マガジンのカバー画像

海の生きもの

11
まりか博士は海に憧れる。
運営しているクリエイター

#つくるのはたのしい

海の生き物|オニイトマキエイ

海の生き物|オニイトマキエイ

海には大きな生き物がいっぱいいますよね。
限りない海の広さ、深さを物語るようです。
今回は大きな海洋生物代表、オニイトマキエイさんをご紹介します。

◆オニイトマキエイ

トビエイ目トビエイ科。
世界最大のエイ。成魚の横幅は3m-6m程度。重さは3tにもなります...!
以前は一回り小さいナンヨウマンタと同種とされていましたが、現在は別種と確認されました。
世界の熱帯・亜熱帯海域の表層域を単独で回

もっとみる
海の生き物|ジンベエザメ

海の生き物|ジンベエザメ

水族館ではじめてジンベエザメを見たとき、大きな命が悠々と泳ぐ姿に圧倒されました。

いくつもの大きな命が暮らす世界。

広くて、探ることのできない底深さを持つ海は、地球の中にある宇宙なんだと思います。

今日はジンベエザメをご紹介します。

◆ジンベエザメ (甚兵衛鮫・甚平鮫)

圧倒的な大きさでも、美しい模様でも個性を放つジンベエザメ。成長すると10-12mにもなる最大の魚類です。

背中はブル

もっとみる
海の生き物|タツノオトシゴ

海の生き物|タツノオトシゴ

想像できない姿形の生物を知るたびに、

あぁ、海の中は地上とはまるで別世界なんだなと思い知らされます。

同じ地球の違う場所。その深さは、地球の中にある宇宙のようです。

今日は変な形のお魚、タツノオトシゴをご紹介します。

◆タツノオトシゴ

タツノオトシゴ属 に属する魚類の総称。

主に熱帯〜温帯の浅い海に生息しています。サンゴ礁や藻類に隠れがち。ほかの魚に比べると、泳ぐのがすごく遅い。でも藻

もっとみる
海の生き物|シュモクザメ編

海の生き物|シュモクザメ編

海の中にはどうしてそうなったな生き物がたくさんいる。

いくらエサ探しやすいからってそうなる?!な頭をお持ちのシュモクザメさんをご紹介します。

◆シュモクザメ

魚類。メジロザメ目シュモクザメ科のサメの総称。20〜30年ほど生きる。成長したサイズは4〜6m。

英名は頭をハンマーに見立てて Hammerhead Shark シンプルに "ハンマーヘッド" とも呼ばれています。

せり出た頭の両端

もっとみる
海の生き物|モンガラカワハギ編

海の生き物|モンガラカワハギ編

自然を超えられないのは、全ての着想の原点が自然だからかなぁ。

ものづくりをしていると、そんな気持ちになります。自然の生み出す造形は真似できないものばかり。

生き物の模様には計算のない美しさがあって、それぞれが唯一無二。それは命が量産品ではないことを物語っているようです。

今日はモンガラカワハギを紹介します。

◆モンガラカワハギ

フグ目モンガラカワハギ科

30cmほどの水玉模様が特徴的な

もっとみる
海の生き物|メガマウス編

海の生き物|メガマウス編

東京湾の沖合にメガマウスが現れた!!

"サメ"というワードからは想像しづらいフォルムのメガマウスくんをご紹介します。

◆メガマウスザメ

ネズミザメ目メガマウスザメ科。

まだ謎が多い。

頭部が丸っこくて、口が大きい。怖いような可愛いような、、、こわいい!現代のサメとは一風違う、原始的な姿を残したサメです。

主な食べ物はプランクトン。大きな口でプランクトンを取り込んで、濾すようです。

もっとみる
海の生き物|カブトガニ編

海の生き物|カブトガニ編

海には底があるはずなのに、宇宙のように深く感じるのはなんでだろう。

海の生き物を見ていると、そんな気持ちになります。途方も無い年月を生きてきた彼らが、私たちには計り知れない時間を纏っているからでしょうか。

今日は生きる化石として有名なカブトガニくんを紹介します。

◆カブトガニ

鋏角類 (節足動物の分類の一つ)
クモ・サソリ・ダニなども属しています。名前はカニだけど、一番近いのはクモのようで

もっとみる
海の生き物|ナポレオンフィッシュ編

海の生き物|ナポレオンフィッシュ編

海の生き物って本当に神秘的です。動物に対する「かわいい」とか、そういうのを超えた言葉にできない美しさがあるというか、なんだか何億年も前から地球を知っているような尊いものに感じるのは、海が全ての命の源だからなのでしょうか。

さてさて、そんな地球暮らしの先輩たちから、ナポレオンフィッシュをご紹介します。

◆メガネモチノウオ (ナポレオンフィッシュ)

熱帯海域に暮らす大きな海水魚。 (沖縄の海にも

もっとみる