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会えば会うほど好きになる!!単純接触の原理【心理学】
こんにちは。ナポーンです。
今日は、対人関係のお話。
タイトルにもあるように、単純接触の原理という理論を紹介します!
初めて会ったときは別段関心がなかった人でも、繰り返し会う機会が増えるにつれて、その人に好意をもったり、親近感を持つようになったという経験はありませんか?
心理学ではこれを、「単純接触の原理」と呼んでいます。
アメリカの有名な心理学者ザイアンスは、次のような実験を行い、「単純接触の原理」を証明してみせました。
まず、大学の卒業アルバムからピックアップした10枚の顔写真を2枚1組に分けます。
そして、それぞれの写真を実験の参加者に1回、2回、5回、10回、25回と分けて見せ、写真の人物についての好感度を調べます。
実験の結果、見せられた回数の多い写真の人物ほど、好感度が高くなることが分かったのです!
つまり、会う回数が増えれば増えるほどその人に対して親近感を持つということ。
はやとちりしてはダメです!
注意しなければいけないことがいくつか。
そもそも、第一印象が悪ければ全く意味がありません。
というかむしろ、初対面で良くないイメージを持たれた場合には、会えば会うほど嫌われる可能性が高まるという実験結果もあります。
第一印象はとっても大事。
初めて会う人に好印象をもたれるためのテクニックを解説した記事もありますので、参考に添えておきますね。
結論、効果はありません。
先ほど紹介したザイアンスの実験では、写真を見せられた回数10回と25回で、好感度は大して変化しませんでした。
「会えば会うほど好きになる」とは言っても、上限はあるということですね。
どっちも要因にあります。
もちろん、気が合う人とは会う回数が多くなり、結果的に親密になることはよくあります。
そして、会う回数が多いことで親密になることも証明されています。
対人関係は、「単純接触の原理」だけで説明できるほど単純なものではありません。
今回紹介した、「会えば会うほど好きになる原理」は、人と良い関係を築くための1つのアイデアだと思っていただけると嬉しいです!
では、今日はこのくらいに。
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ではまた明日の記事でお会いしましょう!
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