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断想集『東京活断想』

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#エッセイ

断想:春と一体化してみたい、ヒステリー、人名

断想:春と一体化してみたい、ヒステリー、人名

冬ってネガティブの隠喩として使われますよね。春が来るっていうポジティブな意味合いの対として。

でも実際の春って、そんなにハッピーかね。

わたくしあんまり春にいい思い出がなくてね。花粉症つらいとかそういうのじゃなくて、卒業式で寂しかったり、受験に失敗したり、環境が変わったりってとにかくもう大変じゃないですか。外的ストレスのオンパレードなの。

桜が舞い散るなかを手を広げて深呼吸して、春と一体化し

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断想:これ書いてるときものすごく脳味噌がリラックスしているし、楽しいんですよ。

断想:これ書いてるときものすごく脳味噌がリラックスしているし、楽しいんですよ。

わたくしの綴りたいものの最終形態はまだうまく日本語の体裁をなしていなくて、「ぎぎがあぐわるしゅ」というようなかろうじて擬態で表せる程度なのですが。

その擬態語に比較的近いなと思える表現はやはり昨日投稿した拙作のような、極めて原始的かつ情熱的で第三者の介入を許さないものなんですね。

これ書いてるときものすごく脳味噌がリラックスしているし、楽しいんですよ。

元々あまり集中力もないし論理的に深く考

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断想:童貞性と浴場(欲情)について ※閲覧

断想:童貞性と浴場(欲情)について ※閲覧

童貞性って言葉はいちおうあるらしくて、でも童貞+接尾辞という説明しか書いてないから別に解釈はじゆうにさせてもらうわね。

あるミステリ作品を読んでいたときに気づいたんですけど、そのやつ、めちゃくちゃ青臭いというかイカ臭いというか、もう伏線やトリックが頭に入ってこないくらいに童貞っぽさが漂っていて。

具体的にどんな風かといえば…

てな感じです。

日頃わたくしが言っている、年寄り言葉とかオンナ言

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断想:トラッシュトークからの敬語

断想:トラッシュトークからの敬語

家族や友人など、ごく親しくて会話ではまず敬語なんて使うことないのに、LINEなどのメッセージのなかで、連絡事項だけ敬語になるってことありませんかね?

たとえばこんな感じです。

しょうもない雑談は半ばトラッシュトーク気味なのに、待ち合わせやお金のやりとりなどでは急に敬語になっちゃうってやつ。

しかし不思議ですよね。別に申し合わせたわけでもないのに、親も、友人もこんな感じにスイッチ切り替わるんだ

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断想:スマホなかったからね江戸時代は。

断想:スマホなかったからね江戸時代は。

これを綴っているいま、ほどよく心地よい疲れがありまして。それが実にぜつみょうで。これ以上疲れていたらたぶんこうしてカタカタとタイピングなどできないし、ぎゃくにもうちょっと元気だと、ぐわんと入り込んで脳が空回りして寒めの文章を垂れ流すことになります。

とにかくいま心地よい。ここ一週間ほどメンタルに相当くる事柄があって、うえーんって泣きながらまいにちすごしていたんだけども、まぁ喉元すぎればなんとやら

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断想:「独得の空気感ですねユニークな世界観ですね」

断想:「独得の空気感ですねユニークな世界観ですね」

いつものようにnoteを徘徊していたらですね。とある方のショートショートがそのまんま、とある芸人のコントのネタと同じだと気づきましてね。

うん。たぶんパクってるわけじゃないと思うんですよ。

めちゃくちゃ飛躍した発想というわけじゃないから、たまたまそこが被ってしまったんだろうなってところなんですが、なんとも言えない気分になりまして。

指摘すべきか否か、いやもちろんしないほうがいいに決まってるん

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断想:年末とか長い休暇とか

断想:年末とか長い休暇とか

予めお断りしておきますがこの記事は途中でばつっと切れるかもしれません。

妙に時間を持て余しているんですよ。プロの文筆業でもなければ、プロの暇人でもないので、この年末年始の休暇をね。あぁそうです食い扶持の仕事のほうはすでに24日に納めました。

日常生活と並行しながら、やりたいことがいくつかあって、それはこのnoteの執筆もそう。でもね、ほんとは楽しいはずの、このnoteがもはや呪縛的な存在になり

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断想:五月雨

断想:五月雨

「さみだれ」と読みます。

調べてみれば、五月といっても旧暦のことを指すようで、実際は梅雨の季節、六月なのだとか。もう七月だけど。

五月雨をあつめて早し最上川

習いましたね学校で。習ったよ。いちおう。

ビジネスシーンで、「五月雨式(さみだれしき)」という言葉が自分の周りを飛び交っていて。「立て続けに」とか「矢継早に」とかいう意味合いで使われています。例えばメールをAさんBさんでやりとりしてい

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断想:もうちょっとあるし、ちょっと違う

断想:もうちょっとあるし、ちょっと違う

あると思うんです。

もっとほかのやつ。

聴覚は音楽が担う。視覚には美術が訴える。料理も味覚に訴える。

嗅覚はなんとなく弱いからさておき、触覚は最も本能的で、味覚と同等に私たちは嗜んでいる。誤解されてもいいけど、書くと必要以上に誤解されるからやめよう。

それで、シックスセンス。

ダイロッカンの芸術はあるんだと思ってます。まだ、多くのひとが予感レベルで、確信に至ってないだけ。

こんなことを

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断想:ランボー怒りのアンガ―マネジメント ~6つ数えて落ち着け!~

断想:ランボー怒りのアンガ―マネジメント ~6つ数えて落ち着け!~

タイトルを言いたかっただけなので、すでに満足してしまいました。すみません。

ランボーシリーズをしっかり観たことないのですが、「ランボー怒りの○○」というのはよく大喜利のお題にも使われているような。まぁやりやすいですわね。

僭越ながら自己解説しますと、いいかげんランボーも戦いに、そして怒ること自体に疲れたのでしょうね。

どこかでアンガ―マネジメントという言葉を知って、実践しているのだと思います

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断想:オフサイドトラップ

断想:オフサイドトラップ

サッカーにはオフサイドという反則がありまして。

球技のなかでは比較的に単純明快なルールのサッカーにおいて、恐らくこれが一番難しいのですが、まあ一言でいえば"待ち伏せ禁止"なわけです。

相手の守備陣(ディフェンスライン)よりもゴールに近い方で待って、パスを受けるのは禁止。仮にそのパスを受けてゴールしても無効、得点は認められません。

そのオフサイドルールを利用して、敢えて相手の攻撃をオフサイドに

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