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50歳からも楽しく生きるための〈わたしの〉挑戦。 54歳、大阪出身・大阪育ち。 昨年か…

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50歳からも楽しく生きるための〈わたしの〉挑戦。 54歳、大阪出身・大阪育ち。 昨年からエンタメ小説執筆に挑戦しています。 投稿先はこちら↓ 〈40代と20代の逆年の差恋愛ストーリー〉 https://www.berrys-cafe.jp/pc/book/n1714260/

マガジン

  • 50代の娯楽と学び

    読んだ本や観た映画の感想などを書き溜めています。 また、学習継続中の英語・英会話の話も。

  • 50代からの趣味

    人生後半に始めた趣味の話。

  • 50代からの体と健康

    更年期を迎え、変化していく身体を受け止めながら、健康寿命を延ばすためにできることを思案中。

  • 50代からの人間関係

    人との関わりについて考える

  • 英語でエッセイ

    英語でエッセイを書く練習スペース。 もちろん、完璧でも理想的でもない英語力ですので、ご了承下さい。Small talkのネタ用にも。

最近の記事

情緒不安定で、トラウマ級アニメを観る

最近の自分は、どうも「情緒を揺さぶられたい」衝動に駆られるているようだ。 そもそもの始まりは、自分が趣味で恋愛小説を書くことに目覚め、その参考にと、プロ作家の恋愛小説を読み漁るようになったことだと思う。 自分の書くストーリーは、胸キュン&ほのぼの&ハッピーエンドを目指しているけど、プロの作品はそんなものだけでは終わらない。 社会に潜む深刻な問題への問いかけや、人間の本質の探究、複雑な感情の描写が緻密に組み込まれていて、暗澹とした読後感を引きずることになることもある。 そ

    • 読書月間は続く

      先月は恋愛小説を読みまくって、結局他のジャンルも含めて7冊読んだことになる。 前回から引き続き読んだのが、 ワンダフル・ワールド/ 村山由佳 こちらは短編集だった。 そして、今月も引き続き、読書は続く。 もうすっかり寝る前の習慣&楽しみに定着したので、本が無いと眠れないかも。 それで、図書館通いと同時に、購入も始めた。 今月もすでに、2冊読了。 たそがれどきに見つけたもの/ 朝倉かすみ 娼年/ 石田衣良 前者は、自分のような50代前後の男女の主人公が登場する短

      • 一人娘の巣立ちで、本当の新生活が始まる

        一人娘がこの春大学を卒業し、いよいよ就職のため、大阪の家を巣立っていった。 彼女が成人した時、すでに「子育て終了宣言」をしていたが、その後も一緒に暮らしているわけで、生活は何一つ変わらなかったので、正直、実感はなかった。 娘と自分は親子でありながら、性格が正反対であった。 娘は極度の内向型で、友人も少なく学生時代からほとんど学校以外家に籠っていた。自分から積極的に働きかけるということができず、そんな彼女を見て、イライラしていたものだ。 「もし同じクラスにいたら、絶対友達に

        • 『清く貧しく美しく』石田衣良著 感想

          今月読んだ七冊目の本。 またまた、石田衣良さんの小説。 こちらも恋愛小説に分類されるのだろうが、別のテーマも気になり、なんとなく手に取ってみた。 恋愛の部分では、主人公たちはまだ30歳手前ということで、54歳の自分にとっては、初々しさがただただ眩しかった。 だから、”共感”や”胸キュン”は皆無であったのは仕方がない。 一方、この本のもう一つのテーマである〈働き方〉については、身につまされるものがあった。 大きな組織で働くことに不向きな性格であるところが、この二人の共通点で

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        • 50代の娯楽と学び
          28本
        • 50代からの趣味
          14本
        • 50代からの体と健康
          3本
        • 50代からの人間関係
          7本
        • 英語でエッセイ
          2本
        • ITスキルアップの記録
          5本

        記事

          大人の恋愛小説5冊を一気読みした〈ネタバレ無し〉

          3月は自分にとって〈読書集中月間〉だ。 現時点で6冊読破し、うち5冊は恋愛小説。 恋愛小説を選んだのは、今自分自身が書いているので、表現方法やストーリーの展開などを参考にしたくて。 恋愛ものを読むのは随分久しぶりだったので、それぞれのストーリーの展開に、自分の心が揺さぶられることがとても新鮮だった。 何を読むかは、単純にネットで「40代以上向けの大人の恋愛小説」で検索してヒットしたものから選んだ。 そう、「40代以上」が重要だった。それ以下はおそらく共感することが困難な気

          大人の恋愛小説5冊を一気読みした〈ネタバレ無し〉

          『劇場版ハイキュー!!』を観て、今さら蘇る感謝〈ネタバレあり〉

          今年はずっと観たかったアニメをできるだけたくさん視聴したいと思っていて、まずは正月休みに『ハイキュー!!』を観終えた。そしてちょうど良いタイミングで劇場版が公開されたので、今週娘と観に行ってきた。 『スラムダンク』と同様に、スポーツに打ち込む高校生のひた向きさと、それを通じて敵も味方もなく繋がる共感と友情の物語に、胸が熱くなった。 自分が一番好きなシーンは、試合の後、研磨が黒尾に、「僕にバレーを教えてくれてありがとう」というセリフ。 あまりゲーム以外に興味を示さない研磨

          『劇場版ハイキュー!!』を観て、今さら蘇る感謝〈ネタバレあり〉

          『エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道』平山瑞穂著

          前の記事にも書いた通り、今は小説を書くことに興味を持っているので、やはりこの本がセンサーに引っかかった。 ある小説家のユーチューバーさんがおススメしていたこともあり、手に取ってみた。 面白かった! この本の内容の、自分なりのキーワードは、3つ。 創作者の孤独 運 共感 創作自体が孤独な作業であることはわかるが、そうやって精魂を注ぎ作り上げた作品を、編集者、もしくは読書に受け入れられなかった時の孤独感は想像するに余りある。編集者にダメ出しをくらった場合は書き直すことに

          『エンタメ小説家の失敗学~「売れなければ終わり」の修羅の道』平山瑞穂著

          50代で小説を書くことに挑戦中

          あれこれ興味が移り替わる自分だが、昨年はイラストともう一つ、小説を書くことに目覚め(?)、6月から書き始めた。 いわゆる、〈なろう系〉といわれる、異世界転生もののようなジャンルには興味が持てず、一つ目は恋愛小説、二つ目は青春もの、そして3つ目は先日、二次創作のBL短編を書き終えたところ。 初めはnoteの別アカウントに連載投稿していたが、やはり小説投稿サイトに挑戦したく、数ある中から、とりあえず恋愛ものが多い、ベリーズカフェさんに一作目をまとめて投稿した。 自分の体験を生

          50代で小説を書くことに挑戦中

          彼らがうちにも来た

          うちにも来ましたよ~! 自分はXをしていないけれど、昨日は随分と賑わっていたことでしょう。 『The First Slam Dunk』のDVD&ブルーレイの発売日でした。 映画は3回観たけど、やっぱり待ち遠しかった。 ちょうど1年前に観に行ってハマり、二次創作までするようになってしまったという、50代からの人生第二幕に早速彩りを与えてくれた作品でもあるので。 夜に観るのが楽しみ過ぎて、仕事中もなんだかそわそわしてしまった。 この1年、その二次創作のイラストを描くにあたっ

          彼らがうちにも来た

          年下元カレとの旅行の結末

          昨年の秋、元カレと、ゴルフ旅行に行ってきた話。 9年遠距離恋愛を続け、1年前に別れた16歳下のその彼は、ゴルフが趣味である。 一方、自分はゴルフはしない。 まだ付き合っていた5年ほど前、共通の趣味を持ちたくて、健気にも一度挑戦したことはある。 数回打ちっぱなしで練習しただけでコースデビューもした。 当然スコアは散々たる結果で、その後二度とクラブを握ることはなかった。 ちなみに、この1回のために彼は、クラブ、シューズ、ウェアを買い揃えてくれた。 遠距離に疲れ、自分から1年

          年下元カレとの旅行の結末

          字が綺麗になりたい

          このままデジタル化が進むと、手書きする機会がどんどん減り、漢字なんて書けなくていい、なんて極論も耳にする。 自分としては(少なくとも自分が生きている間は)、それは無いだろうと思っている。 『字は人となりを表す』と言われるが、根拠はあるのかな? 昔、職場に嫌いな同僚がいた。仕事をなかなか覚えず、ミスが多いくせに、すごく偉そうな口調で「自分のせいじゃない」みたいなことを言ってくる。 接客業だったので、客を怒らせるだけ怒らせて、あとはこっちに丸投げ、とか。 毎日ムカムカしていた

          字が綺麗になりたい

          『劇場版SPY×FAMILY CODE:White』観てきた〈ネタバレあり〉

          やっと観に行くことができた。 自分はコミックも最新話まで読んでいるが、一緒に行った娘はシーズン1の途中、ボンドが登場する前までしか観ていない状態だったので、不安がっていたが、問題なかった。 最低限、ボンドの能力だけ事前に説明しておいたので。 さて、感想だが、「面白かった!スクリーンで観てよかった!」である。 笑いあり、アクションありで二時間ほど観客を楽しませ、完結させるエンターテインメント。なので、ストーリー展開の多少の強引さには目を瞑る。そっちは原作で十分楽しんでい

          『劇場版SPY×FAMILY CODE:White』観てきた〈ネタバレあり〉

          今年は人気アニメを堪能したい!

          去年の始めに映画『The First Slam Dunk』を観に行って、見事ハマったことは以前書いた。 映画の予習として、アニメを全編観たわけだが、スポーツマンガ(アニメ)の面白さにドはまりして、その後、『黒子のバスケ』を観た。 これもなかなか面白かったが、同じバスケマンガとして、スラダンと比べてしまい、ちょっと落ちる(あくまで個人の感想)。 その後は、韓国ドラマと、『呪術廻戦』と、スポーツものはお休みしていたが、今年一発目は、『ハイキュー!!』だ。 正月休み中に全部観

          今年は人気アニメを堪能したい!

          2024年も目標は無し

          2024年が始まった。 特に新年の目標や抱負と言うものは昨年から持たないようにしている。 これまで律儀にそう言うものを立て、ノートに書いたりカードにして持ち歩いたりしたものだが、一度も達成したためしがないからだ。 5年くらい前から日記をつけていて、1月の真新しいノートに書き記していた〈今年の目標〉を読み直すと空しくなるばかりである。 と、同時に、その時点では全く思いもしなかったことに、年末には没頭していたり、何らかの達成をしていることもある。 なので、去年からは、 目の

          2024年も目標は無し

          「ひと口飲む?」

          50歳を超えた頃から、急に酒に弱くなった。 もともとそれほど強くはなかったが、付き合いの飲み会では適度に飲むし、自宅でもビールや缶チューハイを、好きなつまみと週末に楽しんでいた。 最近は少しの量でも翌日に頭が痛くなることが多くなったので、もうやめてもいいかな、とスーパーに行っても、お酒コーナーには立ち寄らなくなったところだったのだが…。 自分が50歳になると、一人娘が20歳になった。 彼女が初めて選んだお酒は、私がよく飲んでいた、女性向きの甘い缶チューハイだった。 バイ

          「ひと口飲む?」

          八十四歳の母が蘇った話

          84歳の母が、白内障の手術を受けた。 1週間の入院を経て帰宅すると、劇的に上がった視力に感動しきりで、 「家が広い!」 「白が白い!」 などと興奮している。 テレビ画面を観て、「こんなに綺麗やったん!?」と、 とにかく、「全てが〈カラフル〉」で、「生まれ変わったようだ」と。 翌朝、顔を合わすなり、「(私の名前)、あのな」と、真顔で話しかけてきた。何事かと、洗面所に行く足を止めた。 「○○○○子のシワすごいねん!」 「は?」 「夕べ、テレビ観てて、あの人が笑

          八十四歳の母が蘇った話