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MBA ABD読書会

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#コミュニケーション

本『ダイアローグ』〜対話は人生を彩る

本『ダイアローグ』〜対話は人生を彩る

対話とコミュニケーションの違いヒエラルキー社会では対話が成り立たない、とされている。なぜ成り立たないかというと、ヒエラルキーを大切にする人がいるから。

コミュニケーションとは伝えることを目的としていて、対話とは目的を共有して互いの内側を引き出しあい,想定の着地からジャンプした創造的な解を作りだす行為。
つまり、引き出す過程を大切にしなければゴールには辿りつかない、相互理解と目的理解、過程を外れな

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あなたが嫌われるのは、誰かを罵り傷つけたときだけ。だからそのままのあなたで大丈夫。〜『ほどよい距離が見つかる本』

あなたが嫌われるのは、誰かを罵り傷つけたときだけ。だからそのままのあなたで大丈夫。〜『ほどよい距離が見つかる本』

幻想の誰かに潰されて怯える小さい頃、父は仕事や趣味で、あまり家にいなかった。母は父の仕事の関係上、慣れない土地で小さい私と姉を育ててくれた。
みんな一生懸命生きていたので、私は1人でテレビを見たり、ぬいぐるみと遊んだり、できるだけ楽しんでいる姿を見せないように、迷惑をかけないようにしていた。
いつの間にか顔色を伺う人間になってしまいましたが、人の気持ちを考えられる人間にもなりました。
でも常に人に

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自己選択への責任〜『2番目の悪者』

自己選択への責任〜『2番目の悪者』

金のライオンは、ただ勝ちたかった金のライオンは自分が王様にふさわしいと思っていた。
しかしみんなにやさしい銀のライオンが王様にふさわしいという噂を聞いた。
銀のライオンはみんなに優しい。
これでは自分が王様になれないかもしれないと思った金のライオンは、町中で銀のライオンの悪い噂を流し始める。
それを聞いた町の動物たちは、その事実と自分たちの思っていたことのギャップを感じた。
しかしその噂が広まるに

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忙しいって負けた気がする。
何に負けたかって?!
自分の心を手放してしまったことに。 #心 #哲学 #本 #コミュニケーション

問題解決の構造をプレゼンで応用『地頭力のココロ』細谷功

問題解決の構造をプレゼンで応用『地頭力のココロ』細谷功

Why ありたい姿とその理由どうなりたいのか、なぜそう思うのかを伝える。ここが俗にいう背景や現状とのギャップ、課題解決後の姿。

ここで大切なのは、必ず言い換える。

コミュニケーションにおいてこちらのいうことは、ほとんど人には伝わっていない。それは全て自分のせいと所得よ!

What ロジックツリーで枠組みを示し取り組む課題を抽出するありたい姿をと現状とのギャップに対する真の課題を示す。

枠組

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正義の顔した恐ろしい言葉①上から目線編〜あなたを閉じ込める『ずるい言葉』

正義の顔した恐ろしい言葉①上から目線編〜あなたを閉じ込める『ずるい言葉』

あなたのためを思っているあなたを従わせようとするために、足りない根拠を埋めているかもしれません。どうして私のためだと思うの?と聞いて、最後は自分で決めましょう。

〇〇らしい関係があるようでないから、自分の主張を根拠づけるため、らしいで結んでいる。どうしてそう思うのか聞いてみよう!

どちらにも問題がある何もしないで、自分を正しく見せるためににいっているかもしれません。中身ではなく自分のために結論

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マジョリティがマイノリティを排除するには理屈があった〜『アリさんとキリギリス』

マジョリティがマイノリティを排除するには理屈があった〜『アリさんとキリギリス』

本書では社会環境の変化や価値観のシフトにより、求められる人材は徐々に変わりつつある。
変化を嫌うアリと柔軟に変化しようとするキリギリス。これまではキリギリスは変人扱いをされ虐げられてきたが、いよいよキリギリスが復権する時代が来たと言う話。そうは言ってもありが不要と言うわけではなく、共存していくことが大切と説いている。

アリとキリギリスは、生態が違うアリとキリギリスには大きく3つの違いがある。
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読書 : 自分だけでなく相手にも目的を与える〜『対峙力』

読書 : 自分だけでなく相手にも目的を与える〜『対峙力』

目的とはどこへ向かえばいいか『旗』のようなもの。
向かう先がわからないと一生懸命走ってもとっ散らかります。
また、目的ではなく評価にフォーカスして動けなくなる人もいます。目的ではなく、評価に向かって走っている証拠ですね。
走る方向が違うのでなかなかうまくゴールにたどり着けなくなります。

目的を共有するつまり一生懸命やることではなく、目的に向かうこと。相手と目的を共有すると、

何を思って
どのよ

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