【脳科学】”慣れ”とは何なのか?
というわけで本日もたわいもない雑談をしていこうと思うのですが、毎日僕ってこうやって最初に「ということで…」って挨拶するじゃないですか。
僕はパソコンでいつもnoteの記事を書いているのですが、なんか「たわえもない」のところで変換をすると毎回毎回「田和絵もない」っていうわけのわからない漢字に変換されるされるから「この漢字は何?」ってずっと思ってたんですよ。
それで今日ちょっと検索エンジンに「田和絵もない」って入れてみたら、一番上に
「たわいもないの意味」
みたいなサイトが出て来たんですよね。
そこで本日僕はようやく気がつきました。
「あ、”たわえもない”じゃなくて”たわいもない”やん。」って。
いやアホすぎて笑えましたよ。学生の時から国語っていう教科自体が嫌いだったのでもちろん漢字とか熟語とかの知識はないのですが、まさかひらがなまで間違うとは、世も終焉ですね(笑)
僕はこの世に誕生してから「たわえもない」と思い込んでいたんですね。
だから昨日の記事まで僕は「たわいのない話」でもなく「しょうもない話」でもない、ずっと訳のわからない「たわえもない話」をしていた訳です。
という自分でも恥ずかしさを通り越して面白かった事件がつい今起こったので今とても楽しい気分なので本日の本題に入っていこうと思いますが、今日は”慣れ”と”記憶”についてお話ししていこうと思います。
こんにちは、座右の銘は「思い込みで人は失敗する。」まひろです。
より速く慣れるには何が必要なのか?
さて本日は”慣れ”と”記憶”についてのお話をしていこうと思うのですが、まあ「いきなり何?」って話ですよね。
というのも”慣れ”を必要とする人って結構この世に多いんですよね。
例えば、自分が始めたばかりの仕事をする時って最初は大体の人は上手くできません。
そんないきなりその道10年の人に、仕事を始めて1日の人が生産性で上回るケースなんてほとんどありませんよね。
だから最初は沢山人から教わったり・自分で考えたり・失敗したりして人って仕事に”慣れ”るように頑張ると思うのですが、この”慣れ”ってどういう仕組みでできてるの?ってことを知っていると、自分が「何かを習得したい」「新しいことを始めたい」って思った時に結構便利だったりするんですよね。
まあその理由はおいおい説明していくのですが、じゃあそもそも「この”慣れ”って部分は体のどこが働きかけてるの?」ってことを考えると、脳なんですよね。
記憶には意識と無意識の記憶がある
そしてここから脳科学の話になってくるのでちょっとだけ情報の量が増えるのですが、まずこの「”慣れ”って何なの?」ってことを考えていくと、脳の記憶という働きにフォーカスできます。
おそらく普段から僕の記事を読んでくださっている方はご存知だと思うのですが、記憶はLTM(長期記憶)とSTM(短期記憶)に分けられて、そのうちLTMは顕在記憶と潜在記憶に分けられることがわけられることが何と無く分かりますよね。
おそらく多くの方はLTMとSTMについてはご存知だと思うのですが、この顕在記憶と潜在記憶についてご存知の方はほぼいらっしゃらないと思うのですが、簡単に説明するとこれは意識下での記憶かそうでないか、ということです。
顕在記憶が意識的に覚えているLTMのことで、潜在記憶が無意識に覚えているSTMのことです。
意識と無意識で覚えているのは何が違うの?ってことを説明すると、意識的に思い出せるかどうか・口で説明できるかどうかに関係して来ます。
例えば、潜在記憶には手続き記憶という記憶があるのですが、皆さん例えば何かスポーツでも音楽でも仕事でも、上手な人から何かを教えてもらう時に
先生「これはね。こうして、こうするんだよ!」
自分「え、これがこう?どういうことでしょうか?」
先生「だからこうやって!見て?こんな感じよ。考えるな、感じろ!」
自分「いやその”こう”が見ても考えても感じてもわからんから聞いとんやろが!それを言葉で教えんかい!」
ってなったことありませんか?
逆に自分が得意なスポーツとか音楽とか仕事のコツみたいなものを口で説明しにくくなったら、ちょっと難しくなったりしませんか?
これが無意識の潜在記憶で手続き記憶といわれるものなのですが、今回はその逆の意識的に覚えている顕在記憶のお話です。
そして顕在記憶にも2種類あって、意味記憶とエピソード記憶の2つがあります。
意味記憶
意味記憶とは
これは何でしょう?
と聞かれたら
「万年筆」って答えられる記憶のことです。
「細い棒状で片方の先端が尖っていてそこに黒いインクをつけて字を書くもの」を見たら人って「あ、万年筆やん」って答えられますよね。
このように「これはこれ」っていう記憶を意味記憶と言います。
エピソード記憶
エピソード記憶とは、自分が体験した経験や実体験(ストーリー)の記憶のことを言います。
例えば自分が行って来た旅行の話を人にする時って、最初空港に着いてから自分がどこに行って何を感じてどんな体験をしたかを順番に思い出しますよね。そして基本的にこのエピソード記憶は意味記憶で構成されています。
例えば「一匹の青い鳥が湖の上を飛んでいる」というエピソード記憶って「鳥」とか「青い」とか「湖」っていう意味記憶の要素で構成されている訳です。
それで人ってこのエピソード記憶を意味記憶に圧縮することができるのですが、それが”慣れ”に大きく関係してくるのです。
という感じで本日はここまでにして、明日はこの続きの話をしていこいうと思いますので興味がある方はぜひご覧ください。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が参加している募集
もらったら社会貢献のためにユニセフに募金します。 ※こいつは嘘をついています。募金せずに帰り道でコンビニに寄ってたばこ買うに違いありません。