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#フォトエッセイ
#21 : 東京に雪が積もった日
2022年1月6日東京には雪が降り積もる。
雪の日はなんだか珍しくてソワソワする。
東京で雪が積もるのは珍しくて、予定も無くなったものだからそそくさと撮りに出てしまった。電車が止まる可能性もあるので都心には出ず、多摩川へ繰り出してみた。このnoteはそんな日のモノクロスナップフォトセット。
雪の日のモノクロほど質感豊かに表せるものはないと思う。
モノクロームで撮る雪あけましておめでとうございま
#15 : 多摩川河口まで向かう道のり。
多摩川は写真だけではなく、自転車に乗るときにも、お世話になっている。この川は東京の南側にありほぼ神奈川県との県境になっている川だ。
その河口は羽田と呼ばれてる土地で、そこから世界に飛び立つ羽田空港がある。
羽村から始まる50km多摩川のサイクリングロードは羽田が終点だ。鳥居があるところを終点と勝手に思っている。
最近は開発されつつあってか、もう少し先まで伸びるんじゃないかなという気はする。
そ
#14 : ある日の雨を撮る。
雨の日って少し鬱屈する。
だけど、写真を撮ると晴れてる日とはまた違う表情を見せてくれる。持ち出すカメラは軽い方がいい。
となるとGRIIになる。
歩いて見る雨の日の何気ない光景
モノクロにしてみると、水滴と雨の日の湿っぽさの質感が際立つような気がしている。
そして影と光がグラデーションで繋がるような写真になる。
出るのは億劫だけど、撮れるものは日中とは違う表情になる。そこが良いのかもしれない。
#13 : モノクロフィルムで撮る撮影後に分かる世界。
皆さんはモノクロフィルムで写真を撮った事ありますか?
普段見るものと違う世界が、後になってわかるこの不思議さを体験できますよ。
モノクロフィルムで撮る事は世界を生み出す事にあるのかもしれない。モノクロフイルムって不思議な事に、デジタルで撮るモノクロ写真やカラーフィルムで撮る写真とも違うところにある。
デジタルで撮るとモノクロの結果も、画面やEVFを通して見ることができるし、カラーフィルムは結果は
#11 : 光と青色を探して
写真を撮る時にいつも思うこと。
写真ってなにかと考えた時、なにでその絵ができているのかを分解してみる。
ボディ? レンズ? センサー? フィルム? 構図?
全部必要なんだけど、それは一つのあるものを取りこんで写真にするための要素でしかない。いろんな素材があるけれど、最も本質的な一つって光なんじゃないかなと思っている。
そして光が色を構成している。
太陽の光はさまざまな光が入り混じって白く
#10 : 1本のリバーサルフィルムと尾道
リバーサルフィルム。それは今や扱いに難しいフィルム。
けれどそれが写す景色はデジタルともネガフィルムとも違うように思う。
その一本のフォトセット。
Leica M3 × FUJIFILM PROVIA 100F
先輩からライカで撮るならリバーサルフィルムだろと言われて買ったもの。
でも日常とかを撮るにはもったいない気がして全然使っていなかったが、尾道に来たのを機に使ってみることにした。
ライカ
#06 : トーキョー、東新宿。
日にちが空いてしまった。
自分でも忙しないなあと思う日々。
東京という街は忙しい。
忙しい街といえば様々なんだけど、その中でも新宿はトップクラスなんではなかろうか。
ビジネス、アート、美容、ショッピング…。東京駅のある丸の内よりも忙しなくたくさんの人が集まる街だと思う。そんな新宿の休日。
世界堂に行くために立ち寄った。新宿3丁目駅から始まる新宿。
ビルの隙間に惹かれる
なんでこんな路地裏が
#08 : フィルムって生きている
最近はフィルムカメラで撮るようにしている。
デジタルで撮らないというわけではなくて、あまりにも忙しない日常から、少し逃れられるように撮っている気はする。
日常的に持ち出すのはLeica M3。
60~70年前のカメラが捉える光景
デジタルだとメモリーカードの許す限り何枚も撮れるんだけど、フィルムはお金もかかるしそんなに多く撮れない。
じっくり構えて整理して撮る。調整もちょっとだけで刹那を撮る
#07 : 新幹線の車窓から
新幹線に乗ると一瞬で過ぎていく風景を窓から眺めることになる。降りることもないその土地がパノラマのように繋がって過ぎていく。
例年の8月かと思う、暑い暑い7月の終わりに、乗ると救われるような涼しさの車内。
荷物を棚において、お茶と暇潰しの道具をフックにかけて、スマートフォンを電源に繋いで、窓の桟にGRIIを置く。
新幹線は出発した。
姫路行き多摩川を越えると東京を出る旅が始まったと思う。
昼に出発