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@マレーシアの生活

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マレーシアでの日常生活などなど。
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2021年9月の記事一覧

マレーシアでルー語を話す私:2021年9月30日(世界翻訳の日)

マレーシアでルー語を話す私:2021年9月30日(世界翻訳の日)

先週末は久しぶりに首都クアラルンプールに出かけた。
KL Sentral駅は以前のように大きな声で集まって話す人々や駅構内で歌を披露する人もおらず、行き交う人はいるのに静かだった。

マレーシアでは日本人も一定数暮らしていることもあって、街中で日本語が書かれた看板を見かけることも多い。

ただ、日本語の訳がおかしいことも多く、単語を繋げただけで意味が不明だったり、動詞の能動と受動の使い方が誤ってい

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マレーシアの朝ごはんは幸せの30円カレー:2021年9月25日(10円カレーの日)

マレーシアの朝ごはんは幸せの30円カレー:2021年9月25日(10円カレーの日)

マレーシアの土日の朝は、近所をぐるっと散歩して、朝ごはんを食べにナシカンダルやママックと呼ばれる大衆食堂に寄るのが定番になった。

多民族他宗教国家のマレーシアは朝ごはんもバリエーションが沢山ある。

いつも私が気に入って朝に食べているのはロティチャナイ。バターで焼いた小麦粉の生地はクロワッサンのように香ばしい匂いがして焼きたては堪らない。

食堂にはロティ職人がいて、注文が入ると鉄板の上で生地を

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お彼岸の縁結び:2021年9月22日(秋のお彼岸)

お彼岸の縁結び:2021年9月22日(秋のお彼岸)

秋のお彼岸の期間、今年はマレーシアにいるので直接ご先祖様のお墓にお参りすることができない。
なので、日本の方角に向かって手を合わせてお参りをする。

9月20日から26日までは秋のお彼岸だ。今日は彼岸入りの最終日。
お彼岸の期間は岸の向こうにいるご先祖様に感謝をする日であると同時に、生きている自身の修行の期間でもあるそうだ。

お彼岸のお中日(23日)を挟んだ7日間には、仏教の教えの六波羅蜜(ろく

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Moon cake(月餅)とマレーシアの名月:2021年9月21日(中秋の名月)

Moon cake(月餅)とマレーシアの名月:2021年9月21日(中秋の名月)

1年で一番月が美しいとされる中秋節、マレーシアのスーパーなどでもMoon cake(ムーンケーキ)、月餅の売り場ができる。

名月の夜のおやつに買ったのは近くのパン屋さんの月餅、砂糖控えめ。

9月21日は中秋の名月。
今のところ家の近くは晴れている。

マレーシアでもまん丸のキレイなお月様が見られますように。

大事にしたい私の名前:2021年9月19日(苗字の日)

大事にしたい私の名前:2021年9月19日(苗字の日)

私の苗字は珍しい。
下の名前のような読み方をするので、日本で美容室や飲食店などの予約をするときには必ずフルネームで名乗るようにしている。

予約の電話口でフルネームで名乗るようになったのは、大学生の時、福岡で初めて美容室に予約の電話をしてからだ。

電話に出た若い声の店員さんから予約名を聞かれたときに、いつも通り苗字で名乗ったところ、

「すみません、苗字を宜しいでしょうか」

と聞き返されたとき

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マレーシアの野菜事情:2021年9月18日(かいわれ大根の日)

マレーシアの野菜事情:2021年9月18日(かいわれ大根の日)

マレーシアのスーパーマーケットには日本と同じようにキュウリや茄子、小松菜などの葉物野菜、そしてパックになったサラダなどもある。

9月18日はかいわれ大根の日。日本スプラウト協会が制定した日で、18日は「8」の下に「1」で「かいわれ大根」の形(竹トンボ型)になることからだそうだ。

日本でかいわれ大根を食べるときには、生のままサラダでドレッシングをかけて食べたり、豚肉でかいわれ大根を巻いて焼いたり

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マレーシアでマルゲリータ:2021年9月17日(イタリア料理の日)

マレーシアでマルゲリータ:2021年9月17日(イタリア料理の日)

9月17日はイタリア料理の日。イタリア語で「料理」を意味する「クチーナ」(cucina)を「ク(9)チー(1)ナ(7)」と読む語呂合わせで、日本イタリア料理協会によって制定された。

ということで、お昼ご飯はイタリア料理といえばピッツァマルゲリータ。

マレーシアでもピザは出前ができて、日本にもあるドミノピザやピザハットも店舗がある。

今回注文したのは家の近くの石窯焼きのピザのお店。顔より大きな

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炎の中に見えるもの:2021年9月16日(マッチの日)

炎の中に見えるもの:2021年9月16日(マッチの日)

マレーシアの首都であるクアラルンプールの中にある繁華街・ブキビンタン地区に行くと路上に器を置いて座っている人を見ることが少なくない。

中には産まれて間もない子供を抱いている女性や腕がないおじいさんなどもいて、道行く人たちは何も言わずに少額の紙幣を器にそっと置いて行く。

夕方に突然雨が降ると、どこからともなくビニール傘を両手に抱えた人たちが現れて、ホームセンターなどで買うよりも約1.5倍の値段の

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12th Sep*マレーシアの日曜の朝*久しぶりに近所の大衆食堂でマレーシア朝ごはん、ホカホカのロティチャナイとコピ・オ・コソン(ブラックコーヒー)。3種類のスパイスの効いたカレーソースをつけていただくモチモチのパン、セットで2.5リンギ(66円)で幸せな朝。

マレーシアで菊の節句:2021年9月9日(菊の節句)

マレーシアで菊の節句:2021年9月9日(菊の節句)

マレーシアで暮らし始めてからハーバルティーをよく飲むようになった。そのおかげか風邪しらずでこれまで元気に過ごせている。

私の元々のマレーシアのイメージは南国で飲み物は炭酸や甘いコーヒーだったのだけど、街中には漢方薬を売る薬局もあり中華的な文化も根付いている。

9月9日は菊の節句。重陽の節句(ちょうようのせっく)とも呼ばれる縁起の良い日だ。

調べていると菊の節句は中国伝来、縁起の良い陽数が連な

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マレーシアの串もの「Satay(サテー)」を食べよう:2021年9月4日(くしの日)

マレーシアの串もの「Satay(サテー)」を食べよう:2021年9月4日(くしの日)

昨日は学生時代から長く過ごした福岡のことを書いたのだけど、福岡といえば「焼き鳥」も有名だ。

東京に転勤になったときに焼き鳥屋で「豚バラ」串がない!と騒いだら、会社の同僚からは「それ焼き鳥じゃないじゃん!」と笑われてカルチャーショックを受けた。

福岡で焼き鳥といえば、鶏モモやレバー、砂ズリなどと一緒に「豚バラ」は必ず注文していた。豚バラの脂身とお通しで出される生キャベツを一緒に食べる。豚バラから

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ゆるすぎた大人の部活・ロト部の思い出:2021年9月2日(宝くじの日)

ゆるすぎた大人の部活・ロト部の思い出:2021年9月2日(宝くじの日)

コールセンターで働いていた20代の頃、初めて会社の部活に入部した。

部活名は「ロト部」。

ロト部の活動内容はシンプルだ。
毎週月曜日のロト6抽選の日、その日に一番ついている(運がいい、良いことがあった)ロト部員、もしくは営業系のコールセンター内で売り上げがトップのロト部員のいずれかが、1人200円を集金して会社の宝くじ売り場にロト6を買いに行く。

もちろん「ロト部」は会社公認の部活ではない。

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