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未来を大切にする奴は幸せになれない

「未来と現実のどちらを取るのか。」という疑問を感じたことがありませんか?


例えば「学生時代に勉強をするのは将来のため」と言う大人がよくいますよね。


だから「良い大学に行けば良い企業に入れるからその分学生時代は遊ぶびたい気持ちをこらえて勉強を頑張るのが良い」と考えている大人は多いです。


それが自分の子供ともなるともっと強くそう思ってしまいます。


ですが、子供側からすると勉強なんか面白くないし、遊んでいる方が楽しい。だから勉強することが将来の投資につながると言うことはわからなくもない。という考えの中で葛藤します。



大人になってから「どうしても仕事を休みたい日があったとしても、その日は忙しくて将来の自分への評価に関わる。」となると、今を取るか将来の自分を取るか、その間で葛藤してしまします。



結局未来と今のどちらをとったら良いのかわからない、この社会で生きているとそう感じてしまいます。




心理学歴10年、まひろです。


僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。



全ての物事にはメリットとデメリットが存在しています。


未来をとったとしても今をとったとしても、どちらにもメリットとデメリットは存在します。


だから絶対にどちらかの方が良いと言うことは誰にも言えないのですが、僕個人の意見としては取るとしたら今の一択だろうなと考えています。


そう思ったきっかけが、あるビジネスマンの話を聞いた時でした。


「もう20年間自分で事業をやってきて、お金はそこそこあるし、収入も安定してきたし、女の人にもモテる。美味しいご飯もいろいろ食べたし旅行もいろんなところに行った。今だってこんなに良い車に乗っている。」


「でも今俺には幸せがない。家に帰って来れば暗い部屋が出迎えてくれるだけ、仕事に行く時に俺を見送ってくれるのも自分の部屋だけ。

俺は何をするために今まで働いてきたんだろうか、今俺は何をやっているんだろうか。」



仕事ができる人で成功する人は未来を取る人が多いです。未来の自分のために頑張れる人は少ないし、誰しもができることではないのですが、僕は未来を取り続けた人間が後々後悔をする場面をよく目にします。このとあるビジネスマンなどなど。



それはなぜかと言うと、未来を取る人間は幸せになることがないからです。


だってそうですよね。今は未来へ繋がっています。しかし未来は今には繋がっていません。


時間は遡れないから「未来」が「今」になることはないですが、時間は進んでいくので「今」はいつか「未来」になります。


だから確かに「今」は「未来」へ繋がっていますが、「未来」は「今」へ繋がっていないです。


「今」=「未来」ではなく、「今」→「未来」



何が言いたいのかと言うと、未来を取る人間は「今」を我慢して「未来」をとっていると錯覚してしまうかもしれませんが、その「未来」が訪れ「今」になったとしても、またそういう人は未来のためにって我慢を続けるでしょう?


例えば、宝くじで3億が当たったとします。今買いたいものややりたいことがあるけど、将来のためにこのお金は我慢して貯金しておこう。と「未来」大切にする人間がいるとしますよね。


けどそういう人に限って将来になってお金を使うべきタイミングになってもお金は使えない。なぜなら「未来を取る」ということはいつになっても「今の自分」よりも「自分の将来」ばかりを大切にしてしまうから。


でも時間は僕達が望んだとしても拒んだとしても、関係なく経過していきます。


だから「未来を取る人間」は「未来」になっても「未来」を取り続けるでしょう?だから幸せになれないんです。


もう一度言いますが


「未来」は「今」になることはありませんが「今」はいつか必ず「未来」になります



だから「今」我慢したものは未来になっても一生完璧に取り返すことはできない。逆に言えば「今」を我慢しない人は「未来」になっても我慢をすることはありません。


なぜなら「今」はいつか必ず「未来」になるから。



それこそ冒頭でも書きましたが、学生時代に勉強を頑張ることも大事にした方が良いこともあるのかもしれませんが、大人になってから学生時代に体験したことや学ぶことは学生を通り過ぎてしまったら一生体験することはできません。


今を大切にすると言うことは本人にとっては何なのでしょう。


本当に仕事を休みたい日に「未来」をとって仕事へ行く人も、例えばそれが子供の運動会や事業参観なら、子供が学生時代に学校でどう勉強したのかどうやって育っていって親にどんな姿を見せていたのかと言うことはもう見ることはできません。


そしてその「未来を取る」と言うマインドが親子の絆を薄くしていき、将来子供からも妻からも慕われない、愛を感じなく幸せがない人生に変えていくんです。


今を大切にすると言うことは本人にとって何なのでしょう。



もちろんそれで「未来を取る」といマインドで仕事がうまくいくこともあると思いますが。

ですが長い目で見た時、果たして本当にそれは仕事にとっても良いことなのでしょうか。


というここまでが理論。当たり前のことでこんなものは誰でも真剣に考えればいつかわかることだと思うのですが、ここからが僕の感性の話です。


「今」を取れる人は「未来」を取れる人。


僕はそう考えています。これも先ほど「今」は「未来」に繋がっているから、と言う理論を当てはめていけば一見当たり前のように見えるのですが、なんか感覚的にはしっくりこないですよね。


例えば学生時代に遊んだりゲームばかりして「今」を取っていた子供は将来を取れるのか。審議ですよね。


ですが、本当の成功者を見ているとよく感じるのですが(それこそ大企業の社長など)、幸せそうな人ばかりですよ。


本当に今の現実に満足をして、全ての人に感謝されている。愛してくれる人も愛する人もいて、自分の守るべき存在もいて幸せそうな人が多いです。


僕はその人達の成功のルーツはやはり「今を取れる人間」だからだと考えています。


だから「今」を取れる人間は「未来」も取れるというあやふやなのですが、感覚的に僕はわかる気がしています。

まだその理屈や理論を言語化できるほどの理解は僕にはないのですが、またいつか自分の中にそれが落とし込めたら記事にしようかなと思います。



そして先ほども話しましたが、仕事は頑張っているしお金もあるけど幸せがない。何のために今自分は働いているのかがわからない。


と感じる人いませんか?

今回の僕の記事の路線で行くと「未来を取り続けてきた人」です。


でも僕はそれが悪いことだとは一切思いません。

だって本当に自分なもの見失ってしまうぐらい、それぐらいあなたは仕事に対して真剣に向き合っていたと言うことなのですから、むしろ誇るべきです。


そこまで何かを頑張れる人なんて中々居やしませんよ。本当にもっと誇って自信を持って良いと思います。


でもだからこそ今一度、「今」と「未来」について考えてみると本当に自分が大切にしていたものは何なのかをもう一度考えてみませんか?


今まで「未来」を取ってきた分、これからはその分「今」を回収してきませんか。


その時に困ったことがあったら是非僕でよければその解決に使える根本となる考え方やルーツの記事を日頃発信していますので使ってください。


なかったらコメント欄でも是非気軽に話しかけてくださいね。



それでは、あなたの人生がより豊かになるようい僕は心の底から応援しています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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