[月イチ九州]#121（別府の旅）バックヤードツアーで水族館の裏側を知る

別府北浜のバス停から約10分、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」の裏側を見られるバックヤードツアーに参加。大人が参加しても大変楽しく勉強になりました。

バックヤードツアー（開催の有無は事前にご確認下さい）

https://www.umitamago.jp/exhibition_guide/backyard/

水族館「うみたまご」

チンアナゴの水槽の裏側

バックヤードツアーの最初に連れて行ってもらったのがチンアナゴの水槽の裏側。因みに「表側」から見るとこうです。（ツアー後 水族館内を見ていて撮りました）

体の模様が犬のチンに似ているからチンアナゴなんですって（知らなかった）

そして、この水槽の舞台裏がこちら！踏み台に乗って覗いたら、チンアナゴはみんな砂の中に引っ込んじゃいました。（表側から見ていた人驚いただろうな）

グレーのパイプに開けた穴から、餌のプランクトンを等間隔に落とす仕組になっていました。

人生初の抱っこ

普段は怖くてこういう生物に近寄れないのですが、なりゆきで人生初トライ（これ私の手）。トカゲ抱っこ。

ヒンヤリしたお腹が手のひらにたぷん、と隙間なく密着し、えもいわれぬ気持ちよさを感じました。この感覚は例えて言うと、ビーズクッションを持った、とか大きなぎゅうひをのせてみた、とか二の腕のたるみを触らせてもらった、とか。お腹の表面は細かいウロコに覆われていますが、中身はタプタプ水分が多い感じで、忘れ得ぬ感触でした。

居心地が悪いとジタバタするそうです。じっとしてたから私の手は居心地良かったってことで！

水深8メートルの大水槽の上から餌やり体験

クライマックスはここ！！餌やり体験のため、大水槽の上に。因みに「表側」はこちら。水深８メートルの大水槽。

こちらが舞台裏（というか上）。この、水槽を横切る橋の部分を歩きます。

スマホを落としたら取り返しのつかないことになりそう。ぐっと握って撮影しました。

これが餌やり体験に使ったエサ。水面に沢山魚が食べに来ました。滅多にできない体験です。

水族館の魚のエサは海鮮丼級だった

水槽の水が緑色なのは、薬剤が入っているから。大水槽にいきなり入れて病気が広がったりするのを防ぐ、デビュー前の期間。水族館の魚の一部は職員が釣ってくるという裏話も。

続いてエサの解説。魚のエサにする魚も、海鮮丼級に骨を取って細かく切るそう。理由は、骨などの食べ残しで水槽の水が汚れるのを防ぐためなんですって。人間が食べてもおいしいと思えそう。

冷凍保存している部屋。動かないと分かっていても怖いサメ。私の身長くらいありました。

いわば補欠のエイの水槽。水族館職員は夜勤もあるんですよ、など興味深い話は尽きません。

普段は決して入ることのできない場所ばかり。とっても貴重な体験ができました。案内する職員によって、見せる場所は少しずつ異なるそうです。これにてバックヤードツアー終了。最後はみんなで拍手でした！

【うみたまご】表舞台を見る

館内を見て回ります。大水槽の一部、とても幻想的だったスペース。

奥に、さっき大水槽を上から見た時に歩いた橋が見えます。（ありえない上向き角度で撮影する私）

屋外展示も良かったので。リゾートホテルのインフィニティプール風。手前にお魚多数。

かわいかったのがこちら。水深30センチの部分に自ら座礁して休憩している、茄子みたいなイルカたち。

ここに紹介した展示はほんの一部です。詳しくはうみたまごHPをご覧ください。

https://www.umitamago.jp/

水族館「うみたまご」

＊2019年の旅の記録です。現在は状況が変わっていることがありますのでご了承ください。

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