海の生き物｜ナポレオンフィッシュ編

海の生き物って本当に神秘的です。動物に対する「かわいい」とか、そういうのを超えた言葉にできない美しさがあるというか、なんだか何億年も前から地球を知っているような尊いものに感じるのは、海が全ての命の源だからなのでしょうか。

さてさて、そんな地球暮らしの先輩たちから、ナポレオンフィッシュをご紹介します。

◆メガネモチノウオ (ナポレオンフィッシュ)

熱帯海域に暮らす大きな海水魚。 (沖縄の海にもいるヨ)

出っぱったおでこがナポレオンの帽子に似ていることから、ナポレオンフィッシュと呼ばれる。(似てるかな？)

成長すると1m〜2mにもなるよ！

特にオスはエメラルドグリーンが青みがかったような、本当に独特で綺麗な色の柄になるけれど、そんな彼らもかつてはみんなメス。メガネモチノウオは全員メスに生まれて、性転換するんです。

群れの中で一番大きなメスがオスになって、群れを守りながら繁殖。そして彼がいなくなると、その次に大きなメスがオスになる、という繰り返し。いつも群れの中でオスは一匹だけ。卵を産んだメス(お母さん)が、オス(お父さん)になるケースもあるよ。

博士の独りごと... 水族館へ行くといつもその顔つきに見入ってしまいます。最長老さま〜と呼び掛けたくなるような達観した顔つきは、まさにこの地球のパイセン！水族館によくいるので、ぜひ顔をまじまじ見てみてくださいね！