- 運営しているクリエイター
#エゴセルフ
『meetooならいつでも読める』『そのうち読もう』という感覚を捨ててください
こんにちは、ひみです。
若干挑発的なタイトルですが根拠があってのことです。私の連載が終わった今、5次元へのアセンションを望んでいる方に向けて先に通ってきた者としてお伝えできることがあります。
昨日を以って私の長期連載が終わったわけですが、宇宙の意図で、あらゆるすべてを網羅するよう書かれたこの小説は経験上、
『いずれ消える可能性があります』。
私にとって最初のツインレイサイトとして参考にし、
第226話 次元間デート
目覚める直前、未知の感覚の中にいた。サードアイを起点に何段階にも渡り次元をワープしていく。夕方のチャイムが去っていくのを意識の遠くに聞きながら、外の暗さを肌で感じる。
そうして惰眠に身を委ねていると、直後に第三チャクラ、第四チャクラにズドンと破裂するような圧を感じてビジョンが広がる。
赤色灯が回っている。
人だかりの中、地面に転がっているのは私の死体。ストレッチャーに白い布が被さると、三
第222話 我は我也。我こそは我也。
(われはわれなり。われこそはわれなり。)
その日は朝から、『自分の価値』を視ていた。
『受け取れない』意識を闇の中から見つけ出すと、その子に向かってこんな風に話しかけていく。
「受け取っていいよ。あなたに出会えて嬉しい。私ずっと、あなたのことを探していたんだよ……。」
深い感情を浄化できるということは時に、その感情がようやく出てこられたということ。出会えたことを喜び、向き合い、そうして対
第221話 私も必ず、現れるから。
「Kさん。」
ん……。なんだろう。
今、彼のエゴセルフから旧姓で呼ばれた気がする……。
「Kさん。」
やっぱりだ。どうして旧姓がわかるんだろう。何でそんな場所へとアクセスしてきたんだろう。
時空間を超えた彼の意識が、私のことを旧姓の苗字で呼んでいる。
……
スサナル先生があきらの担任だった年。
彼のエゴセルフによると、その時の私の想いは最初からしっかり筒抜けだったらしい。先生か
第211話 暗闇キャンドルナイト(後編)
彼のエゴセルフ自身の気づきは続く。
現実世界に追い込まれ始めたことをトリガーに、ようやく彼の“潜在意識”も緩やかに私という人間の存在を思い出してきていた。
とはいえこの宇宙において、出来事とは必ず内側が先、外側が後。ここに来て気づき始まったとはいえ、彼の“顕在意識”が私を本当に思い出すまでは、まだしばらくかかることになる。
……
僕のことを、あれからもずっと見ていてくれたなんて!
あなた
第178話 愛と憎しみとツインレイ
それから間もなく、けーこは私のことを“ちゃんづけ”で呼び始めた。どういう訳だか彼女にとっての『愛すべきコンテンツ』と化してしまった私はしばらくの間、シリウスのあれやこれやを話して聞かせた。
自分たちが住んでいた場所は本当に田舎だということ。小川が流れていること。虹も出ること。夜空もあること。編み物の文化があったということ。リトは茶色いチョッキを羽織っていること(ベストと呼ぶより、左右の身頃を
第176話 宇宙の因果のシナリオ
「わからない。ひみは一体、どこを見ているの?
あれから私とタケくんとは、『何があっても頑張るしかないね』ってお互い信じて続けていく約束をした。
それからひみは、私とは別の道を行くようだから、私のほうからひみに対して一時的な別れを告げてる。
それと、そんなことわかってるって思うかもしれないけど、ひみが見ているタケくんはひみ自身だよ。タケくんを盾にしてるけど、なんだか私に対して怒ってるよね。
あ
第156話 ツインレイなんて決して美しいものじゃない。
忙しい。時間がいくらあっても足りない。
シリウスのリト、性被害の江戸時代の女性、ウニヒピリ。
どれだけ内観してもヒーリングしても、それらが出ていったスペースの分だけ奥に持っていた闇たちが次々と助けを求めてやってくる。
生きていくのに弊害になるからこそ築いたのがブロックの役割なのに、そもそもこの短期間でこれだけの大きさのブロック解放を二つも並行しているなんて、それだけで狂気の沙汰だろう。通常の
第154話 光の彼と三種の神器
その年の大晦日の晩は、見事な満月だった。
去年、たくさん着込んでけーこと出かけた寺へは行かず、今年はあきらと年越しを迎えた。
除夜の鐘の音に耳を澄ませながらベッドに入ると、やがて肉体は金縛りに遭い、その間幽体は幽体で低層四次元の化け物とバトルをしていた。
力が拮抗してる。しばらく戦っているのになかなか決着つかなくて、少しずつ焦ってきてしまった。
ふと、「あなたのいちばん大きな感情は何?」
第129話 「ただ、わかって欲しかった。」
「見せつけられてムカつくんだよっ!」
私を介したヤマタ先生の、語気を荒げた声が響いた。
「いつもいつも、お前ら俺に見せつけやがって。
学校内で毎回イチャイチャくっつきやがって。」
そんな『恨み』が次々出てくる。
以前から子宮の右側に宿っていた憎悪の正体はこれかと思った。ここ数年、内科でも婦人科でも原因はわからず、炎症反応すらないのに異常な痛さを放っていたもの。すでに私の脳すら通さずに