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今日も今日とて

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平凡で、理不尽で、残酷で。だけど、本当はやさしい。そんな世界のお話。
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#コラム

my beautiful world

my beautiful world

「物語」のような世界を生きたい。

それは幼い頃に思い描いていた世界のように、空想いっぱいのファンタジーの世界ではなくて、私はただ「美しい」世界を生きていたい。生きていたいというより、世界を美しく、できる人でありたい。

***

なんてことない日常を、当たり前の日々を
美しい世界へと
変えてしまうことのできる人でありたい。

混濁として、
嫉妬や絶望で溢れるこの世界を
美しいと、感じられる人であ

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「誰かのため」に生きることは不幸と幸せ

「誰かのため」に生きることは不幸と幸せ

「理想の自分」「なりたい自分」について最近、よく考える。

昔から「どんな人になりたい」とか「憧れの人」だとか、そういうのが苦手だった。できるだけ早く子供を産んで、お金持ちと結婚して・・・そんな風にキラキラした目で楽しそうに夢を語る同級生たちを、私はいつも不思議な目で見ていた。将来のことなんて、正直あまり真剣に考えていなかったし、ただ親が喜ぶからって理由で、有名大学を目指したりしてた。なりたい職業

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「ゴミ袋いっぱいの愛」

「ゴミ袋いっぱいの愛」

時々、ふと無性に全てを捨ててしまいたくなる。

出会ったあの日に「使うかもしれないから」そう言って、大切に溜め込んだ愛しいガラクタたち。数ヵ月に1度、私はそれを躊躇なくゴミ袋へ放り込んでいく。

「血も涙もない奴だ」

幼い頃、初めてその台詞を言われた場面が頭をよぎる。そのとき一体、何をしていたのか。どういう経緯でそう言われたのか。詳しいことはもう思い出せない。けど未だにこうして思い出すほど、引き

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「特技:不幸探し」

「特技:不幸探し」

これといって悪いことなんて、なかったはずなのに。家へと向かう私の足は、こんなにも重い。

何か忘れた仕事はなかったっけ。
ああ、あのときはもっと、
こうすればよかったな。
すれ違う陽気な大人たちからはお酒の匂い。
頼むから、もう少し静かに。
ああもう。
歩道いっぱいに広がらないでくれ。

空いていたはずのお腹は
なんだかもやもやでいっぱいで。
そういえば。洗えなかった食器が
シンクに残ったままだ。

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「どんな私でありたい?」

「どんな私でありたい?」

そう問いかけられる度、私の思考は止まっていた。

数年前、自己啓発が流行り始める少し前のことだ。私は自分探しに必死だった。そんなとき、信じるべき”何か”を見つけ、それを信じて疑わない眼をした人たちから、何度もそんな問いを投げかけられていた。「理想のあなたは?」「なんでも手に入るとしたら何が欲しい?」そんななんてことない問いがいつも私を追い詰めていた。

物欲がないわけではない。したいことがないわけ

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