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#エッセイ部門
美人と愛嬌とルッキズム
私が小さかった頃、母から可愛いと言われた記憶がない。ましてや美人もだ。
褒められるとするならば色白だったことぐらいだろう。
姉は小さい頃から顔立ちが整っていて自他共に認める美人で、恰好の比較対象だった。
少し大きくなって小学生の頃は、近所の子供達から頭がでかいと散々嫌がらせをされ、家ではぽっちゃりしてるのをいじられた。
そして同い年で幼馴染の女の子は性格は悪いが愛想があって可愛いといつも褒めら
私が小さかった頃、母から可愛いと言われた記憶がない。ましてや美人もだ。
褒められるとするならば色白だったことぐらいだろう。
姉は小さい頃から顔立ちが整っていて自他共に認める美人で、恰好の比較対象だった。
少し大きくなって小学生の頃は、近所の子供達から頭がでかいと散々嫌がらせをされ、家ではぽっちゃりしてるのをいじられた。
そして同い年で幼馴染の女の子は性格は悪いが愛想があって可愛いといつも褒めら