マガジンのカバー画像

50代の娯楽と学び

28
読んだ本や観た映画の感想などを書き溜めています。 また、学習継続中の英語・英会話の話も。
運営しているクリエイター

記事一覧

読書月間は続く

読書月間は続く

先月は恋愛小説を読みまくって、結局他のジャンルも含めて7冊読んだことになる。

前回から引き続き読んだのが、

ワンダフル・ワールド/ 村山由佳

こちらは短編集だった。

そして、今月も引き続き、読書は続く。
もうすっかり寝る前の習慣&楽しみに定着したので、本が無いと眠れないかも。
それで、図書館通いと同時に、購入も始めた。

今月もすでに、2冊読了。

たそがれどきに見つけたもの/ 朝倉かすみ

もっとみる
『清く貧しく美しく』石田衣良著 感想

『清く貧しく美しく』石田衣良著 感想

今月読んだ七冊目の本。
またまた、石田衣良さんの小説。
こちらも恋愛小説に分類されるのだろうが、別のテーマも気になり、なんとなく手に取ってみた。

恋愛の部分では、主人公たちはまだ30歳手前ということで、54歳の自分にとっては、初々しさがただただ眩しかった。
だから、”共感”や”胸キュン”は皆無であったのは仕方がない。

一方、この本のもう一つのテーマである〈働き方〉については、身につまされるもの

もっとみる
大人の恋愛小説5冊を一気読みした〈ネタバレ無し〉

大人の恋愛小説5冊を一気読みした〈ネタバレ無し〉

3月は自分にとって〈読書集中月間〉だ。
現時点で6冊読破し、うち5冊は恋愛小説。

恋愛小説を選んだのは、今自分自身が書いているので、表現方法やストーリーの展開などを参考にしたくて。
恋愛ものを読むのは随分久しぶりだったので、それぞれのストーリーの展開に、自分の心が揺さぶられることがとても新鮮だった。

何を読むかは、単純にネットで「40代以上向けの大人の恋愛小説」で検索してヒットしたものから選ん

もっとみる
『劇場版ハイキュー!!』を観て、今さら蘇る感謝〈ネタバレあり〉

『劇場版ハイキュー!!』を観て、今さら蘇る感謝〈ネタバレあり〉

今年はずっと観たかったアニメをできるだけたくさん視聴したいと思っていて、まずは正月休みに『ハイキュー!!』を観終えた。そしてちょうど良いタイミングで劇場版が公開されたので、今週娘と観に行ってきた。

『スラムダンク』と同様に、スポーツに打ち込む高校生のひた向きさと、それを通じて敵も味方もなく繋がる共感と友情の物語に、胸が熱くなった。

自分が一番好きなシーンは、試合の後、研磨が黒尾に、「僕にバレー

もっとみる
『エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道』平山瑞穂著

『エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道』平山瑞穂著

前の記事にも書いた通り、今は小説を書くことに興味を持っているので、やはりこの本がセンサーに引っかかった。
ある小説家のユーチューバーさんがおススメしていたこともあり、手に取ってみた。

面白かった!
この本の内容の、自分なりのキーワードは、3つ。

創作者の孤独



共感

創作自体が孤独な作業であることはわかるが、そうやって精魂を注ぎ作り上げた作品を、編集者、もしくは読書に受け入れられなかっ

もっとみる
彼らがうちにも来た

彼らがうちにも来た

うちにも来ましたよ~!
自分はXをしていないけれど、昨日は随分と賑わっていたことでしょう。
『The First Slam Dunk』のDVD&ブルーレイの発売日でした。

映画は3回観たけど、やっぱり待ち遠しかった。
ちょうど1年前に観に行ってハマり、二次創作までするようになってしまったという、50代からの人生第二幕に早速彩りを与えてくれた作品でもあるので。

夜に観るのが楽しみ過ぎて、仕事中も

もっとみる
字が綺麗になりたい

字が綺麗になりたい

このままデジタル化が進むと、手書きする機会がどんどん減り、漢字なんて書けなくていい、なんて極論も耳にする。

自分としては(少なくとも自分が生きている間は)、それは無いだろうと思っている。

『字は人となりを表す』と言われるが、根拠はあるのかな?
昔、職場に嫌いな同僚がいた。仕事をなかなか覚えず、ミスが多いくせに、すごく偉そうな口調で「自分のせいじゃない」みたいなことを言ってくる。
接客業だったの

もっとみる
自分のポジショニングについて考える

自分のポジショニングについて考える

人一人ができることは限られている。
人生は短いので できないことを1から学び 訓練するよりも、 できることにフォーカスして伸ばした方がいい。特に、もう人生後半に突入している自分はなおさらだ。

今はインターネットなどから溢れるほどの情報大量に入ることで、そのわずかな自分の〈好き〉〈 得意〉が 埋もれてしまい、結果、”自分探し難民”になってしまいがちだ。

「~する簡単な方法」やら「 誰でもできる

もっとみる
10年後どうなっていたい?

10年後どうなっていたい?

10年後は63歳。

一言で言うと、「っぽくない人」であれば良いな~と思う。

63歳と言えば、ひと昔前なら、完全に「高齢期」「引退期」などと分類されていた。

年を取ると体力や容姿が衰える。病気にもかかりやすくなるだろう。

今でもすでにそうだが、同年代で集まると、そういった愚痴や悩みが話題の多くを占めるようになってきた。

だからこそ、自分が60代になった時は、そういったネガティブなイメージを

もっとみる
50代に感じる幸せ

50代に感じる幸せ

「最近、幸せだな~と感じたことは?」

所属しているスピーチクラブで、即興スピーチのお題として自分に向けられた質問。

「幸せ」の感じ方が、年を取って変わってきた。

昔は、「彼氏とデートした」とか、「友達と海外旅行に行った」「パーティーをした」とか、、、
つまり、人と何かをしたり、ワイワイするのが好きで、それが実現した時に喜びや幸せを感じる傾向があった。

そんな性質なので、ここ数年はコロナの影

もっとみる
おススメ本『1分で伝える力 / 中谷彰宏 著』

おススメ本『1分で伝える力 / 中谷彰宏 著』

このような「伝え方」の指南書は、書店のビジネスコーナーでは見ない時はない、というくらい、多くのビジネスパーソンに読まれているようだ。

ビジネスパーソンではない自分がこの本を読もうと思ったきっかけは、日ごろの自分の話し方が大嫌いだったから。

仕事では、塾で生徒に説明する時、プライベートでは友人やサークル活動の仲間と話をするときでさえ、うまく伝わっていない気がして、さらに説明を加え、結果ダラダラ話

もっとみる
世界を知りすぎると、夢はしぼむ…

世界を知りすぎると、夢はしぼむ…

「よっしゃ!これ、我ながらうまくできてる。可愛いやん(ニヤニヤ…)」

フェルトでのハンドメイドに目覚めて、作品を次々作る。
そしてそれは自己満足で終わっていたら良かった・・・。いや、いるべきだった。

同じような作品をネットでぽちっと検索してしまった・・・
自分のと同じ素材から作られたとは到底思えない、目を見張るような美しい作品の画像の数々に圧倒される。

「プ、プロですか??」

さらにぽちっ

もっとみる
50代女子でもまだ「スポ根」にハマれる!

50代女子でもまだ「スポ根」にハマれる!

今、話題の映画『THE FIRST SLAM DUNK』。

自分の周りでも高評価をする人が多く、勤務先の塾では、中1の女子生徒にまで勧められた。

しかし、自分は『スラムダンク』の原作も読んでいないし、アニメも観ていない。
映画を観るなら、やはり先に原作の内容は知っておくべきなのだろう。
アマプラで観ることはできる。
ただ、2つの点で、観るかどうかためらっていた。

1つは、圧倒的に、”男子向け

もっとみる
『スラムダンク』の映画は”母親視点”で観た〈ネタばれあり〉

『スラムダンク』の映画は”母親視点”で観た〈ネタばれあり〉

昨年末に公開され、話題沸騰中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』が気になってはいたものの、そもそも原作を知らないので、まずは、ということで、アニメを観始めたことは以前書いた。

100話もあったので、結構時間がかかったが、面白いので一気に観終えた。
本当は原作マンガではストーリーは続いているらしく、そちらも読みたかったけど、購入するほどではなかったし、とにかく早く映画を観たかったので、

もっとみる