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【心理学】報われる”努力”と報われない”努力”
いきなりですが、実は人の生まれつきの「能力」ってそんなに変わらないという事をご存知ですか?
というのも、アメリカの白人のある科学者達が近年まで白人が黒人を差別するために「白人の方が生まれつき優れている」という科学的なエビデンスを出そうと頑張っていたそうなのですが、それらしい根拠は出なかったんですよ。
白人と黒人の技術や収入の差があるので、学習レベルの違いとかはあったのですが、それが生まれつきかどうか、それに人種が関係するのかどうかという事を判断するのが難しかったんですよね。
それどころか「むしろ生まれつき人ってそんなに能力変わらないんじゃね?」って事も分かってきてるんですよね。
遺伝で頭の良さとかがもちろん決まる部分もあるのですが、そう言うのを考慮してもほとんど誤差レベルなんです。
こんにちは、嫌いな言葉は「馴れ合い・努力・偏り」まひろです。
ただもちろん、本当に生まれつきで頭が良くて、数学者が3ヶ月かけて解いた問題を、数分空を見上げながら考えただけで解けてしまうIQ300のジョン・フォン・ノイマンみたいな人や、耳が聞こえなくても現世まで残る数々の名曲を作ったベートーヴェンみたいな人もいますよ。
確かに凡人はいくら努力しても天才にはなれないし、勝つこともできません。これは事実です。
あの天才のニコラ・テスラがこんな言葉を残しているぐらいですから。
「天才とは、99%の努力を無駄にする、1%のひらめきのことである」
ただ、こういう凡人がいくら頑張って努力しても勝てない圧倒的な能力を持った天才、例えばIQ200以上の人は1000億人に1人と言われていますから、それこそほとんどノイマンやベートーヴェンみたいな天才って生まれないわけです。
そりゃ多少生まれつき能力がある人も沢山いますが、そういう人達は才能だけでは「努力」をする人には負けるわけですよね。
まあただ自然界を見るとこれは当たり前で、例えば街にいるカラスって大体同じ色で一匹だけ紫とかないじゃないですか。もちろん個体ごとに微妙に色も違うのかもしれないのですが、ほとんど見てわからないぐらいの誤差レベルですよね。
人それぞれの能力もそんなもんなんで、生まれつきではほととんど変わらないんですよ。
ただ、この世を見ると「成功者」と言われる人って割と沢山いますよね。それこそ、さっき話したような才能だけで勝てるようなIQが200を超えるのは理論上1000億人に1人という数からすれば、成功者って割とこの世に沢山いるわけです。
じゃあその人達の全員が凡人の「努力」を無に帰すような圧倒的な「才能」を持っているのかというと、ここまで僕がお話ししたデータをもとに考えると論理的に考えてそれはないんじゃないかなという事が、誰でもわかると思います。
だからこの社会で「成功者」になるために「努力」をする事ってめちゃくちゃ大切だと僕は思うんですよね。
あなたは成功者になりたいと思った時に、そこにいたるまでの「努力」を何のために、何を、どれぐらいやっていますか?
ちなみにまひろ(筆者)はこの「努力」をするのが嫌いです。(……えっ?)
だって面倒臭いじゃないですか(え、やばこいつ。)
例えば僕が
「あ、俺って”努力”をするのが嫌いなんや。」
って思った瞬間が多いのは学生時代に宿題をやらされていた頃です。(いやいや、そこは嘘でも努力好きって言っとけよ)
多分僕一人なら確実に宿題はやらなかったのですが、小学生の時はおじいちゃんとおばあちゃんとも一緒に住んでいて、特におばあちゃんが厳しくて宿題をやられなかったら結構ビンタされたんですよね。
だから小学生の頃はビンタされるのが嫌でおばあちゃんがいる時は宿題をやっていたのですが、それがまあ僕にとっては苦痛で苦痛で仕方がなかったんですよね。
例えばこれは皆さんも記憶にあると思うのですが、なんか「127+168=」みたいなクソしょうもない計算問題が筆算で書いてある問題集があって、その問題をわざわざノートに写して、わざわざ定規で傍線を引いて、わざわざ計算した痕跡を残さないといけない宿題がありましたよね。
当時小学生だった頃は
「なんで問題を写す必要があるねんめんどいねん、書き込んだらええやんけ。」
「いちいち定規取り出して線引くのめんどいねん、手書きやったら何か問題あるんかよ。」
「てかこんな問題いちいち筆算で解かんくても暗算でできるし、そもそも電卓があるんやからやっても意味ないやろ。」
みたいな事をぐちぐち言いながら、ビンタをされて宿題をやらされていた記憶があったりするのですが、未だに小学生の姪っ子が小学校の宿題をしているのとかを見ても、まだそんなことやらされてたりして「こんなつまらんことそういや俺もやらされてたな」とか思いながら見ています(笑)
それとか部屋で移動するのが面倒くさいので、ベットとか仕事をする所の周りに使うものを円形状にとりあえず広げています。
そうすれば、一歩も動かずに全てのものに手が届くし、楽なので。ちなみに部屋は汚いです(笑)
って言うぐらいとりあえず面倒臭いのが嫌いで、それは例外なく「努力」にも当てはまりますし、多くの人にもこれって当てはまると思うんですよ。今この記事を読んでくださっているあなたにも、おそらく。
努力をするのって素晴らしい事ですが、面倒臭いですよね。
ただ、成功者になるためにはとりあえず努力をしろ、みたいな綺麗事を今回みなさんにお話しするつもりは一切ありません。
ここであるお話をしておくと「努力は必ず報われる」という言葉がありますよね。
もちろん完全に無駄な努力なんてこの世にはないと思うし、努力をする事はとても素晴らしい事だと僕は思うのですが、あの言葉って間違えているんですよ。
だって例えばね
「サッカー選手になりたいから野球の練習を毎日努力しました!」
って人が、サッカー選手になれるのかと言われると、無理ですよね。
もちろんその努力は完全に無駄ではないですが、その努力が自分の目標を達成するために報われるかと言われれば、そんな事はないのです。
これから何が言えるのかというと、努力だけでは報われないという事なんですよ。
当たり前ですよね。
「これを達成するために、まずはこの練習を頑張るぞー!」
って頑張って努力を始めても、そもそもその努力の方向が間違えていたら結果は出ません。
そんなのは
「北海道に行きたい!」
って言いながら南の方向に全力で走っていくのと同じですから。
じゃあ何が大切なのかというと、努力と一緒に、その努力をより良いものにするための作戦を考えることなんですよ。
サッカー選手になるために、自分にはどんな努力をする必要があるのかを考える必要があるんです。
これが仕事になって例えば「経営の勉強を頑張る」って「努力」をしようとしたとしても、その努力を続けるためには何が必要なのかを考える必要があるのです。
大切なのは、自分にはどんな努力が必要なのか、その努力をどうやって成し遂げるのかという「作戦」もセットで考えるという事なんです。
努力の大切さについて語る人は多いのですが、それよか大切なのはこの「作戦を考える事」なんですよね。
だってさっきもお話ししましたが「努力」する事って面倒臭い事なんですよ。
それ自体は全然良い事だと思うのです。
なぜならこれは普段から自分の記事でよくお話ししますが、人は基本的に楽をしたい生き物だからです。人はこうやって楽になるように楽になるように生きてきたし、そうやって進化してきたし、人ってこういう生き物なんです。
僕も努力をするのは嫌いだし、人生で「努力」なんてしないほうが良いと思っているし「努力」をせずに結果を出すためにはどうすれば良いのかという「作戦」はめちゃくちゃ考えるし、それは楽しんですよね。
例えば学生時代は、学校の宿題をやらなくても成績が取れるにはどうすれば良いのかという「作戦」を考えた時に、思考力を上げることでした。
だから将棋をしたり、計算はなるべく頭の中で暗算で解いてみたり、脳の勉強をしたりしました。
その結果中学ではテスト勉強も宿題もしませんでしたが、常にテストの成績は10位以内に入っていて、僕はノー勉でおばあちゃんのビンタを回避する事に成功し続けました。
そしてその「勉強」や「宿題」を回避するための「努力」と「作戦」によって得た思考力って大人になった今でも結構役に立ったりしていると思うんですよね。
話し合いをしている時に
「これ利益の割合どれぐらいなの?」
「毎日何人入れば良いの?」
みたいな事を話すと聞に、いちいち電卓を取り出したり携帯を開いたりして計算するのって手間がかかるので、その時に知りたい数字だけパパッと暗算できると便利なんですよね。
だからこうやって「努力」を必要最低限最高効率にするにはどうすれば良いのかという作戦を考えると結構効率よく楽しく生きれるんですよね。
まあしかしここでみなさん疑問に思われたと思います。
「いやいや、努力が面倒だから作戦を立ててきたって言ってるけど、結局努力ってやっぱ必要なんやん。」
って。全くのその通りだと僕も思います。
ただ、この努力は全く苦痛じゃないんですよね。
自分の夢を達成するための努力って難しいのですが、作戦を1つ立てるだけで全く苦痛じゃなくなるのです。
ではそれはなぜか、どうやるのか。
ここからは実は心理学のお話になるのですが、こうやって努力をするのが苦痛じゃなくなる方法があったりするんですよね。その方法は過去に記事にしたことがあるのですが、成長マインドセット(しなやかマインドセット)と言われる考え方を身につけることです。
この成長マインドセットを身につけるとどういうことが起こるのかというと、努力をするのが楽しくなるって「もっと挑戦したい」「もっと試してみたい」って思うんですよね。
普段から、まひろの記事でよくお話しすることがあるのですが、成功者って結構自分が成功するまでにやってきた事を
「あれは辛かった、いや頑張ったな」
とか
「あれはきつかった、でも努力してきた」
みたいに自分の過去を棚に上げて自慢げに話しする人が多いと僕は思うんです。なんでかっていうと、人は自分は頑張ったって思いたいからです。
そして人は確かに自分の退屈さや、辛さを抑えて頑張ることができる理性や知性を持ち合わせています。
ただ、長い目で見た時にそれは続けられないんですよね。
自分がやっている仕事に、どこか「やりがい」や「楽しさ」や「面白さ」があるから、人は無意識に頑張り続けられている部分の方が大きいのではないか、と心理学を勉強してきた僕は考えています。(これはあくまでまひろの考えです。)
これに関してはきっちりとしたデータを僕が持っているわけではないのですが、嫌なこととか、つまらないこととか、退屈なことを頑張り続けると人はどうなるのかというと、長い目で見たら結局体が先に壊れるんですよね。
医療関係や脳科学者が著者の本を読んでいても、仕事を休まずに頑張りすぎた人は結局ガンになるだけだよっていう話をよく見るんですよ。
ままだから何が言いたいかっていうと、人間頑張ることはできても、長く頑張り続けることはできないと僕は思うんです。
だから大切なのは、努力を努力じゃなくす作戦を立てるという工程が必要であり、その方法が成長マインドセットであるということです。
このままお話しすると10000文字コースになるので明日の記事でお話ししていこうと思いますので、ぜひご覧ください。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。
もらったら社会貢献のためにユニセフに募金します。 ※こいつは嘘をついています。募金せずに帰り道でコンビニに寄ってたばこ買うに違いありません。