「私が知識にどういう思いをかけているのか?」を書きました。
宜しければご覧ください。
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以上になります。
最後までご覧頂き、誠にありがとうございました

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