第七回 ブータンの餃子はゾンバラのモモ!(ピーチティーにおぼれる話付き)
今日はブータンで人気の餃子の話です。
ブータンで出回っている餃子はチベットやネパールかた伝わった、モモという餃子。
モモはブータンでも大人気。
スナック感覚で会議中に食べたり、コバラが減ったら食べたり、お酒のつまみに食べたりと、ブータン人の大好物の一つです。
首都ティンプーで人気のモモのお店、ゾンバラ。(ZOMBALA)
人気過ぎてZOMBALA2(ツ―)もあるらしい。
お店の中は友達同士、カップル、子ども連れでいつもいっぱい。
この日はできあがりまでラッシーとリプトンを飲んで待ちました。
左の缶は、リプトンって書いてあるんでしょう、きっと。
肝心のモモは。
丸い小籠包のような形!かわいい。
味は ポークモモ、チーズモモ、など。ベジタリアンにも対応。
モモを頼むと、必ずスープが付いてきます。これがまた温まっておいし~い。餃子の右隣がスープです。
モモに付けるのは、酢醤油ではなくてエゼという唐辛子ペースト。これがまたよく合って美味しいのです。ブータンでは何を食べるときにも出てくるこの「エゼ」。お店によって味やテクスチャーが違うので、どこのお店のエゼが美味しいのか、ひそかに比べています。
私は餃子を食べにきたのか、それともエゼを食べにきたのか、分からなくなるくらいエゼのことも好きなんです。何につけても食べたい。
もちろん、モモはゾンバラ以外でも食べることができます。
普通の食堂・レストランでもモモは定番メニュー。お土産ができるところも沢山あるので、買ってホテルで食べるのもいいですよ。
ケーキはあまり喜ばない義理姉ファミリーも(第五回のケーキの話参照)、モモなら喜んで食べていました。好きな人は本当に、凄い個数を食べます。
これはティンプーから田舎へ向かう道中の食堂でたべたモモ。野菜とチーズのモモです。つまりノンミート。野菜がしゃきしゃき、チーズの味がまろやかで、あっさりしていてヘルシー。これはまたゾンバラのものとは違う形ですね。この閉じ方は日本でも見たことないなぁ。
真中にドンと置かれているのはエゼ。でもここでもエゼは欠かせません。
ブータンへ行かれる方はぜひモモを食べてみてください。
■ちょっとこれも言わせて。リプトンを浴びるほど飲む日々。
ブータン滞在中の水分補給はミネラルウォーター。夏のブータンはからっとしていて、沢山汗をかくわけじゃないのですが、やっぱり水分補給は大切です。
町から町への移動は3時間、4時間かかるのが当たり前なので、お水は多めにストックしています。
↑このミネラルウォーターを箱買いして旅をしました。
首都ティンプーから移動するときは、お店で買って車に積んで出発。
でも水だけじゃ飽きる。
冷たいお茶が飲みたい!緑茶、麦茶、紅茶、なんでもいいから、甘くないやつが飲みたい。
でも、ない!
唯一見つけたのが、これ
リプトンのピーチティー。
なぜかこれがどこにでも売っている!!!
もう本当に、どこにでも。村のお店にも。レストランにも。
なぜピーチ?レモンティーじゃない?
なんなの?ってくらい、ブータン、これ押し。
たまにはいるカフェでストレートティーを飲む以外は、
本当にずっとこれを飲んでいました。何本も買ってどこへ行くにもこれを飲みました。血液がリプトンになるんじゃないか、ってくらい飲みました。
二回目の滞在からは、緑茶やウーロン茶の粉末を持って行ってミネラルウォーターのボトルに入れて混ぜて飲みました。
あとレストランで氷の入ったドリンクも見なかったですね。良いホテルのレストランならあるのかもしれないけれど・・・
あと100%果汁ジュースとかもあまり見ませんでした。主人に言ったら、「そんなの、市場でマンゴー買って切って食べればオッケー」って言われて、マンゴーを沢山食べました。おいしかったけど。(笑)
これから行く方、特に長旅の方、標準ホテルに泊まる方・・・ちょっと参考になれば嬉しいです。
ずっと食べ物のことばかりでしたので、次回はブータンのお土産や伝統衣装の話を書いていきます。
では!
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